2024年12月21日
久々の「グレイ運航日誌」。前回、グレイは2回目の車検をどうするか決めて、最終的に「ディーラーにて車検を受ける」ことにしました。
方向性が決まり、事前準備を行っていましたが、その最中に別の事態に遭遇しました。今回はその事態についてを2回に分けて書くことにします。
【始まりは、1件のメッセージから】
11月某日。その週末に車検を控えていたある日のことでした。私は屋根のラッピング剥がしを施工したショップに依頼しました。
何もなければ、剥がした日の週末に車検→(スケジュール的都合で)1週間後に受取→コーティング店に預けて再コーティング→屋根の再ラッピング…というスケジュール。「順調に進むかな」「何もなく、屋根が守られていればいいな」という思いと「新たな計画」に向けての期待を胸に待っていました。
…しかし、預けた次の日の会社帰りに私の携帯に届いたメッセージで、事態は急転しました。
「ルーフに変色とシミが見られました。」
次の日は別件で半休を頂いていましたので、急遽現状確認のためにショップに向かうことにしました。
【ショッキングな現状】
次の日。私は現状確認のためにショップを訪問しました。
ショップの中で私を待っていたグレイはパッと見問題なさそうでしたが、ルーフを見ると、変わり果てていた状態でした。
現状については、以下のようなものでした。
・ラッピングシートは一部つやが引けている所があって、ショップさん曰く「5年経過時のような状態だった」。
(※貼ってから2年2ヶ月経過の状態で)
・剥がす際も、つやが引けた箇所はスムーズに剥がせなかった。
・つやが引けていた箇所は黄色みがかった状態だった。
・一部、ラッピングシートからのシミが残った。
ショップの代表さんも初めて遭遇した事例で、首を傾げていました。
思えば、ラッピングシートの劣化は、2024年に入ってから急激に進んでいました。1月の時は問題はなかったのに、7月頃はつやが引けている面積が増えたという有様。ショップさんと話した結果、考えうる原因は主に「2024年の猛暑」をはじめとした環境的なもの。元々熱を持ちやすいグロスブラックと相まって、劣化が一気に進行したというものでした。
とはいえ、ラッピングシートの下で起こっている現象に気が付かず、楽観的に構えていた自分を憎んでしまう程、現状はショックを受ける程でした。
【三者面談】
この事象はただ事ではないと思った代表さんは、私が現状確認に訪れる前に色々と調査をしてくれていました。そこで分かったのは、2024年に入って、「シルバー×濃色系フィルム」の組み合わせで同様の事象が発生しているという事実。日本でも似た事例が発生していたのでした。
そして訪れた現状確認の日。代表さんは原因と対応策の究明すべく、フィルムメーカーの担当者を呼んでいました。そこに、現状確認に訪れた私を交えて、3人+1台(グレイ)で話をすることに。
現状を見たフィルムメーカー側はこの事実を受け止めた上で、「1ヶ月程様子を見て欲しい」と依頼しました。理由を聞くと、塗装面の黄変に関しては、「紫外線を当てることで、短くても1ヶ月程で緩和される」という事例があったことからでした。その1ヶ月の間、フィルムメーカー側は「同様の事象を防ぐ手立てがあるのか」の調査を、私は「今後どうしていくのか」を考えることになりました。
一歩間違えれば、訴訟問題にも発展しかねないと言われた本件。私は「どこかでオウンリスクはつきもの」ということを施工時にどこかで覚悟をしていましたので、貴重な経験になったと考えることにしました。寧ろ、ラッピングが万能ではないことやどんな影響があるのかを身を以って知った経験は、今後に向けて、とても貴重なものとなりました。
…1ヶ月が経って、どんな進展があったのか?次回はそのことについて書いていきます。
Posted at 2024/12/21 23:52:54 | |
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「グレイ」あれこれ | 日記
2024年11月24日
久々の「グレイ運航日誌」。
今年、グレイは2回目の車検を迎えました。しかし、車検に至るまで、スムーズにいかなかったわけで…。
●車検前に訪れた「危機」
時は、10月初旬頃。
車検を1月程前に控えていたので、「粗方の金額」を聞きにディーラーで見積もりをしてもらいました。待つこと30分程。見積もりが来ました。
…しかし、その見積もりを見て、目がクラクラしました。
理由は2つ。
①金額がまぁまぁ高かった。(25万円程)
②ウィンドゥフィルムを剥がすよう指摘があった。
①に関しては、色々とやりようがあったので、検討できました。問題は②。これはしんどいものでした。折角貼ったフィルムを剥がすというのは、中々堪えるものでした。
試しに施工店と相談して、透過率を測定してもらい、「透過率証明書」を出してみたものの、ディーラーの判定は変わらず…(因みに、75%ありました)。
色々と考えた結果、「一旦、ディーラーから離れて考えてみよう」という考えに至りました。
●様々な選択肢を比べてみる
一言でショップと言っても、中身は様々。そこで、考えうる選択肢に対して「〇と×」を挙げてみて、方向性を考えることにしてみました。
①コーティング店の店主さんに車屋さんを紹介してもらう
最初に浮かんだお店が、近所の車屋さんでした。「良かったら、紹介するよ」とコーティング店の店主さんに言って頂いたことがきっかけでした。
また、店主さんもTouran乗りということもあって、「大丈夫かも」と思ったのもあります。
〇勤務地から近所
〇雰囲気良さそう+良心的かも…
△VWの取扱いが少ないかも…(国産とアメ車が多め)
△「持込用品」の対応はしてもらえる…?
