• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

ノイマイヤーのブログ一覧

2023年07月29日 イイね!

20230617 よっこいオフ参加

20230617 よっこいオフ参加









2023年12月 リンク修正


さる2023年6月17日に関東から、よっこいさんが退院したR32で岡崎市まで遊びに来て下さいました。愛知側幹事のWAGON GLさんによる素晴らしいチョイスにより某公園の駐車場が会場に。

前日まで私は業務負荷が高く苦しい日々を過ごしていたのですが息抜きできるこの日を目指して耐え忍んできました。

当日は良い天気で暑い位でしたのでカローラのA/Cをフルに効かせて東海環状道豊田東ICを降りました。会場は普通の公園の駐車場ですが、いかにもミーティングしてますみたいな場所じゃ無いのは私たちのように徒党を組まない者には好ましいです。





会場ではお初にお目にかかる方、久しぶりにお会いできた方、いつもの気の置けないお友達などが一堂に会す楽しい場でした。(写真撮り忘れちゃった車もありまして申し訳ありません・・・)


しばらく待っていたら、主賓がお友達のC34ローレルとともにR32で登場!







テロッテロのワインレッドのボディ(内装ほとんど無し)を堪能させて貰いました。





オフ会とかイベントっていっても結局、みんなとマニア話に花が咲き、クルマをニチャーっとねっとり見せて貰い、時には運転させて頂くという私の癒やしになる時間が楽しめました。主に3台の技術的特徴のある車に乗せていただきましたが、理解されたかは別として作り手が真面目に開発した技術的提案を行ったクルマばかりでしたね。

私のカローラも皆さんに乗っていただけたし、さらにはよっこいさんが持参のカメラでカローラを撮影して下さりました。ノウハウのある方が撮った写真は美しい・・・・。これは超嬉しい・・・・。会社のPCの壁紙にしているので、Teams会議の画面共有では毎回カローラが大々的に表示されます。

他にモデラーN氏のアコードのラゲージルームの雨漏り修理箇所(しっかり直っててよかった)を見せていただいたり、ドアバイザー要らない派と要る派の深刻な宗教対立(武力衝突無し)などいつまでも話題には一切事欠かないという感じでアッという間に夜になってしまいました。

独身時代はそのまま深夜までファミレスのドリンクバーで過ごすような生き様でしたが、みんな良いオトナなので夕食は焼き肉屋さんへ。久しぶりにMX83を運転させていただきました。



これまたゆったりとしたオトナの世界こう言う気分に浸れるトヨタ車が最近だとSUVに限られてしまうのが残念です。普段、子連れなので早めに帰宅していたのですが、珍しく単独で参加できたので焼き肉屋さんでは皆さんと楽しくお話が出来てとても良い心の栄養補給になりました。一人で趣味に向き合うことと同じくらい、誰かと、或いはみんなで趣味を楽しむ時間が楽しめると良いですよね。

皆さん、ありがとうございました。


以下は大切な愛車に乗せていただいた試乗感想文

●1992年式 ミラ PIT 4WD


この個体を初めて見せていただいたのは、オーナー宅の私設博物館見学会において日本家屋に突き刺して保管されていた姿だった。「こんなところに軽自動車って入るんだ・・・」というところからのスタートだったので走っている姿を見たのはこれが初めてだ。



試乗車は平成4年式の後期型で貨物登録のPitなのだが、珍しいパートタイム4WDモデルである。これまでもL200系ミラは友人のTR-XX、イカさんのJターボ主治医の暴力装置(笑)などターボ車に縁があるが今回初めてNAモデルに試乗する機会を得た。



この試乗車が特に珍しいのはパートタイム4WDと言う点だ。ボディサイズは3295mm×1295mm×1438mmという軽自動車の枠内に納めた横並びなのだが、衝突安全のためのボディ拡大、という規格改正の趣旨に配慮しつつも、衝突安全性確保のため、日本で初めてのサイドインパクトビームが装備された。これは板厚1.2mmの鋼板をガードレール状に成型してドアに溶接されている。側面衝突時にドアの折れ曲がりを防いで相手物のキャビン侵入を防ぐための装備であることは言うまでも無い。このインパクトビームは当時初めて開発された装備では無く、古くは1970年代の先進安全実験車にも織り込まれていた技術である。

