
何より園芸農家の農作業は地面が相手であるだけに、かがんだり立ち上がったりと、腰の負担が大きい。なるべく体の移動や姿勢変更が少なければ楽になるだろうが、長年の作業で思い込みが強く改善につながらない場合も多々。そんな中でちょっとでも楽する方法を記します。

まず重いものを持ち上げる際にはなるべく事前に地面から少しでも上に持ち上げておく。写真はいつかアップしたものだけど、ハウスの肩口に斜めにパイプを立てかけて、それに屋根ビニールを暫定的に載せてます。屋根ビニールを持ち上げる際は反対側からテープで引っ張り上げます。地面から持ち上げるより断然楽,
それと降霜でパイプが凍結した朝を狙うこと。

今朝は早起きして育苗に使った道具を消毒洗浄したんですけど、地面直置きはついやりがち。

ただこれも持ち上げる際に腰を痛める可能性があるので、少しでも嵩上げしておきます。

それと今朝は少し寒くて長袖とヤッケを着込んだんですが、防寒効果を上げるなら「帽子をかぶる」と「首周り保護」は大事。熱が逃げるのを抑える効果があります。ペラペラ生地のヤッケですが、”着る着ない”の差は思ってるより大きい。

このホースの巻きは賛否両論かと思います。ウチは秋仕舞いでもホースを巻いて倉庫に保管するのですが、ここのハウスには遮光幕をかけてあるので日陰に置いておけばホースが痛みにくい。そこで毎日の潅水が終わったらここの日陰に巻いておくんですが、悪い点は巻き癖がついちゃうこと。

動噴用のこの黄色いホースも完全に巻き癖がついていて、展開時に撚(よじ)れて困る。ただ圃場に長めておくのはやはり紫外線の被害が心配。
あれ?思ってたほど「ちょっとしたこと」って、”ちょっと”しかないな(笑)。
では普通のDIYネタに戻ります。

トルコキキョウのハウス定植が一段落しましたので、育苗ハウスを片付けます。
まず育苗台としていたコンパネを日干します(写真奥)。そのコンパネを覆っていたビニールも乾燥させます(写真右)。

ここのハウスに遮光幕をかけます。遮光幕の透過率はもっとも低いものにします。

かけました。
ここでの一工夫は下向けのフックの引っ掛かりを避けるために、

ガムテープをフックに貼りつけます。角隠しかな?(写真はず~っと昔に撮ったもの)。これで遮光幕が滑りやすくなります。
本日もオチなし。
Posted at 2024/05/31 21:22:27 | |
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農作業 | 日記