
先月の青森に続きキュンパスを使って秋田・岩手に行ってきました。
今回のテーマは秋田の秘湯である乳頭温泉で鶴の湯慕情を感じ取り、アッポーパイ探訪しながら盛岡三大麺を味わおうという日帰りとしては欲張りな旅内容です。しかも三大麺は本物に拘り元祖の店を周りたいと思います。
盛岡駅到着してからの滞在時間は10時間50分。早速一緒に巡って行きましょう👍
はやぶさ・こまちの分離事故の影響か立ち席が出るほど混み合ってるはやぶさ1号で盛岡駅を目指します。
8:44予定時刻に到着し先ずは地元の超人気パン屋さんに向かいます。
盛岡駅から数分の住宅街に佇む「福田パン」。10台ほどの駐車場は満車でしたがタイミング良く1台空いたので車を停めてウェイティング20番目くらいに並びます。
オーダー方法や人気ランキングなど確認しながら10分ほどで私の順番がきました。
人気ナンバーワンのあんバターとたまごダブルウィンナー2種類をお願いしました。1つ目をオーダーすると直ぐに製造が始まり次々に完成させていく熟練の技に魅了させられ会計へと進みます。
イートインスペースは無いので車の中でパンに齧りつく朝ごはん。
安さとバラエティに富んでいることで人気なのかと思いきやパン自体の美味しさに圧倒されるという。パンの食感とほんのり甘味のあるコッペパンは盛岡に行ったら絶対に食べていただきたい逸品でした👌
店内で販売されていたキャップが気になりましたが、キャップの似合わない私は、これも部長への献上品となってしまうだろうと諦めて次の目的地に向かって出発しました。
今思えばキャップの「福田パン」の刺繍に「屋」をねじ込んで福田屋ガレージオリジナル商品として販売するのもアリだったかと再訪の時に考えることにしました😆
次の目的地は今回の旅のメインとも言える秋田の秘湯である乳頭温泉は鶴の湯です♨
盛岡はもう春のような陽気でしたが乳頭温泉郷が近付くと雪の回廊が現れ道幅も狭くなり秘境感を否応なしにも感じることになります。
11:00乳頭温泉鶴の湯到着。
鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があり、それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれています。開湯時は田沢の湯と呼ばれていましたがマタギの勘助が鶴が温泉で傷を癒しているのを見つけたのが鶴の湯の名前の由来だといわれています。
悠久の時を感じる景観に圧倒されながら受付に進みます。
ランチの予約と入浴料の支払いを済ませ雪見風呂を楽しみます。
4つの源泉のウチ雪見風呂を楽しめるのは中の湯になりますが、こちらは混浴となっています。各温泉をつなぐ通路から丸見えとなり女性は入りづらいかと思いきや、女性の方が堂々としており男性は隅に追いやられている感じが何とも日本社会を表しているようで思わず笑みが溢れてしまいました。
中の湯は湯船の底が砂になっており所々からポコポコと温泉が底から湧くタイプ。
予約の取れない秘湯としても有名な鶴の湯ですが、この温泉を存分に味わうために次回は泊まりで訪れたいですね💦
1時間ほどで仕上ったので鶴の湯神社や館内を散策しました。
鶴の湯神社では道無き道を登りちょっとした探検気分を味わい、何もかもが絵になる木造の建物内では柔らかい陽射しが溢れていて時間の経過を忘れてしまいそうになります。
気付けばランチの予約時間になり本館へ向かいます。
ランチは岩魚付きのセットをいただきました。
後ろ髪を引かれながら田沢湖畔に向かいます。
真犯人を見つけたければ絶景地に行けと火曜サスペンス劇場のセオリーに従い御座の石神社に向かうと、厄割玉なるものを見つけました。どうやら厄除けの御利益があるようなので試してみることにしました。自分の名前を記入し息を吹きかけ渾身のストレートを放つと「ぴゅ~」と不思議な音を奏でながらマトのど真ん中を捉え私の抱える厄とともに粉々に散っていったのである。
神秘の湖である田沢湖のクライマックスはたつこ像越しに見る秋田駒ケ岳となりますが、余りの絶景ぶりにたつこ像手前で撮影してしまいました💦
↓もちろんたつこ像でも撮影しました📷️
温泉と絶景に満足した後に待っているものと言えばグルメになるでしょう✨
旅の折り返し地点を過ぎたところからはグルメメインのターンとなります。
15:00小岩井農場到着。
ウォーミングアップで小岩井農場の濃厚なソフトクリームで胃をコーティングしてハイカロリー対策しておきます。
16:30盛岡市内。
盛岡城址公園近くに車を停めじゃじゃ麺発祥の白龍さんの本店に行きます。盛岡駅にも白龍さんはあるし便利な気はするのですが敢えて不便な本店に拘ります。発祥地ならではの雰囲気というか歴史を感じたいんですよね。
建物も古いし店内も狭いけど、カウンター越しに、じゃじゃ麺を流れるように作る様子は見ているだけで飽きません。
盛岡三大麺のひとつ目ですのでサイズは“小”にしました。
地元の流儀に従い一口残したところでカウンターに置いてある卵を入れて良くかき混ぜて「ちいたん」と声高らかに宣言しスタッフに皿を渡すと、ものの数十秒で卵スープとなって戻ってきました。
これがまたウマイ🤣
空がオレンジ色に染まりだし帰りの時間が迫ってきましたので先を急ぎましょう。
岩手銀行の赤レンガ館の前を通ると東京駅を思い出し調べてみると、やはり東京駅と同じく辰野金吾氏の設計でした。
岩手と言えば青森に引けをとらないリンゴの産地です。となれば私のライフワークとなりつつある至高のアッポーパイ探訪をすることになります。今回のターゲットはリンゴの酸味をとことん追求した「すっぱいリンゴの専門店」さんです。
1〜4でランクされた酸っぱさ表示を元にアッポーパイが陳列されていました。この日は究極の酸っぱさのXがありましたので酸っぱいジュースと合わせていただきました🍎
確かに酸っぱいぞ😆
アリナシで言えばアリですが私の求めているアッポーパイは甘さと酸味のバランスの上に成り立つモノだと気付かされました。
18:00食道園入店。
続いて三大麺のふたつ目の平壌冷麺発祥地の食道園さんです。
辛さを選べるようですが、私は辛さ耐性があるのでレベル2をいただきました。
カコイチ美味しいです。スープはもとよりオイキムチと牛肉の食感が高次元でバランスがとれています。
これはウマイ😍😍😍
盛岡冷麺の食べ比べもしてみたいですね👌
余りの美味しさにお代わりをしてしまい気づけば帰りの新幹線の時間が迫っていました。急いで盛岡駅に戻ります。
19:18盛岡駅到着。
夕方のラッシュ時間と重なり盛岡駅到着が大幅に遅れてしまいました💦
わんこそばどころか新幹線もギリギリです。
ホームに着くと同時に入ってきたはやぶさ64号に飛び乗り帰路につきました。マジで危なかった💦
こうして、ちょっとキュンな日帰り旅は幕を下ろしたのでした。
1万円でこんなに楽しめるキュンパスは素晴らしすぎます😌
JR東日本さんには来年もぜひ企画して欲しいですね🙇
旅の途中で眠気と戦いながら書き綴ったので雑な内容となっていますが、皆様の旅の参考になれば嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました🙏