海外への輸出仕様車には採用されていたが日本市場では安全に対するニーズが低く、日本仕様車は車格として許される最低限の安全性を確保するのが通例だった。すなわち高級車は比較的充実しており、大衆車はそれなり・・・・なのだ。いくつかの安全デバイスはオプションで安全装備を追加できると言えども、当時は使うか使わないか分からない装備に10万円以上するオプション代を払いたくない人の方が普通であった。

きっとミラも輸出仕様車には元々サイドインパクトビームの設定があり、それを日本仕様車にも引き当てただけだろう。それでもNHKスペシャルによる安全格差の告発などによって1990年ごろから安全性に対するニーズが浸透し始めて各社の新型車にはドアの中に黄色く塗られたサイドインパクトビームがでかでかとアピールされる時代になった。その先鞭をつけたのが3代目となるL200系ミラなのである。

余談になるがミラというブランドはクオーレのボンバン仕様(死語)だったのだが、3代目ではミラにセダン(常用登録車の通称)が設定されてクオーレは廃止された。消費税導入のために物品税が廃止されて軽自動車の貨物仕様と乗用仕様の税金の差が小さくなった。こうなると、ボンバンのメリットがほぼ無くなった為の措置だろう。軒を貸して母屋を取られる的な大転換が行われるくらい当時のボンバンは勢いがあったのでクオーレでは無くミラが残った。

バブル期の恩恵をたっぷり受けたミラは12バルブEFIエンジンや過激な64psターボEFIモデル(バン用にキャブターボもあり)、4WDや4WSモデル、4速ATやイージーなベンコラ仕様、アジャスタブルシフトレバーなど新機軸満載の軽自動車に進化した。今の「何でもあり」の軽自動車達のバイタリティが放つ光を虫眼鏡で集めたような密度の濃さを感じる。(下の写真は2013年に目撃したえげつないL200)



このエネルギーは全方位に向けられており、3気筒エンジンを搭載するサブフレームに現代も上級車が採用するような防振サブフレーム(井形)を採用し、E/Gを確実に位置決めし、防振ゴムでアイドル振動に対して真面目に対処し、E/Gの動きをガッチリした井形サブフレームで位置決めしようとした。更にFF車の弱点であるトルクステアに対してはドライブシャフトのインボード側ジョイント角の左右差を均等化できる等長ドライブシャフトも採用されている。採用に当たっては中間ベアリングが必要になるなどコストがかかるため1990年当時でもアンダー1.5Lの大衆車クラスへの採用はごく稀でFF車の中では上位の2.0Lクラスに採用されるような機構が軽自動車に奢られているのは驚いてよい。



また車幅は拡大されていないのにFF小型車の泣き所たるペダルレイアウトの改善も行われている。更に防錆鋼板(亜鉛メッキ鋼板)を採用してサビ保証をつけるなどかなり生真面目な部分にも手が入っているのはバブル時期の開発で開発費やコストが潤沢にあったのか、或いはまだ顧客層がもっと良い軽自動車を求めているという確証があったのだろう。いずれにしても、当時の民衆のゲタ代わりのミラはより一歩便利なゲタになったのだ。

今回試乗したミラは希少な4WD、いわば民衆の「かんじき」である。改めて試乗車を紹介すると平成4年式のPit(バン)5速MTである。価格は79.7万円でFFの13万円高であった。



現代のスタンバイ4WDや私のRAV4の様なフルタイム4WDではなく簡素なパートタイム4WDである点がポイントである。パートタイム4WDは現代でもジムニーやランクルも採用する原始的かつ本格的な機構である。古くは三菱Jeep、レオーネバンやスプリンターカリブもパートタイム4WDを採用していたが、これは4WDへの切り替えが手動でドライバーの操作によって切り替わるためパートタイム(part-time:部分的な、短時間)4WDと名付けられている。

