今週は米の播種やら田んぼの施肥耕起など、諸々の作業が一気に実施となりました。米の播種作業と圃場の準備は田植え作業までに同期を取るよう段取りすればいいのですが、まぁウチでは種籾準備→播種→圃場準備→苗代準備という感じです。

種籾準備は先般のブログでアップした通りですが、ウチは播種機(播種ライン)を持っていないので、持っている親戚の意向そのままでの実施となります。播種は4/20のAMに実施しまして、発芽機に入れてそのまま加温・加湿します。

次は圃場作業第一弾、畦塗りです。
実は畦塗り機を昨年購入したのですが、圃場準備に間に合わず1年間寝かせてました(笑)。今年は農作業機メーカーの営業部長さんが直々にお見えになりまして、実演と御指導を頂きました。
田んぼの畦というのは一度塗ってもネズミ・モグラ・蛇などに穴を開けられたり、冬場に壊れたりしているので、毎春に土で塗り固めてやる必要があります。

では今度自分が。
コツですが、ミラーで畦塗り機の”土を掘る”、”畦に土を塗る”、”農作業機の勾配”なんかを見ておく、という感じですか。あっ、速度は”C(クリープ:最も遅い)”です。

出来です。機械のお陰で上手いように見えますね。

続いて第二弾、施肥です。

1反歩の圃場に2種類の肥料をふって、それを3枚(計3反歩)実施します。

施肥自体は特に可も不可もなく、という感じですが、昨秋に塗装した撹拌棒は施肥1回でもう剥げ落ちましたorrz。

クボタの後付け3連メーターは健在です。油圧計はセンサーを付けてないので、ゼロ表示のまま。

施肥作業後は洗車です。

第三弾、最後は耕起です。一連の作業は1日で実施したモノではなく、本ブログのために数日間の作業を圧縮してあります。

耕起は一番大事な作業ですが、肥料を土とよく攪拌するというより、地面を均すという感じか?しかしながら平坦に見える土も実際には凸凹だし、硬いところ軟弱なところと千差万別。凸凹は農作業機のポジションレバーを微妙に上下させてできるだけ均すようにしますし、硬いところに来てしまったらエンジンの回転数が落ちてしまうので、こちらは変速機を1つ落としたり、再度ポジションレバーを上げたりします。

回転数はこれでいってます。

無事終了。実は田んぼの耕起は初めてでした(笑)。

土曜日に発芽機を見たところ、発芽してましたので加温を止めて、苗代に移動させます。まずは下にビニールを敷きます。

日曜本日5時半より搬出作業を開始します。
発芽機には120枚収納してます、ウチでは。

5枚積みの6段、掛ける左右2列で、一度に計60枚運びます。なんで5枚かというと重いから。これ以上は無理。

ビニールハウスの床に並べていきます。

120枚を並べたあとは充分に灌水。

次は殺菌剤を散布。
ちなみにこの動噴、昨秋に塗装とオイル交換を行いましたが、お陰で始動はスムーズです。

保護シートを掛けて、

発芽機を片付けて今日の作業はおしまい。
圃場作業と室内作業が今週1週間で完了です。
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農作業 | 日記
Posted at
2021/04/25 21:54:38