![世の中上手くいかないものだ 世の中上手くいかないものだ](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/033/662/870/33662870/p1m.jpg?ct=ba75cd1b955b)
車の中への音楽持込みはずっとiPadを使用していた.
元々自分は歩きながら音楽を聴かない人間なので、iPodは持っていなかったんだけど・・・
エスティマ時代には気にならなかったiPadのサイズがレガシィではかなり嵩張るサイズで、置き場所に困るようになった.
エスティマ時代に使ってた助手席のボルトに共締めするアームタイプのスタンドをとりあえず設置してたんだけど、助手席に座る人がちょっと邪魔そうな感じ.(滅多に人は座らないけど:笑)
なので、思い切って車内音楽持ち込み用にiPodを導入する事にして、中古の5.5世代のiPod(Classic)を選んでみた.
iPodは今まで買った事無いのもあって、機種の特徴は全く知らず、値段と容量の大きさで適当に選んだ5.5世代だったんだけど・・・
この5.5世代は音質の良さで定評があり、後継の6世代目のiPod Classicは内蔵チップの影響で音質が悪くなったと言われていて、iPodマニアの間ではわざわざ5.5世代目を中古で選ぶ人が居る位・・・というのを買った後に知った.
これで、車に音楽を持ち込むのも楽になるだろう・・・と思ったが、現実は甘くなかった.
自分が使ってるカーオーディオは、CarrozzeriaのDVH-P550というモデル.
エスティマ時代の2010年に購入して、今もレガシィに移植して使ってる.
前面にUSB端子が付いていて、iPodも直結対応.
映像出力が付いていて、VRモードのDVDも再生可能で、デジタル出力もあってDSPにも直結対応していて、しかも新品当時で実売2万円を切る安価.
事実、今までのiPad(iPad2です)も直結して普通に使用していた.
このヘッドユニットの難点は、ディスプレイが7セグ表示なので日本語タグが表示できない事.
だけど、iPadだったらコントロールモードでiPad側で操作すれば何も問題は無かった.
だが
この度導入したiPod5.5G.
DVH-P550と繋いでみたら・・・なんとコントロールモードに対応してない!
つまりiPod側の操作は全く受け付けないということ.
iPodの画面は「carrozzeria」と表示されて何も変わらず.
DVH-P550のディスプレイは7セグだから日本語表示もできない.
接続したモニターに画面で出力できるのだが・・・それも日本語に対応してないので表示されず.
・・・ちなみに、このDVH-P550の先々代機種のDVH-P530だったら、外部モニター側で日本語表示が可能らしい
つまり、DVH-P550とiPod5.5Gの組み合わせだと、オーディオとiPod両方とも画面表示が無くなり、何が再生されているのか全く判らないという状況に陥ってしまう.
Pioneerのサイトで適合確認してみたら、その次の6世代目iPod ClassicならiPod側で操作選曲できるコントロールモードに対応してるらしい.
コントロールモードが使えれば、オーディオ側で日本語表示対応してなくても、iPod側で内容が確認できるのだが・・・
今までiPadでは使えてた機能がそのまま使えると思ってたが・・・これは失敗であった.
これを解決するには、iPodを6世代目に買い替えるか、5.5世代に対応した日本語表示可能なオーディオに交換するかのどちらか.
オーディオを買い替えるとしたら、今持ってるDSPユニット(DEQ-P9)に直結対応してる旧機種の中から選ぶ事になる.
DVD再生は今はナビ(楽ナビAVIC-HRZ008)の方で対応してるので、ヘッドユニット側はCDのみでも可.
となると、中古で値段的にも手軽なのがDEH-P730(2008年製)かP810(2006年製)のどっちか.
ただこの両機種は、iPod接続するにはIP-BUS経由の外部ユニット経由になるので、iPod側で操作できるコントロールモードには相変わらず非対応.
だけど本体側でiPodの全機能操作および日本語表示ができるので、再生内容の表示は可能.
若しくは、先ほど話題に出た先々代機種のDVH-P530
これは本体にiPod対応のUSB端子が付いてるのでそのまま直結可能.
相変わらず本体ディスプレイは7セグだけど、外部モニターで日本語表示が可能.
但し、機能とは直接関係無いけど、イルミネーションの青色が変更が不可能らしくて、見栄えがちょっと悪い.(レガシィのイルミは赤系)
又は、楽ナビにiPodを接続する方法.
これは別売りのケーブルを買うだけなので一番手軽で、ナビ画面のタッチパネルで操作できるので操作性も良かろう.
でもこの場合だと・・・うちの車は楽ナビの音声をアッテネーター経由でアナログでオーディオ本体に音声を流しているので、音質が微妙に劣化する
・・・まぁ、車の中の騒音の中で聴くんだから、そんな音質の違いまで聞き分けられるわけ無いと思うんですが(笑)
いずれの方法も経費的にはそんなに開きは無く、7,000〜12,000の間くらい.
一番安いのがDEH-P730本体(中古流通で約7,000〜8,000くらい)
一番高いのがDEH-P810本体(同上 約12,000前後)
驚いたのが、一番古いDVH-P530の中古流通がいまだに10,000くらいな事.
あと、未確認な裏技的な方法に、楽ナビとオーディオをデジタル接続できないだろうか?という作戦もある
楽ナビにはデジタル出力があるので、ここから音声が出力できないものだろうか?という方法.
幸い、DSPユニットに光デジタル入力が2系統あって1つ開いてるので、ここに楽ナビからのデジタル出力を繋げばオーディオ側で外部デジタル機器として認識してくれるかもしれない.
実験するには、光デジタル変換機(CD-DD25)と光デジタルケーブルが必要.
で・・・この光デジタルケーブルがめっちゃ高価でね(笑)
中古でも3mほどで5,000前後もする.
変換機も新品で4,000くらい.中古で2,000くらいなので、楽ナビ用のiPodケーブルも合わせたら結局1万円くらいになってしまう.
でもこの実験が成功すれば、楽ナビ側で再生するソースもデジタル再生できるから良いこと尽くめ
さぁ、この実験で博打出費を覚悟するか、安牌な日本語表示中古オーディオを買うか.
いちばんいいのは、諦めてiPad2を使い続ける事.
これなら出費0円で手間も無し.
元も子もない.