オーナーが快くキーを貸して下さり運転席に乗り込んだ。シートとステアリングは立派なTR-XX仕様になっている。



一発で始動したのはEF-CL型E/G。40ps/6500rpm 5.3kgm/3500rpmというミラのベーシックエンジンである。運転席からの眺めは見慣れたL200だが、オーナーの趣味全開でアナログクロック、間欠時間調整式ワイパー、インパネアッパートレーなどのアクセサリーが追加されている。

パートタイム4WD車は普段は(2駆)FFで走るものなので、市街地をゆっくり目のペースで走らせていた。パワステは現代では常識と言えるEPSが採用されるも、
上級グレードの贅沢装備としての立ち位置のため、簡素なPitはノンパワステである。FFと言えどもタイヤが転がっていればきちんと回せる重さのパワステなので少しでも駐車場でも半クラでタイヤを回しながら据え切りにならないように操作を行った。



市街地から山間部へ向かう試乗コースだが、軽トラのようにローギアードなミラPit4WDはすぐに吹け上がって5速に入ってしまう。最終減速比はFFの3.538から5.909に低められているから、純正サイズ(145R12:外径φ554mm)で簡易計算すれば4速(0.971)で30km/hで1683rpm、5速(0.794)なら1376rpm。車速を上げていくと50km/hで2294rpm、80km/hで3670rpmと求められる。(FF車用ギア比の場合、80km/hで2197rpmと低回転である)

こうしたことからもミラPitは高速道路は騒音はさておき失速せず普通に走れるようにしておくが、軸足は市街地走行や雪道悪路走行時にゆっくり走りやすく、駆動力が発揮できるギア比にしてあると分かる。摩擦係数が小さい悪路で発進できるかどうかという性能はギア比が低く、ゆっくりかつ高い駆動力でタイヤを回せる方が有利だ。

大型オフローダーなら副変速機でローギア化が容易にできるがミラのような横置きE/Gの軽自動車には嵩張る副変速機を載せることが出来ないので5速化しておき、全体的にローギアード化することが最適解なのだ。車重は690kg。現代目線だと十分軽いがFFモデルと比べるとかなり重い。(そもそも人が一人乗るだけで)

なので発進させてせわしくなくシフトアップした後は4速か5速に入れっぱなしで延々と走ることになる。

ただ、運転支援デバイスが皆無で全てが機械仕掛けの運転行為は楽しい。人間の感性に寄り添った制御がたくさん入っているはずの現代の車の方が楽に運転できるが、不思議と喜びの濃度が濃いのがこう言うプリミティブ(原始的)な軽自動車なのだ。

河川のカーブに沿った道路は狭く曲がりくねっているが、Frにサスタワーバーが着いており、ステアリング操作に対して鼻先からグイグイ巻き込むような挙動が見られた。ノーマル状態だともう少しFrのロール剛性が落ちてマイルドな挙動になるだろう。



少し慣れてきたところで路側帯に停車してシフトノブのスイッチを操作すると、待望の4WD状態に移行する。発進させると後輪を使って加速できるので不思議と後ろから押してくれる感じがする。(プラシーボ効果?)




FF走行時のデフやプロペラシャフトは回っているが駆動反力は入らない。4WDになると駆動反力がかかって若干発進時の振動が増えるような・・・(プラシーボ効果?)



速さを求めるハイパワーカーは4WDなのが当たり前の感覚で期待するほど実際のミラは速くない。扱いやすさを重視したEF-CL型ゆえに高回転の伸びは鈍い。その分低速域の扱いやすさが確保されていてギクシャクすることは無い。直結4WDの良いところで常に出力が綺麗に分配されて挙動が安定している。悪路走行で1輪だけが空転しても他の3輪に駆動力が伝わるので脱出性も高いのが特徴だ。ミラPit4WDは雪国や山間部で1~2名乗車で近所への買い物の足として使うために性能がフォーカスされている。こうした地方では年に数回の高速道路での速さよりも、家の前の坂道を毎日確実に発進できることが求められている。

