めちゃカワイのブログ一覧

今回、PEUGEOT G1修理で

もっとも、地味で時間を要する

作業になってしまいました。

「トライ・アンド・エラー」の

繰り返しです。

あっ、

トライ・アンド・エラー／try and error　は間違いのようで

トライアル・アンド・エラー／trial and error　が正解のようです　m(_ _)m

トライ・アンド・エラーは和製英語になるらしいです。

どうでも言い話ですが。。。


ミルのツマミの固定は、マッチ状のシャフトを

木製のツマミ本体を通して、金属のハンドルの裏側でカシメています。



不具合は、木製のツマミの穴が長い間の使用で、

直径が大きくなってしまい、ガバガバの状態になって、

回転軸が偏心して、うまくツマミが回転しなくなっていました。



この穴をなんとか小さくして、回転をスムーズにする修理をしました。


シャフトの代替えがあれば、直ぐに修理できるのですが

そんなようなものはありませんでした。

結構探したんですが。。。

で、現状のシャフトを利用することにしましたが、

カシメ部分を大きく削りとると再利用できないおそれがあります。

なので、できる限りカシメ部分を残すように

シャフト裏側より徐々にカシメ部を削っては、

シャフトを抜いてみる、また削るを繰り返して、

ハンドルからシャフトを外し、ツマミ部と分離しました。






あとは、簡単！

カシメた部分の直径より若干大きなパイプ状スペーサーを

木のツマミの穴に接着剤で固定、表面側は六角ナットでキャップします。

使ったスペーサーとナットです。




ボルトは、スペーサー＆ナットがツマミと直角に固定するために

定規代わりに使っています。



接着剤は何を使うか考えたのですが、

接着力と硬化後、硬度が高いエポキシ系の接着剤を使用しました。

木製のツマミも、かなり硬い木を使っていましたので、

大丈夫でしょう。





かなりの断面を接着剤で埋めています。

シャフトは金属製のナットと接触することになるので、

木製のツマミが摩耗して穴が大きくなるリスクを低減できる見込みです。

ハンドルにツマミをあてがい、シャフトを通して

カシメ部をハンマーで叩いて固定、これで完了です。



修理後は、若干ツマミはガタ付くもののスムーズに

回転するようになっています。