日本全国5月にしてはかなりの高温、幸い地元は「爽やかな晴天+ちょっと暑いか」、という感じだった。こういう時はハウスに入っての作業は厳しい、できればハウス外の作業が好ましい。例えば草刈とか。
ということで、今日はハウスの不具合をいろいろ直していきます。

まずはユリ定植ハウスの側面ビニールの取付箇所が破れていたので、破れた個所を上に持ち上げて、留め直します。

アップで。

楔形に破れていた下側を持ち上げて、スプリングで留め直した。

今度は育苗ハウス。
暑くなってきたのでくるくるを巻き上げて換気しようとしたら、な・な・なんと、パイプがもげた。来客予定があったので、とりまパイプをハウスバンドで持ち上げて固定して、いったん家に戻った。

巻かれていたビニールを最下まで下げて、状況を確認した。ジョイント付近でくるくる用の19mmパイプが腐食して破断してた。

腐食箇所を摘出します。アングルグラインダーだとビニールに当たると跳ねるんでちょっと怖い。金鋸で切りました。

取れた・・・。

かなり分かりづらいですが、交換のパイプをあてがってサイズを測定してます。

あっ、もう直った。作業はくるくるのハンドル(冷めたオレンジ色のヤツ)から切断個所までの長さのパイプを新たに用意して、パイプ側はジョイントで留め、ハンドル側はイモネジで留める、となります。
さてこの写真では重大な失敗があります。山谷の千鳥がない?惜しい!
答えは一番左の屋根テープがパイプの後ろを通ってること。パイプの切断とかのためパイプを触れやすい位置に持ってきてたのですけど、連結作業の前に屋根テープを前に持ってこないといけない。

やり直して、千鳥もかけました。

今日はマルチの穴明をやりまして、少し早く作業が終了し時間ができたので修繕全般をやってます。ここのハウスはくるくるのパイプが途中から結構急降下でだら~んと下がっている。この垂みは今年になってからだな。

くるくるを下まで下げてみた。赤丸印の個所で錆汁の汚れがあるが、こういう時はジョイント部などが錆によって破断し、巻き取りの力が後続まで届かずに巻き上げられないということがほとんどだ。なのでまずはジョイント部の破断の有無や錆の程度を見ないと。
検査した結果、ジョイントの破断などはなく、単に側面ビニールと巻き取りパイプを留めるパッカーが緩んでいたようだ。一度垂れた個所すべてのパッカーを外して、巻き取りパイプをハウスに対して平行になるように(パイプが側面ビニールに抱かれてる形なので、それで高さを調整)します。

こちらも作業途中は撮ってなかった。なにせ苔とか土埃・錆汁が満載なので、ちょっとスマホに触りたくない。
こちらも千鳥を一時的に外しましたが、このあと再度取り付けました。終了、いい感じ。

この時点で16時、これで自宅の芝の雑草処理でもやるかなって思って防鳥ネットを格納しようとしたら、な・な・なんとガイド紐が切れた!それにぶら下がってるネットがぶら~ん。この黒い網目につづら折りにガイド紐を通し直さないといかんのよ。

このガイド紐(PPロープ)は日光に弱くて、3,4年でダメになることが多い。今は急ぎ切れた個所をのみ数m入れ替え。本来ならネットの始端から終端まで20mほど入れ替えねばならない。これは30分で終了。
その後、18時ごろにハウスの戸締りにいったら、

何と鳥がハウス内に入ってる(写真は21時ごろ)。追いかけてもハウスから出ていかないので、入り口を30cmくらい空けて一人で勝手に出ていかないかなと期待。

翌日は雨予報なので21時頃ハウスの扉を締めにいったら、あれ?まだいるじゃん。しかし鳥目とはよく言ったもので、夜は人に全く気が付かないようだ。追い立てようとして背中を棒で叩いたら、経絡秘孔を突いたのかことっと地面に落ちた。気絶か、死んだのか、動かない。気持ち悪いので外に置いてきたよ。
まさか背中を叩いただけなのに?さすがに鳥は直せなかったな。
Posted at 2024/05/19 23:26:28 | |
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農作業 | 日記