しばらく走行して転回するために脇道に入って展開しようと試みたところ、ステアリングが劇的に重くなって車が引っかかるような挙動になって走りも鈍くなった。

これはパートタイム4WDで乾燥した舗装路を走った際に問題になるタイトコーナーブレーキング現象である。オーナーからも「是非一回体験してみてね」と言って下さっていたので体験した。直結4WDの最大の欠点だと思われるのが同現象である。走行安定性が高いからと言っても、前後輪が直結しているので路面の摩擦係数が高いために回転差が吸収できずブレーキがかかってしまうのである。4WDが真価を発揮する雪道や未舗装悪路なら路面が滑って走り続けることが出来る。
雪国のミラは積雪時だけ4WDボタンを押して走らせていたのだろう。



4WDの安定性を舗装路でも使えないのはもったいと考えて生まれた前後の回転差を吸収するセンターデフを追加したフルタイム4WDである。一方で、1輪だけが凍結路で空転するようなシーンではフルタイム4WDはスタックしてしまう。このため、フルタイム4WDにはデフロック装置やビスカスカップリングによる差動制限装置が必須となる。ミラの場合はもっと割切って簡便に4WDの操作性を付与してある。

ポイントはレオーネやカリブのように特殊なRVイメージのモデルでそれをやるのでは無く、ミラのようなミニマムトランスポーターでそれをやったところに先見の明がある。実はミラの4WDは1983年から存在している。事実、スターレットに4WDが追加されたのは1990年、カローラでは1987年、サニーでは1986年にようやく追加されている。ミラと競合する軽自動車はアルト (1983年)、レックス(1983年)、ミニカ(1985年)など普通乗用車よりも4WD追加が早かったのも面白い。大衆車クラスは、取り扱いの簡単さなど商品としての一定の完成度を造り込むのに時間をかけ、軽自動車クラスはセカンドカー的なフットワークの軽さが求められており商品化の障壁が小さかったのかも知れない。

今回、貴重なL200ミラに乗せていただいたが、今まで経験したL200(全てターボ)のイメージであった「死の薫り」というものと比べると正反対なほど安定志向だったことは面白い。全開加速させたのにインパネトレイがガタガタ言わないミラはこれが初めてだった。

軽自動車というのは時々、一過性のブームで類似商品を乱発したり、大事な部分をコストのために無視するなど苦々しく思うことも少なくないのだが、こう言う試乗経験をすると陰ながら市井の人たちの役に立つ民具だなと理解させられる。

その年一発目の積雪があった朝、シフトレバーのスイッチを操作して軽快に雪の残る登坂路を駆け上がって職場への通勤をこなす―きっとミラ4WD達はたくさんの人たちの役に立ってきたんだろうなと思うとレベルの高い技術を実現する事と同じくらい、良い技術を水平展開し、世の中に拡散していくことの意義が再認識された。(現代ならジムニーがあるから、ハードな積雪地帯はジムニーの独壇場だと思うが)







●2002年式ミニキャブ タウンボックスLX



私の25年来の友人「白い変人」が足車としてアンダー10万円購入したタウンボックスに乗せて貰った。思えば軽ワンボックスは生涯を通じて色々とちょい乗りさせて貰ってきたが、スギレンさんが所有する1990年式ミニキャブ・ブラボーLXはよく乗せて頂いた。今回試乗したのはその子孫とも言える2002年式のタウンボックスLX(!)である。



(次はランクルベースのLXかグレイスLXを是非。もっと相応しい車があれば教えて下さいw)

1999年のデビュー当時はエグイデザインだなと思った。中の人も「そうかな?」と思ったのか試乗車の様に三菱っぽく精悍な顔つきに改良されたことは喜ばしい。

車名からもハッキリと箱を主張しながらも、Aピラーを黒く塗ったり、Cピラーを黒く塗って後席とラゲージを繋げて広く見せるなど競合セミキャブ組のエブリィやアトレーとは趣の違う三菱の独自路線であった。



Rrコンビネーションランプは異例とも言える複数部品で構成されてコストを何よりも優先するこの手の車両では考えられないユーモラスなリアビューを実現している。エンジンラインナップもフラッグシップのRXグレードには4気筒20バルブエンジンが採用されるなど三菱らしいハイテク技術の残り香を感じることが出来る。試乗車のLXはタコメーターなど上級装備がついた自然吸気エンジン搭載グレードで白変としては意外な選択(SXを選ぶと思っていた…。)だった。

