キャラバンのモヒカン

あけましておめでとうございます。
皆さん、今年もよろしくお願いします。

まとまって日記書ける時間って貴重ですね。

さて、昨年のモーターショー出展者の次期キャラバンに関する記事でルーフキャリアに思いを馳せたライバル車とのボデー構造の違いについて日記を書きましたが、モーターショーに行った際に実車を見てまいりましたので続報という事で軽くリポートします。

メーカーもアナウンスしている通り、ハイエース同様のドリチャン構造から一般的な乗用車が採用しているモヒカン構造を採用しています。

実車を見て来ましたが、驚きのモヒカンモールレスでした。一般的なモヒカン構造のクルマはサイドアウターパネルとルーフパネルを接合する部分を目隠しするモールを設定しているのですが、キャラバンにはそれが無く、シーラーで埋めてあるだけです。これは近年ではT社の新興国向けモデルにも採用されている方式でもちろん、部品点数削減の意味でも有意義です。キャラバンくらい車高が高いクルマならお客様目線での見栄えもある程度無視してよいという判断なのでしょう。まー、モヒカンモールがあるもんだという旧い価値観のワタシ的には気になるのですが、まーいいのかな。

･･･で先回の日記で懸念したルーフキャリアの件、メーカーの担当者様が車両のそばに立っておられてので話しかけて確認して来ました。

この構造でもルーフキャリアは取り付けられるのか？という問いに対しては「ルーフキャリアは取り付けられるようにアタッチメント取り付けようのウェルドナットが着いています」とのこと。なるほど、もちろん日産純正のキャリアなら載せる事ができるようですね。更に旧いキャラバンのお客さんはキャリアを買い換えないと行けないのですが････とお節介なことを少々聞いてみたのですが「ラックのメーカーも追従して新商品を出すと思います」「まぁ、クルマと一緒にキャリアも買い換えていただければ良いんじゃないでしょうか」という少々冷たいお返事がありました。

ちなみにスーリーのキャリアなら3万5000円くらいしそうですが、メーカー側のVEを顧客に負担させてよいのかという気持ちと、そうは言っても、お客様サイドにしたっていつかはキャリアを買い換えるだろうし、まぁええやんという二つの意見があって自分の中でもまとまりませんでした。結論は売り上げが語る事になるでしょう。

普通の人が全然気にしない部分にも実はメーカーのポリシーが現れるものなのですね。
以上です！