春に定期運行が終了した特急寝台日本海がお盆に還ってきた。
この列車が特急寝台として運行開始されたのは昭和43年10月。
以降40年間日本海縦貫線の花形ブルートレインとして親しまれてきた。
私も関西や更に西へ行く折、幾度となく利用した思い出深い列車であった。
廃止を報じるマスコミは「10数時間かけてゆっくり」などと言っていたが、
私には夕食後一風呂浴びて最寄駅から乗り込めば翌朝7時に京都着という気軽さ…
航空機移動だと搭乗時間こそ1時間でも初日と最終日はほとんど準備や移動や待合時間に消えてしまう…
秋田発では1番機よりも半日以上も早く着くのに…
日本海があったから私にとって京都は隣町、大阪はその隣で神戸はその隣と言っていいほど身近だった関西。
今は非常に遠い国のように思えてしまう…
お盆期間の前半の下りは8/10.11.12の運転なので其々翌朝にこちら羽越沿線にその姿を見せる。国鉄型EF81電機に曳かれた青い車体の客車は国鉄時代そのままの風情。
A寝台オロネ24が外されたのはちょっと残念ではありますが~
おかえりなさい、その凛とした姿そのものが私にとっての関西土産…
規制緩和の弊害による格安交通の安全問題なども取り沙汰されるこの頃。
定期列車として復活してくれないかな~
※画像は定期列車時代のものです
Posted at 2012/08/14 20:12:11 | |
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