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いよいよ液晶関係の不具合の調査です。

写真下側の基盤がインバーターボード。

オレンジ色のフラットケーブルがインバーターボードに差し込まれています。

実は、ここの接触不良による不具合が非常に多いのです　(>_<)

インバーターボードの右端の下側に穴が空いていますが、ここを液晶パネル背面の天板に固定します。

その固定により液晶のフラットケーブルとインバーターボードのコネクタの位置関係が悪く、ケーブルが抜けかけたり、コネクタのハンダ切れなどの原因となります。

また、液晶ケーブル全体が液晶パネルに両面テープで固定（ケーブルのグレー部分で）されているのですが、この固定位置も微妙に悪さをします。

今回の不具合は、コネクタ部の不良ではなく、ケーブルが抜けかけたことが原因であることが判明し、一安心です。

コネクタの不良の場合は、まず修理するのが難しいです。

過去には、ここを直した猛者もいたようですが、私は成功した試しがありません。

で、今回は、ケーブル全体を0.5m程度下側に移動して固定し、ケーブルが自然の状態でコネクタ側にくるよう貼り直しました。

これにより、ケーブルが抜ける不具合を抑えることができそうです。

液晶の表示がされない不具合の補修は、これにて一件落着です。

めでたし、めでたし！



ThinkPad s30　復活への道　その12へ続く