
北海道民がなんで、わざわざ??? って聞かれれば
アースホッパーのせいです
という答えになります(笑)
低コストでスキーを楽しむために購入したアースホッパー(Standard(16回)早割で39,800円)というスキー場共通チケット
「地球をホッピングするように楽しむ定額パス」 が売主側のコンセプト。
1施設2回までしか使えない → あちこち行ってね! という共通パス。
北海道内では今期は対象施設が6ヶ所しかありません。
ピヤシリが加わったのはありがたい
代わりにメムロが事業停止、札幌国際がEHから抜け 結局マイナス、痛い
@2回×6ヶ所=12回・・・頑張っても道内だけでは4回分も余してしまいます。
16回余さず使うため、アースホッパー(以下「
EH」っていいます)の精神に則って、飛行機代、レンタカー代、宿泊代その他の経費をかけて本州へ繰り出してみようということに。
もともとはコスパで買ったわけですが、結果的にプライスレスなエクスペリエンスを求めたトリップに引っ張り出されるハメに。
まんまと
EHの
策略コンセプトに乗っかったわけです。
いや、べつに
EH売主は一円も儲からない、というかむしろ購入者が施設を実利用するほどスキー場への支出が増えるんでしょう。
旅の仕込みは意外と早くて、「まだ雪山に気が向いてない」とか言ってた11月下旬にタイムセールの航空券を調達、12月アタマにはレンタカーを押さえ、年末年始ごろからは宿の予約手配。
もっと言うと、
EHを道内で使い切れず残り勿体ないと思い始めた昨春の着想。
ただ昨シーズンは雪解けが早く北海道ですら3月でも厳しい状況で実現せず。
今季の
EHは道内がさらに1ヶ所減った時点で、早めから準備して本州
進出滲出を考えていました。
10日ほど前から荷造り開始
国内だから一回り小さいスーツケースで行けるかな?

なんて思ってたら、無洗濯プランなので海外スキーよりパンパン??
NZAは23kg制限でしたが今回は20kg縛り、軽量なハイブリッドブーツのおかげで、なんとか19kg台に。
今回の主目的は岩手県のスキー場なので、普通に考えれば花巻
適当な時間が無いので、じゃぁ三沢は?
それでも適当な時間帯の便が無く、1日有効に使えそうな時間帯に便のある秋田イン秋田アウトに。
県境がどれだけ険しいのか知らないけど・・・
スキー行くのになんで丘珠? って感じ
札幌市内にはプロペラ機メインの丘珠空港があります。東京でいえば調布、大阪なら八尾みたいな存在

風が強くて飛ぶのか心配。

チェックインカウンター全景 (笑)
スーツケースと板合わせると23kg、超過料金1320円

2階の左奥に出発待合室、右側に保安検査場と搭乗待合室ありますが、まぁこれがターミナルビル中心部

会議室みたいな出発待合室
だれかの講演でも聴きそうなスペース
前夜から丘珠も秋田も天候が微妙

朝になっても秋田が天候調査になってましたが、40分ほど前に運航決定、保安検査通過して待合室から見てました。
陸自と共用の飛行場

自衛隊や道警のヘリ、いちいち誘導路上をホバリング移動(すでにこの段階で飛んではいる)して、滑走路上で離着陸(といっても浮いたまま)という運用なんですね。
垂直離着陸がメリットの回転翼ぜんぜん活きない
動き違うんだから、かえってまどろっこしいし危ないような・・・
夏になればFDAのジェット機だって飛んでくるし、羽田のこともあったし・・・
個人的にはあまり乗りたくないJAL

プロペラ機ですョ(笑)
ATRなんて初めて乗ります
というか、固定翼のプロペラ機自体がずいぶんとご無沙汰
それこそ20年以上前にここ丘珠から何度かYS-11に乗った(笑)
後継機のATR42-600(48席)

就航してまだ3~4年、エアバスA380の技術が入ったグラスコックピットの新鋭機らしい。
離島路線では国内でもけっこう使われてる機種のようです。
垂直尾翼はJAL、胴体にはHAC、便名はJAL いったい誰に命を預けるのだろう?
責任の所在がわかりにくい仕組み、良くないですね。

