気丈に机上テスト

1週間は早いもので、もう週末ですな。今週は雪が降ってタイヤ交換の意欲を削がれる日々が続きましたが、週末にはekスポーツを除いて夏タイヤに交換するつもりです（ekスポーツはいつも一番最後、来週末かな）。

4thミニキャブもDIYの宿題を粛々と（”着々と”ではないところが淋しいし、悔しい）進めましょう。まずは机上でできる準備から、キーレスエントリーキットの動作確認です。


3rdミニキャブでは”E-master”というブランドのキットを導入しました。集中ドアロック付き（運転席の開錠施錠で助手席側が追従）、左右ハザードアンサーバック付き、リモコンの他にスイッチでのロック・アンロックが可能、ロック後30秒間マイナス導通、という機能付き。
リモコンの作動範囲は、そりゃ遠くまで届くさ！って感じ。


今回はブランドを指定したわけでもなく、ネット通販のショップで銘柄が謳われていたわけでもなかったのだが、届いたブランドはこれ”Beret"であった。


少し日にちをおいてしまったが、動作確認は必要です。特にいきなり実車に取り付けるのは危険、仮に動作不具合が発生した場合に当初からだったのか施工ミスなのかを特定する必要がありますんでね。


内容物を確認、まずはリモコン2台。操作性の継続を考え、あえて3rdミニキャブと同じリモコンとした。ブランドは違うがリモコン形状やハーネスは全く同じ。OEMというやつか？


ハーネスには少し心配な点がある（後述）。メスギボシが施されているので、無加工でテストはすぐにできた。

3rdミニキャブのキーレスエントリーキットには次の問題があった。
1)アクチュエーターの緑線・青線をハーネスの同色同士で繋げると動作不良となる（短時間に伸張収縮を繰り返して、結果ブルブル上下に震えているように見える）。ハーネスを青→緑と、一筆書きのように繋げると正常に動作する。
2)ドアヒンジ部で断線する。ドア開閉に応じてハーネスも緩いながらも折り曲げられるのだが、数ヶ月で”ポクッ！”って感じで折れた。
3)セントラルボックスからハザードアンサーバック用に左右のウィンカー線に繋げられるよう２本配線が出ている。本ボックスからのハザードアンサーバックは左右両ウィンカーを正常に点滅させるのだが、ウィンカー操作した場合は回り込みしてしまい、右ウィンカーでもハザード、左ウィンカーでもハザードになってしまう（セントラルボックスの中で回り込みしてんじゃね～の？）。


テストしたところ、1)は同じ症状が出た。


なので実車に配線する時は”一筆書き”を行わなければならない。親指のダブルギボシに注目、色の異なるギボシを束ねてます。今は机上テストなので簡易的な接続ですが、実車ではここら辺を考慮して配線しなければなりません。

2)についてはドアヒンジ部はエーモンなどの日本ブランドを使うつもり。納品ハーネスではギボシ加工もされており使わないのは勿体ないのだが、修理の手間は掛けたくない。

3)回り込みはなかった（動画参照）。普通はそう製作するよね（笑）。

動画の最後でリモコンを机に置いて黒配線を茶色配線のメスギボシに差し込んでます。茶色配線はハザードアンサーバックの出力線ですが、黒配線は+12Vを供給してましてウィンカー点灯を模しています。つまりウィンカーが点灯して回り込みが発生したら、別ハザードアンサーバック線を通してLEDが点くはず。点かないということは回路内で回り込みが遮断がされているということになります。

では動画をどうぞ。


キーレスエントリーキットの動作確認