ブログはほぼ1週間放置プレイでした。が、ちまちまと農作業は実施してまして、今回まとめてアップしましょう。車のDIYも実施しておりますので、こちらもぼちぼちと上げていきます。

まずは農舎の作業台を片付けて、駐車スペースに戻します(写真はbefore)。

コンパネ製天板を撤去し、梁代わりの単管パイプも撤去します。

簡易脚も収納。そのあと床面を箒で掃いて・・・っと。
次は圃場です。耕種園芸農家ですと、収穫後は圃場をたいてい耕起します。ウチはビニールハウスと田んぼがあるわけですが、泥んこの圃場だと耕起1時間で洗車3時間などザラなので、出来れば時機を合わせて耕起して洗車を短時間で済ませたい。
とはいえ、今回はビニールハウス3棟と休耕地を耕起し、田んぼと残りハウス3棟はまた後日です。

何かがキラッ!っと。あぶねぇー、剪定バサミを落としてた^^;。

ではいきます。
ハウス内耕起の難しい点と言えば、”レベル(均し)一定”と”狭さ”というところでしょうか?
まぁ田んぼでもレベル一定であることに越したことはないのですが、なにしろハウスの面積が小さいので凸凹の影響度は露地の比ではない。結局は手で均すことになりますが、そういう意味では秋耕起は気が楽。
私は技術習得中につき、自分の右手側から攻めることにしてます。右端、右から2番目ときて、右から3番目(左から2番目)を飛ばして左端にいきます。

こんな感じで。

最後は右から3番目(左から2番目)。この写真では⑤になるのですが、ハウスの奥を耕起するために180度転回しなければなりませんので、右ターンします。この時左端を耕起しているとロータリーを縦パイプにヒットしやすいです。なんていうか、トラックのリア振り出しみたいに思ってたよりロータリーが振れちゃうので、安全に転回するためにマージンを取るのです。

トラクターの前輪はけっこう蛇角がつくのですが、土が軟らかいのでまるで雪道でスタックした時みたいにタイヤを曲げてもそっちに進みません。タイヤが斜めのままグリグリとリアから押し出されて直進してしまうので、ステアリングは緩めにして操舵できるようにします(グリップが破綻しない程度にハンドルを切る、ってとこでしょうかね)。
水気の多いハウスは畝立てをしっかりやって排水も気を付けないといけません。従いまして来春の耕起は細心の注意を払って・・・となるでしょう。

次ぎに防鳥ネットの収納です。
防鳥ネットは矢印2本で示す通り、上下のガイド紐にネットの上下端を通すことになりますが、この紐がまた切れる(笑)。今回はネットを奥側の終端まで寄せた後で手前側の終端が切れたので被害はなかったのだが、途中で切れるとネットがばら~んとなり、何百(何千?)の輪っかを通し直す羽目になる(経験あり)。
なので切れる前に予防交換です。今年は全ハウスの防鳥ネットの紐を交換しました。

やり方は車のAピラーのアンテナ交換みたいな感じでしょうか?手前が新しい紐で、ネットの輪っかにくるまれている方が古い方。古い紐に新しい紐を結わえて、古い紐を引っ張りながら新しい紐を輪っかに通していきます、何百何千と。ただし1個1個ではなく数十数百をまとめて通せるので、落胆度は大きいが意外に時間はかからない。

これは別のネットなので新しい紐の色が上とは違いますが、輪っかの中を貫通して晴れて新しい世界へ顔を出しています。

抜け防止のために端をリングにして、さらに終端をこの紐で結わえておしまい。
太陽のエネルギーは偉大で、さらに紫外線の威力もすごい。冬期間の無駄な資材の損傷を防ぐという意味もあり、ウチでは園芸用ハウスの資材類はできるだけ室内に収納するようにしています。
Posted at 2021/10/08 22:10:08 | |
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農作業 | 日記