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Rogers Akron M-1950 Stove

Rogersの軍用ストーブです。

もともとは、朝鮮戦争時に

アメリカ軍がColemanに依頼して

開発させたガソリンストーブに

なるようですが、Coleman以外でも

同じようなストーブが造られています。


GIポケットストーブなどと称され、非常にコンパクト。



Rogersの他に、もともと依頼されたColeman、SMP、FIESTAなど

数社が同じ形のストーブを製作したとのこと。



こちらのストーブは1964年製で60年ちょい経過した古いものです。




そのせいもあってか、外観はともかく、非常に状態が悪いです。



見た目は、年代を考えると「こんなもの」かな～って感じですが、

ポンプはスカスカ（まあ、当然）、給油蓋を兼ねるポンプが

固着して全く取れない（回らない）。



なんとかポンプを外してポンプカップに

注油してポンピングしても全然、圧がかからない状況です。



エアがニップルの周辺なのか、バーナーの接続部なのか

よくわからないのですが漏れモレの状態です。





ポンピングの感触からポンピングによって

空気は問題なく送られているようではあります。



そして、最大の問題。

ほとんどのネジ類が固着です。



こりゃ、分解ができないかも。

メンテナンス無理かもしれない。。。

前回塗装したアラジンストーブの

火力調整ツマミの固定部が

割れてしまっていて使いものに

なりませんので、オーディオ用の

つまみを加工して使おうと思います。


このオーディオ用のツマミは、

所持していたアンプのボリューム用ツマミと交換する予定でしたが、

交換する前に処分してしまいましたので必要なくなり、

保管していたものになります。








固定方法は、ツマミ横のイモネジをねじ込んで固定する方法。




アラジンストーブへの取り付けに関しては、

そのままでポン付けとはいかないです。


オリジナルの状態でツマミの取付穴の径は6mm


アラジンストーブの火力調整シャフトの径は8mmなので、

ツマミの穴を6mm→8mmに大きくしないとならないです。



いつものボール盤を持ち出して

8mmの穴を開けました。



これで、アラジンストーブの火力調整ハンドルとして

使えそうです。

MN-128 BK ラングラーの

メタルへ換装したプロペラシャフトを

再検討したいと思います。

理由としては製品の精度が悪い　と

いうことからです。


このパーツのキモはユニバーサルジョイントの

滑らかな動きなので回転運動をスムーズに伝えるためには、

少し精度にはこだわる必要があるのかな？

という思い込みもあって再度交換します。


最初に長い方のプロペラシャフト２本を交換します。


長いプロペラシャフトはセンターギアボックスの駆動力を

前後アクスルに伝達するシャフトになります。


この長さのプロペラシャフトは、

いろいろなショップで多数販売されていますが、

モーターが取り付けられているフロントギアと

アクスルに駆動力を伝えるセンターギアに

接続するプロペラシャフトは非常に短いため、

商品が無いに等しい感じでした。


実は短い方のプロペラシャフトも注文したのですが、

長さを勘違いして取付けることができませんでした。


ただいま注文して輸送中なので、

すで到着した長い方のシャフトを取り付けておこうと思います。




まずは、ちょっとクオリティーの低いプロペラシャフトを外します。








注文したプロペラシャフトは86-115mm


装着前にグリスを塗っておきます。



で、取り付けてみると、

なんとか取り付けることはできるのですが、

ほとんどシャフトのストロークに遊びがありません。

この状態では、スムーズな回転ができなさそうなので、

買い替える必要があります。

＜フロント側＞


＜リア側＞



今回購入した３本のプロペラシャフトは

全部使えないようです。。。

まったく何を考えているのか？？


一応、重量を測定しておきます。

長い方のプロペラシャフト２本は既に

オレンジのラングラーに移植してしまっていて、

重量測定を忘れていましたので取り外しておいた

短い方のプロペラシャフトの重量を測定します。

短いプロペラシャフトの重量は23g




以前測定した長短３本のプロペラシャフトの総重量は91gなので、



長いプロペラシャフト２本の重量は68gということになります。


今回購入したプロペラシャフトは84gなので、



プロペラシャフトの再換装で16gの重量増。

ただいまの重量増は1159g

旧旧型後期型　PHOEBUS 625

今回も引き続きパッキン関係を

メンテナンスします。

逆止弁（Non-return valve）です。

ここのゴムパッキンの状態を確認します。


ポンピングによってタンクを加圧した際、

このパッキンが劣化しているとタンク内圧によって

内側からパッキンを押しても密着せずにエア漏れします。


まずは分解です。



先端がマイナス状に切り欠きがありますので、

大きなマイナスドライバーで回して分解します。




一応、こんな感じの仕組みになっています。




ポンプによって送られた空気は写真の左側から右側に送られますが、

バネによってゴムパッキンがポンプケーシング側に押し付けられるので、

燃料や空気はケーシング内に流入しないようになっています。


いくらか弾力性は残っているようですが、交換しておいた方が良さそうです。



このパッキンも販売されていますが、

自作でパッキンで製作します。

耐油性のある NBRゴムシートをパンチで打ち抜いて

作ってみます。



ハイ、できました～



あとはゴムパッキンをセットして組み込めば完成です。

これでしばらくはNRV関係も大丈夫でしょう！

前回塗装したアラジンストーブの

上フレームの焼入れをします。

サイズが大きいので焼入れをどうするか？

考えたのですが良い方法がありません。

地道に部分部分で焼入れするしかないと

いう結論に至るわけですが問題があります。


焼いている部分は硬化するのですが

熱が中途半端なところは塗膜が粘着性を帯びてしまうのと、

ちょっと引っ掻いた程度で塗装が剥がれてしまいます。


こんな中途半端な熱を入れた状態で

ストーブに載っけようものなら、

塗料がストーブにくっついてしまって観るも無惨な状況に。

ストーブに接触させないで熱を入れる。。。

それもこんなに大きいフレームを。


もう、上から吊って、

その下にストーブを置くしかないでしょう！



ってことで部分的に焼いていきます。

吊る位置を変化させて焼く場所を変えながら。。。



実に地味で、時間を要する作業になっちゃいました～


途中で普通のラッカースプレー系にしておけば良かった　と

何度も後悔ですが、途中でやめるわけにも行かず。。。

結局、１日焼きっぱなしでした～