②いつもオイルを買っている車屋さん
続いて考えたのが、いつもグレイのオイルを購入している車屋さん。確か、ボルボに強かったな…と思いつつ、考えてみることに。
〇勤務地から近所(但し、会社帰りだとギリギリ)
〇オイル交換からワンストップで行けそう…
△電話で話を聞こうにも、忙しそうで、聞けるタイミングがなかった…
今回はゆっくり話を聞くタイミングが無かったため、断念しました。しかし、オイルを買った時に話を聞いてみたところ、「ボルボ以外の車も対応できる」とのこと。背景に「基本は地域密着の車屋さん」ということで、国産~輸入車を見ている、ということがありました。
…もう少し突っ込んだ話が聞ければ、候補に挙がっていたかもしれません…。
③県内にあるVWに強い車屋さん
VW専門誌を読んでいて、見つけた車屋さん。場所も何となく分かるし、VWも強いと来た…。
〇VWに強い
△オイルの持ち込みとかに対応しているのかな…?
△or×勤務地から遠い(実家からも遠い)
県内ということで気になっていました。しかし、冷静に考えてみた結果、遠いことが判明。実家からはそこそこの遠さでしたが、勤務地からは思いっきり遠い…(約100km)。これは有事の緊急性を考えると、考えてしまう距離でした…。
④某VWプロショップ
続いて考えたのは、県外の某VW・アウディプロショップ。整備もチューニングも強く、どうしようか考えてみることに。
〇VWにめっぽう強い
〇純正・社外・OEM品…と柔軟に対応してくれそう
〇「合法範囲の弄り方」の相談ができそう
△勤務地からの微妙な距離感…(高速道路を使用して1時間程)
すごく気になり、休みの日に下見がてら現地に訪問しようかな、と思いましたが…距離が微妙なところでした。③とは逆で、「勤務地からは程々、実家からはめっちゃ遠い」状態でした。こちらも同じく緊急性や平日での対応を考えると、悩んでしまうものでした。
●改めて、考えてみる。
色んな選択肢が出たものの、悩みを深めてしまうという結末に終わってしまったワタクシ。そこで、改めて、ディーラーの〇と×を考えてみることにしました。
〇近所(県内に2店舗あって、実家からも勤務先からも「どちらかに」行ける)
〇専門性(そらディーラーですもの)
〇今まで築いてきた信頼関係
〇「部品持ち込みでもOK」と言ってくれた
×割高目な工賃(「他と比べたら」という話)
△これから考えるべき課題がある(フィルムとか…)
…考えないといけない課題は多々ありますが、「今ある条件」を考えると、実はいい選択肢なんだ、と気付かされる結果となりました。
●最終的な選択。
最終的に、私は「引き続きディーラーで車検を受ける」という選択にしました。
理由は先述した「〇な部分」もそうですが、何より「有事の時に対応が取れる」ことが決め手でした。
また、購入時から5年間で築いた信頼関係や「部品に対する相談」ができること、それによって「今後のプランについて相談ができる」という確証が得られたことも理由になりました。
先に出た見積もりに対しては、
・一部パーツ(オイル・ポーレンフィルター・ワイパー)を持ち込みにて対応
・追加交換部品の交換時期を遅らせる(交換理由が「使用時期が5年を迎えたから」というもの)
ことで対処。最終的に部品代込で16万円程に落ち着きました(別途「延長サービスプラス」更新料金が入る)。
とはいえ、今回の選択は「現在の状況」を考えた上のもの。仮にVW系のプロショップが近所にあったとしたら、結果は変わっていたのかもしれません。
今回の車検の方向が決まり、事前準備を行っていくことになりましたが、そこで別の事態に遭遇しました。
そのことについては、また別の機会にて。
Posted at 2024/11/24 23:52:56 | |
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「グレイ」あれこれ | 日記
2024年10月05日
色々あって疲れてるけど。(ご挨拶)
こんばんは。
引っ張っているのも何なので、引き続き前回の続きを書いていきます。
今回は「ネガ系要素」多めです。御了承くださいm(_ _)m
⑮「トラブルに対するノウハウ」がある車
▶「壊れにくい車」「壊れない車」であれば、それに越したことはありません。
しかし、「壊れたら、直せない」状況は困る。
トラブルがあっても、傾向と対策が確立している車。それを敢えて条件として出しました。