1998年の新規格移行でフルモデルチェンジされたタウンボックスは衝突安全改善のためにセミキャブ化されドライバーを後方にずらして座らせている。パッケージング的にはセミキャブ化によるペダルオフセットは個人的に気になるレベルで、運転姿勢としては敢えてフルキャブを押し通したサンバーの頑固さを指示したいところだが、ステアリングポストが立ち気味のフルキャブと、少しは寝かせられるセミキャブでどちらが良いのかは両社ともに歯がゆい部分だろう。

白変のご子息(もう中学生ですって!)同乗で試乗スタート。走り始めてすぐに分かるのがコクコク決まるシフト操作と淀みなく回るMVVエンジンである。シフトフィールはオーナーである白変が入念に修復したもので恐らく中の樹脂部品がバラバラだったのだろう。

ヘタしたら私のRAV4の方がシフトフィールが悪いんじゃ無いかと言うほどの小気味よさで、ガタ詰めしたリフトリンケージの修復とそもそものショートストロークが効いている。



また、商用ベース故にすぐにE/Gが吹けきってシフトアップを繰り返し、50km/hで3000rpm程度で巡航できる。高速道路を80km/hで走ると4800rpm、100km/hだと6000rpm、117km/hで7000rpmを迎える計算になる。



普通車に乗っている感覚からするとえげつない数値だが、48psという非力なE/Gである程度の積載条件までカバーすると、持てる性能全てを使って走っている事になる。高速道路を常用するなら伝説の20バルブターボを選べば良い。

スギレンさんのミニキャブブラボーも同じ3G83を積んでおり、ギア比も実は5速3000rpm(推定)。ただ、タコメーターがあるため精神衛生的には好ましくないかも知れないが、逆に言えば市街地を走っているときでもスポーツ走行並の高回転を楽しめる。ミニキャブはトルク特性がフラットなので早めにシフトアップしても十分走れるのだが、特にアピールしたいのは軽自動車離れしたE/Gのスムースさと静粛性である。

私はこのクラスの軽自動車は複数試乗しているが、意外なことに?ターボだったアトレーより快適に感じた。非力なE/Gのゆったりしたリズムと乗用ワゴンとしての静粛性が相まって快適性が高いのが印象的だった。どうせ非力なのだから変に目を三角にして走る必要も無く、それが気持ちよさのループになっているのだ。

静かなだけならBEVの方が静かじゃないか、という反論もありそうだが以外とそうではない。

ミニキャブMiEVにも試乗したことがあるが、商用ユースであることに加えて軽量化と低コスト防音材が一切省かれたキャビンはモーターの高周波ノイズもそれ以外のノイズもダイレクトに伝えてくる。それと比べればサイレントシャフト付きの3G83に防音材を奢ってやった方がまともな自動車になれるというのが面白い事実なのである。(だから巷の静かなBEVは相当に頑張ってお金をかけているのだ)



今の軽自動車の売れ筋であるスーパーハイト軽ワゴンも広大なキャビンと後席を畳んだ際の荷室が自慢だが、タウンボックスの様な軽箱バンの魅力は4人乗車した上で荷室がしっかり確保されているところである。E/Gの上に運転席があるレイアウトのため、ウォークスルーが出来ない、操縦性が腰高などの弱点に加えて後席の乗員が脚を伸ばそうとしてもE/Gコンパートメントの縦壁が邪魔で脚が伸ばせない。普通に作るとRrシート座面位置は荷室の要件で決まり、E/Gレイアウト上縦壁が当たる。E/Gをできるだけ前に搭載すれば快適だが、今度は運転席の快適性が損なわれる。優先される運転席の配置関係から関係が決まってしまうので、普通車の場合は後席を後に引くだけでいいが、三菱は軽らしからぬ奇策に出た。



なんと縦壁を凹ませてつま先のスペースを確保したのだ。しょせん凹ませただけじゃないかと馬鹿に出来る事ではない。コスト第一になりがちな軽自動車のボディ設計で普通なら1枚で済んでいたプレス部品を2枚分分割構成にするか、高級な金型を奢って寄せ曲げを追加するか、プレス方向を変えて(=量産効果の期待できないタンデムプレス必須)打つしかないのである。