小さい飛行機なんで、当然歩いて搭乗。

なんかいいわぁ、この感じ、非日常感あってテンションあがります
久しぶりではあるけれど、小さめの飛行機にはわりと免疫があって、この1/3ぐらい、機内で直立歩行できない小さな飛行機にもよく乗っていた時期があります。
YS-11って飛行機にしてはのんびり加速してふわーって飛んでいくイメージでしたが、ATR42が走り出すと加速の鋭さにびっくり
B737以上かも、と思いました。
飛び上がってもびっくり、真っ白な札幌の市街地のなんとも美しいこと。

札幌ほどの人口規模でこんなに雪が降る街は世界的にも殆ど無いらしい。
真っ白で整然とした大都市の風景、もしかしてこれは世界に誇れる絶景なのでは?

黒い直線は新川ですね。

丘珠から飛ぶって、新鮮 札幌中心部↑ 手前の白い空き地は北大や競馬場

飛び立った丘珠空港

豊平区方面 札幌ドーム、羊ヶ丘、藻岩山など

手前に恵庭岳と支笏湖、左上の横長の白いのは新千歳空港
乗り物に乗ると、子供のように窓の景色にかじりついちゃいます。
高翼機だと、どこに座っても景色が良く見えていいね
上空ではビターっと安定飛行でしたが、秋田空港に向かって下降していくと、雲に入ったぐらいからかなり揺れ出しました。

プロペラ機特有のホップアップするような揺れまではまだ慣れもありましたが、横蹴り食らったかのような衝撃とか、着陸前後の10~15秒ぐらいはダブルレーンチェンジテストで左右から連続で横蹴りされてるかのような強烈なヨー方向の動き、機体後方の席だったせいもありますが、5~6回も窓側の壁に頭を打ちそうになるほど揺すられました。
そんな状況で無理矢理にでも機体を地面に押さえつけるかのような着陸がすごい。
タイヤが接地してからでも3回ぐらいダブルレーンチェンジ状態で、操縦士はカウンター当ててるのか? と思うほど。
以前、JR東海道線が強風で運休するほどの台風の日、滑走路閉鎖が解かれたばかりの羽田空港に着陸したADO B737に乗っていたことがあります。着陸成功した瞬間、映画のように機内で拍手喝采になるような状況でしたが、その時よりキツい震度7想わせる揺れ、大丈夫とは思いつつも小さい飛行機はやっぱり動きが鋭くて怖いですね。
タイムスカーレンタルのアクア

旧型も含めて初アクアです。
8000円も高い4WDは指定しなかったのですが、雪国なんだから4駆で用意してくれるんじゃないか、という甘い期待
用意してくれたのはE-FOURとのこと。思惑どおりでほっとしました。
ヤリスとは同じシャシーだと思いますが、内装の印象は全然違うし、静かで(コンパクトカーにしては)落ち着き感ある乗り心地、以前に乗ったガソリンヤリスとはずいぶん印象が違います。
スッと走り出し、右左折などもスッと曲がり、乗りやすくてソツなく走る。
じゃぁ欲しいか?
エンジンとかトランスミッションの音、キレに魅力が無いんですよね、トヨタの量販車は。
充電始まると、存在感控えめに遠くでブーンと低く唸るエンジン
アクセル深く踏み込んでみて、初めて3気筒だと知る。
まぁ、ちょっとプロペラ機に通じるのどかさがあって、今回にマッチしてるか。
メータ表示いろいろ切り替えられるのに、タコメーターが出なくて、何回転回ってるのか知る由が無い。
何にも知らなくても何も考えなくても普通にスムーズに走ってくれちゃうクルマ
知りたくてもインフォメーションくれない。いろいろ切り替えられるディスプレイなのに。
超個人的意見ですが、トヨタがこんな車ばかり量産するから、暴走高齢者や、駆動輪じゃないタイヤにチェーン巻くような人を生み出しているんじゃないか? と思う。後期高齢者になっても乗りたい人は、ある程度知識があって、ちゃんと操作しないと動かないMT限定にしてはどうだろう?
統計的にどうなってるんでしょうね?AT/MT事故比率は。

まぉぶつぶつ言いながらも5日間お世話になりますこのクルマに。
飛行機に乗ると、なんだかんだテンション上がるんだなぁ・・・
ここまでで1つのブログになってしまいました。