
今回のブログは整備手帳に書ききれなかったもの(DIYに直接関係ないことなど)を補足としてアップしますが、うまくオチがつくか自信はありません。
取付作業の様子と最後の動作確認を5分程度の動画にしてみました。
さてと、まさか自分がスライドドア付きの車を購入するなんてホントに夢にも思ってませんでした。基本、大きい車よりコンパクト車、ハイルーフより車高の低い車が好き、具体的にはレヴォーグとかがいいなぁと思ってたので。

それまではスライドドア車は社用車で乗ったことがある程度。”ポチガー"という言葉も聞いたことはあるのだが、それ、美味しいの?って感じ、オーナーじゃないので当然必要性も理解できていなかった。
そんなポチガーに対して後ろ向きであった自分がポチガー施工を決意したのは、よく観るユーチ♡ーバーの『M~さんガレージ』さんでスペイドのスライドドア周りDIYを動画にしており、それを見て「は~、パワースライドドアの改善もできるんだ」と思ったから(ちなみに上述の動画ではスペイド後期型に施工しております)。
ネット通販でキットを探していくと、商品は結構ある。が、中身をよく見ると「(全部入りの)キット」から「スイッチ無しのコントローラのみ」とかいろいろだ。スペイド140系を謳ったキット商品だと1万円は超える。汎用品または流用品だと5千円くらいからあるのだが、自分のスペイド前期型で使える保証はない。
後期型にもポチガー機能は無いようなので、前期型から純正仕様をまとめるとこんな感じ(カタログより)。
1)前期型 標準装備→ポチガー無しandリクエストスイッチ無し
2)前期型 スマートエントリーパッケージ追加→ポチガー無しandリクエストスイッチ有り(ただしリクエストスイッチはドアロック・アンロックにのみ使える)
3)後期型 標準装備→ポチガー無しandリクエストスイッチ有り(ただしリクエストスイッチはドアロック・アンロックにのみ使える)
ということで御自分のスペイドの世代と購入時のオプションパッケージでDIYする際の必要パーツが変わってくるようだ。ウチのスペイドにはリクエストスイッチも無いのでキットが必要、きっと。
たまたま某オクで”60系ノアもの”の価格5千円台のキットを見つけたので購入してみた。スペイド用ではないためポン付けは無理であろうと思ってましたので、納品後にまず事前調査をしてみた。
調査結果としては出力の極性変換を行えばいけそう、であった。
それとこのキットの良かった点は、実車のスイッチ操作では「長押し」が必要だが、それを単純な「短押し」をキットが自動的に長押しに変換してくれる、というところ。この機能は非常に重要で、これがなければリクエストスイッチを長押ししていなければならず、ポチガーの魅力が半減します。

加えて必要なのは回路図。
ディーラーでは提供を渋っていたため、某オクでCDの電子技術マニュアルを購入。回路図がないと汎用品の流用は難しい、キットの動作を確認しながら自分で配線の接続先を探すのは至難。
電子技術マニュアルをPCで参照する際に苦労したところはここです。

それとリクエストスイッチ付き純正ドアハンドルの流用について。
これも某オクで入手したのだが、結果的に使用しなくて良かった(確証はないが、このハンドルは前期型と思われる)。

まずリクエストスイッチのプッシュ具合ですが、左のキットのスイッチの方が柔らかくて、かつ節度のあるクリック感(なんだ?この表現)なので指タッチで反応します。反対に右の純正ドアハンドルのリクエストスイッチは硬くてタッチ操作では反応しないし、指1本のプッシュですら硬くて押せない。親指以外の4本の指でハンドルを握り引っ張って、その反作用で親指を押さないとスイッチが押せない、、という感じです。
それとドア内部でドアロックロッドがドアハンドルとリンクしてますので、ハンドルを交換するのは大変かも知れない。まぁ、ドアロック周りのメカニカル部分を覗く必要がありますが。キット購入を考えてらっしゃる方には目隠し蓋タイプのスイッチをお勧めします。
これでだいたい書いたかな?とにもかくにも、性能の良い”ポチガー商品”を入手する、というのが最重要ですね!
Posted at 2020/09/16 21:02:18 | |
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