⑯プリウスは「除外」
▶オーナーの方々にとっては、失礼なことを言ってしまい、大変申し訳ありませんが、ここ最近のプリウスに対する個人的心象から。
特に30系は怪しい外国人が乗っている場面を目にするようになってきましたし、盗難率もまだ高め。他にも色々とあります。
そのため、プリウスに対する個人的心象が悪いことから、候補から除外。
…てか、心象に問題なければ、30プリウスは即候補に挙がっていましたよ…。でも、心理的に受け付けなかっただけ。
⑰軽自動車は「一旦除外」
▶今まで述べていましたが、「高速道路での運行」をメインに挙げていたこと、室内空間等を考えると、軽自動車では厳しい所があると判断して、一旦除外としました。
また、相場が高価格寄りになっていたことも背景としてあります。
但し、選択肢がない場合は軽自動車も視野に入れて検討…しなくてもよくなりました。(実質「除外」となった。)
因みに、通勤といった「10km圏内の使用」にスポットを当てれば、i-MiEVが候補にありました。
以上が、今回の増車検討においての「車の条件」でした。
計17項目。それが多いのか少ないのかは分かりませんが、それだけ細かく考えていました。
…傍から見れば「注文が多い」ですが、意外にも車種はすんなりと出て来るものです。
ところで、「アフターパーツ」に関する条件は出していませんでしたが、理由は
・弄る予定が無かった
・条件に入れてしまうと、車種がピンポイントに偏り過ぎる
…といったものがありました。
「手に入れた後とか、候補車が上がった時に考えればいいや」というスタンスです。どうにでもなると思っています。
前回書きました通り、今回で「今回の車の条件」は最後です。
次回からは「候補車に挙がった車」をちょくちょくと紹介できればな、と思います。
今回はこれにてm(_ _)m
Posted at 2024/10/05 23:58:43 | |
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【散文】増車検討の道2024 | 日記
2024年09月30日
通勤前に。(ご挨拶)
おはようございます。
通勤前に時間ができましたので、急遽書くことにしました。
今回も引き続き「増車候補の条件出し」について。
どちらかと言いますと、「付け足し的要素」が多めのものです。
⑧色は黒・濃色系は×(例外あり)
▶今回導入検討に入れている車は、グレイ程手入れを丁寧にしないつもり。
(洗車も月1できたらいいな程度で、道具として使い倒す想定。)
そのため、手入れに気を遣う黒・濃色系は外したいところ。
できれば、白やシルバーといった色がいいな、と(但し、例外あり)。
⑨クルーズコントロールが標準装着されていること
▶今回導入検討に入れている車は、高速道路巡行での運用も想定されるため、この装備は欲しいところ。
「高速道路等の負担が少しでも減らせる」程度でいいため、型式は普通の車速一定式クルーズコントロールでもACCでも可能。
⑩ガソリン車ないしはガソリンエンジンベースのハイブリッド車
▶燃費や燃料費を考えると、ディーゼルも魅力的。
しかし…
・1回辺りの想定運用距離:100-150km
・想定運用状況:片道50-60kmの高速道路を使用した移動
片道4-5kmの通勤・等
…といった運用想定を考えると、DPFや煤の観点からディーゼル向きの運用状況ではないかもしれないと判断。候補はガソリン車系に絞ることに。
但し、手入れのコツなどで「問題ない」状態である場合、その限りではありません。
ハイブリッドは主に燃費面から。システム関係は運用期間中は故障しないと考えています。
⑪見た目に嫌味が無い車
▶今の車のようなギラギラした厳つい車は個人的に苦手なことから。
比較的シンプル目なデザインを中心に探してみます。
…しかし、デザイントレンド的な側面を考慮すると、これは後回しにしても問題なし。
⑫ドライビング面で評価がある車
▶「運転確度がある車」「剛性が高い車」であることが大事という考えから。
グレイでそれを感じて、意識するようになりました。
逆にそれが無いと割と疲れます…。
※今の車はそこら辺は問題ないと感じているので、意識しつつも「付け足し的要素」としてカウント。
⑬up! GTIが持ち合わせていない要素を持った車
▶前回書いたように、今回はあくまで「サブ」であり、「道具」としてのものであるため、グレイと「棲み分け」をしておきたいというもの。