つま先スペースが出来た分、足元の広さをアピールするもよし、後席を前に動かして4人乗車時の荷室の広さをアピールすることも出来る。



当時も三菱はこの構造によるそのメリットをターゲット層に訴えかけたが、ついに業界スタンダードになる訳でも、足元の広さで売り上げを伸ばしたわけではなかった。そもそも補助席的扱いで畳むことも多い商用車の後席は狭くても不満が来ない場所であり、後席をより重視する場合は荷室の要件がない乗用登録があるので、後席にスライド機構を設けることで足元の広さを確保した。


コストだけならシートスライドよりボディシェルのコストアップが安いはずだが、販売上のアピール度はRrシートスライドに軍配が上がり、大きな武器にはならなかった。

真面目な改善で不便な部分を技術で解消しようとしたのだが、それが顧客の求めるものではなければ販売競争で優位に立てず、金をかけた割に儲からないと判断される。自動車ビジネスというのは目に見えない「空気」に左右されたりする難しいものだと実感させられる。




Posted at 2023/07/29 01:14:43 | コメント(2) | トラックバック(0) | イベント | クルマ
2023年07月15日 イイね!

2022年式ハリアーPHEV感想文

2022年式ハリアーPHEV感想文●ブロック開発の産物

2020年6月に発売されると瞬く間に先代の人気を継承し底堅い人気を誇っている現行型ハリアーだが、2022年9月に突然PHEVが追加された。



2020年にRAV4、2021年にレクサスNXにプラグインハイブリッド(PHEV)車が設定されているので順番としてはNXが先に出たことは違和感がある
(ハリアーが先でもおかしくない)のだが、ハリアーの場合とてつもないバックオーダーを抱えていた時期なので発売を控えていただけかも知れない。共通コンポーネントのRAV4 PHVは発売後すぐにオーダーストップがかかるほどの人気っぷりだった。開発が完了していたとしてもいたずらに発表してしまえば目処のが立たない納期問題を悪化させていただろう。

先代のプリウスPHVの様に全長を変えて特別感のある意匠を与えず、あくまでハリアーの1グレード扱いというあっさりした扱いだ。



ピアノブラックのモール類、HEVと同型上ながらブラック塗装が追加された19インチアルミホイールなどベースの金型をそのままに表面処理違いで差別化しているのはなかなか賢い差別化である。その中でもスポーティなハニカム柄のWLRグリルは数少ないPHEV専用設計の目玉だと思いきや・・・・私は中国で売られているヴェンザのグリルに似ているでは無いか!



完全流用なのかと思いきやヴェンザにはミリ波レーダーの穴がボッコリと空いており、ハリアーPHEVとは異なっているので、やはりこのLWRグリルが数少ないハリアーPHEV専用部品であった。

内装もHEVやガソリン車と比べて細部で差別化されていて何というか本当に地味なのだが、差別化という言葉に囚われてベースから変えることに執心せずにいいものはそのまま継承するという方針は意外と私は認めている。ある意味でマークIIグランデ「G」の様な「それと分かる人」の為の差別化にも似ている。

また、アクセルを踏み込むと豹変するキャラクター的は、かつてV型6気筒3.3Lを積んで暴力的な加速を見せたハリアーハイブリッド(通称ハリハイ)を思い出した。RAV4 PHVがクルーガーハイブリッドの再来であるならば、ハリアーPHEVはまさしく現代のハリハイである。同じコンポーネントを使い回しながら、あるかどうか分からないくらいのニーズにまで網羅した絨毯爆撃が出来るのはもはや国内ではトヨタくらいしか無いのではないか。



試乗したが、デビュー当時に乗ったHEVやガソリン車で感じた走りの質感の無さ(特にNVH性能)に対してはある程度払拭できている。E/Gに頼らずにモーターのアシストが増えているからでは無いかと予想しているが、市街地から高速道路までハリアー的(高級「感」を重視)な味わいが出ているのはPHEVが持つ魅力だった。それでいて燃費はEVモードを活用すればHEV以上の実力を持つので燃費でも走行性能でも現行HEVの完全なる上位互換と言える。

