秋田ではメルセデスの販売会社の変遷過渡期であり
メルセデスショウルームは建設中で、
新車のメルセデスは何処で見れるのやら?
春の訪れに待ちきれず、
取り敢えず新メルセデスベンツ秋田
開設準備室なる事務拠点へ行ってみると
旧秋田ヤナセに在籍されていた顔見知りの方がおり
試乗させていただくことができました。
私が見せていただいたのはC180 Sportというタイプ。
第一印象は意外に大きな感じですね。
CLSのトランク部分がなくなったようで「カッコいい!」が第一印象です。
車体の構造も各ピラーが極太で客室をしっかり守ってくれるに加え、
ハッチバック形式の弱点を補い余る強固さを確保している事は走ると判ります。
乗り込んでみるとR107っぽい雰囲気ですね。
ATのセレクタがステアリング横右手の小さなスイッチになってます。
国産車で走った直後はウインカーと間違えそうですね。
左ハンドル車なら自然な配置なのですが日本では右ハンドルしか選べないのですね。
パーキングのブレーキの操作もこのレバーのボタン一つで便利ですね♪
走り出してみると、アクセルの踏み込みが浅いと緩慢に。
サッと深く踏み込むとスーッ!と素早くスムーズに加速します。
この辺のセッティングは佳き時代の感覚に戻りつつあります。
欧州FF右ハンドル車で心配されるペダル類の位置も合格点♪
ブレーキを手前にアクセルは奥にと左ハンドル大型車と交互に乗っても
間違えない配慮はうれしいですね。
右ハンドルのVWなどはちょっと位置が変ですね。
加速時のエンジン音は快音で軽いハミング♪
ロードノイズも良く押さえ込まれ上級メルセデスに遜色ありませんね。
W169も静かでしたが、この低重心ボディになってもメルセデスの骨格は
ボディーを五月蝿く鳴らさないんですね。
トヨタも日産もホンダもその他もこの点でメルセデスには遠く及びませんね。
日本製小型FF車は停車中のエンジン音だけは静かですが
動くとボディーがゴォ~っと非常に五月蝿いんです。
1.8リッターターボエンジンはトルクの出方も自然で速いんです。
路面の凹凸やパワーを受け止めるサスペンションも秀逸!
還ってきたメルセデス!この軽快さ加減は今だ嘗てありませんが
サスペンションの確かさはW204以降の煮詰められたセッティングのよさを感じます。
昔のものより簡素な形式ながらなかなかやりますね!
新設計のリアサスペンションのお陰でW168/169で感じられた
後部のピッチングも良く押さえ込まれており、
コンパクトハッチにありがちな軽薄さは微塵も感じられなくなりました。
これだからメルセデスは疲れないんだ…
先日パッソで職場を往復しただけで疲れ切ってしまったのとは大違い。
いつまでも何処までも乗ってゆきたい感覚でした。
後部座席はちょっと窓が小さめで穴倉のようですから、
小さなお子様には退屈するかもしれませんね。
子育てにはBクラスがピッタントかと思います。
Posted at 2013/03/17 20:24:53 | |
トラックバック(0) |
Mercedes | クルマ