似た要素ばかりでしたら、そもそも購入する必要はないというもの。
それに関しては、今後別の記事にて書くかもしれません。
⑭ヒンジドア・スライドドアは問わない
▶何なら、条件を満たせば、ボディ形状はあまり問うてない。…つまり、MPVでなくてもいいわけです。
諸々の条件を重ねた結果、出てきた候補はハッチバック・ワゴン系統が中心になっていきました。
時間の関係で申し訳ありませんが、今回はここまで。
次回も、「今回の車の条件」の続きを書いていきます。
(次回で「今回の車の条件」については終わる予定です。)
Posted at 2024/09/30 07:32:27 | |
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【散文】増車検討の道2024 | 日記
2024年09月23日
重い腰がやっと上がる(ご挨拶)
こんばんは。
【閑話】
「増車検討の道」。続きを書こうと思ったら1月越えてました。
その間は仕事がバタバタとしていて(現在も絶賛バタバタ中)、「定時間内フルスロットル」状態でした(汗
さて、前置きはこれ位にして、続きを書いていきます。
【前回まで】
前回は「増車に至った理由」を書いていきました。
「人を乗せる」という表向きな理由と「荷物が積めるサブ車が欲しい」という裏側の理由がありました。
【今回のお話】
今回は前回にも書いたとおり、「今回の車の条件」について書いていきます。
その条件を出した理由も書いていきますが…結構文量がありましたので、3回に分けて書いていこうと思います。
書く順番は「優先順位が高い順」に書いていきます。
①4-5人乗り(3列シート・7人乗りも含める)
▶最低条件その1。
最低でも4人座れる車であること。3列シート車もOKとする。
②5ドア車
▶最低条件その2。
「4-5人が無理なく乗れる車」ということで、ドア数も5枚がいいというか必須。
(3枚ドア車は不便…)
③全長4600mm以下
▶最低条件その3。寧ろ、最重要条件。
基準は「up! GTIの全長+1m」。これは現在の赴任先での住居の駐車場事情から。
駐車場にup! GTIを駐車してみると、余裕代がおおよそ1mあることから算出しました。仮にそれを越えると、道路にはみ出る格好になるため、アウトです。
up! GTIの全長が3625mm。そこから1m足すと、4625mm。従って、「全長4600mm以下」だと、駐車場的に問題なく収まるという理由で算出しました。
▶この時点で、「国産5ナンバーミニバン(ノアヴォク系、セレナ、ステップワゴン)」は軒並み候補落ちしました。
(※参考に、3代目ノアヴォク系の全長は4690mm前後あります。)
④タイヤ4本積載可能であること
▶タイヤ運搬の任を担うことも視野に入れているため、荷室に「1台分のタイヤ」が積載できる車が欲しい…ということです。
⑤排気量1500cc以下
▶これは税金の観点から。
候補と予想される車種の現在の排気量1001-1500ccの自動車税は34500円(2019年9月30日以前登録車輌)。
登録年数が13年超過した場合の自動車税は39600円程(内燃機関車の場合)。
1501-2000ccの登録年数が13年超過した場合の自動車税が4万円超えることを考えると、1500ccまでが現実的と考えられることから。
しかし、状況によっては2000ccまででも可能。
※ディーゼル車輛は登録から11年を越えると重課税の対象になるため、慎重に決めたい。
⑥2ペダル車輌
▶今回はあくまで「サブ」であり、「道具」としてのものであるため、グレイと「棲み分け」をしておきたいというもの。
2台ともMT車は使い分けが難しくなるのといざという時に使えなくなるため、×。
⑦予算120万円前後
▶予算的にここらへんが現実的と考えられるため。
運用期間(6年程度を想定)等々考えると、いい具合なのがこの位かと考えられる。
(お金ないんですけどね…。)
…次回も、「今回の車の条件」の続きを書いていきます。
しばらく「条件」についてのお話にお付き合い頂ければm(_ _)m
Posted at 2024/09/24 00:17:35 | |
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【散文】増車検討の道2024 | 日記