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2010年05月23日 イイね!

車載ジャッキについて

車載ジャッキについて今日はジャッキについてのお話。

日本の車載ジャッキはパンタグラフ式のジャッキが多いですが、欧州車(BMWとAUDIの一部の車しか知りませんが)は、この様な形状ではなく、1本足(こんな呼び方で良いのかどうか?)のジャッキでした。

写真はAUDIに載せられていたジャッキで、白い硬質プラスチック部分(ゴジラの頭?)の歯型部分を車輌のジャッキアップポイントに挟むかたちで設置してから、写真の左側を地面に接地させて、ハンドルを回わすと歯型部分のアームが上昇し、ジャッキアップされるというもの。

一見、不安定に感じますが、結構大丈夫です

BMWの場合は、一般的なジャッキアップポイントあたりの車体に径30mm程度の穴が空いていて、AUDIのジャッキでいう白いゴジラの部分が25mm程度の丸鋼になっている構造の部分をBMW車体の穴に挿入し、写真のジャッキと同様にハンドルをクルクル回して、ジャッキアップします。

日本でよく使われるパンタグラフ式のジャッキに比べて、接地する台座の面積が小さいので、頑丈な接地面がより要求されますが、これさえクリアできれば使い勝手は日本のものよりずーと良いです。

まず、見た目がシンプルで良いですし、ハンドルもジャッキに組み込まれていますので、これだけで車体をリフトできます。日本のパンタグラフ式のジャッキはジャッキ本体、ハンドル、ジャッキとハンドルを連結するバーの3点セットでジャッキアップが可能になります。

日本のジャッキの場合は、ジャッキの全ネジを回すための穴が空いた金具とバーのフック部で摩擦が生じるうえ、ハンドルを回すときにバーを手のひらで押さえる必要もあり、エネルギー損失が多いように感じます。

ただし、この欧州式ジャッキも日本のものに対して、劣る性能もあります。

欧州式ジャッキは、ほぼ車輌の一断面上の範囲での設置となることから、車体の断面方向には強いですが、車輌の進行(後退)方向への抵抗力はほとんどありません。
もし、何らかの原因で、車輌が進行(後退)方向に微動したとすると、ジャッキ本体がねじれてしまい、ジャッキの損傷とともに車体も落ちてしまうこともあるでしょう。

これは経験的に、日本のジャッキより劣る点と考えられます。

一長一短で、どちらのジャッキが優れているのか解りませんが、強度に問題はあるが使い方を間違わなければ軽くて使いやすい欧州式、扱いは品雑でジャッキアップに力は要するものの安定性に優れる日本のパンタグラフ式ということになるんじゃないかと。
Posted at 2010/05/23 12:39:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | Car | クルマ

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