惜しいのは、あまりハリアーPHEVを売る気が無さそうなことである。現状、北米向けのヴェンザ、中国のハリアー/ヴェンザにもPHEVの設定は無いようだが、日本という成熟したマーケットに焦点を当てたハリアーPHEVの需要がNX450hと共食いしないのだろうかという疑問が湧く。それも杞憂で今はオーダーストップ発表直後に受注停止するほどの人気を見せている。十分な予算があり、レクサスよりも控えめなPHEVが欲しい人にはぴったりなのだろう。



実車は本当に特別感の無い単なるハリアーで、走らせた瞬間にHEVとの違いが分かるほどPHEVの濃い味が楽しめた。高速道路の料金所からの加速では他の追随を許さないレベルの俊足を発揮する。ハイブリッドがL4になってからの燃費重視のHEVとは違うかつての「ハリハイ(ハリアー・ハイブリッド)」を思い出させてくれた。その意味では専用色が「グレーメタリック」一色なのは非常につまらない。一色くらいは「銅線色」級のアイキャッチ力の高い色が欲しいのだが、ハリアーでありながら地味なことを信条とするPHEVにはそれと分からないパールホワイトや黒でしれっと乗りこなすのが良いと言うことなのか。

ハリアーPHEVはハリアーが持つ高度なファッション性によるイイモノ「感」に加えて現代的な電動「感」も手に入れた。しかし税込み620万円と言う価格は決して安くない。トヨタの中の横並びで安い、としても世間の金銭感覚から言えば高いと言わざるを得ない価格となった。国産車って安いのに品質が良いからお買い得=コスパ高い、などという神話が過去の伝説となって久しいが、高級品として顧客から相応の対価を受け取るには「感」だけでは足りない世界にもう足を踏み入れている。もはやパワーメーターの映像がメモリ不足のPCの様にカクカクし、画面の切り替えもめんどくさい全面フル液晶メーターなどは価格に全く見合っていない。

ハリアーは元々、高級感を楽しむブランドで本当の高級車までは行かないところが絶妙なバランス感覚であったが、そういう見方で言えば、ガソリンエンジン車で値引きをしっかりして貰って乗る方が実はハリアーらしいのかも知れないと私は感じた。

ハリアーPHEVは、どうしても620万円というぶっ飛んだ価格に目が行ってしまう。同じ金額を支払うならもっと視野を広げて違う選択肢もある様に思うが、ハリアーPHEVを買う人はきっとハリアーファンでハリアーの世界観が気に入った人なのだろうなと想像する。クルマがオワコン化する中で指名買いされる程の商品力は類い希な能力である。だからこそ積極的に宣伝もしない戦略を取っているのかも知れない。ファミレスのグランドメニューの片隅にあるちょっと高いメニューとかスーパーの衣料品コーナーの奥の方の棚にかかってる意外と高い個性的なジャケットの様な感覚で見れば良いのだと理解した。



実際の試乗結果から言えることは高いものの買った事を後悔させるほどの極端なネガは無いと感じた。これでいいのだ、たぶん。
Posted at 2023/07/15 00:49:44 | コメント(1) | クルマレビュー
2023年06月26日 イイね!

2023年式セレナe-POWER感想文

2023年式セレナe-POWER感想文●日本市場に向けた数少ない日産車

2022年11月、セレナが全面改良され6世代目となった。初代はフルキャブオーバーのバネットコーチのFMC版「バネット・セレナ」として1991年6月にデビューし、2代目でFF化を図って以来、5ナンバーフルサイズのセミキャブFFミニバンとして世代を重ねてきた。

セレナの直近10年は電動化の歴史だった。2012年にクラス初のハイブリッドを搭載したSハイブリッドを追加。お化けオルタネーターを使った節税目的のマイクロハイブリッドだったが、当時のミニバン市場ではセレナがクラス初のハイブリッドを搭載したとあって大いに宣伝効果があったが、走らせてみてもEV走行は不可能で口の悪い私は「似非ハイブリッド」と読んでいた。

2010年に世界初の量産EVであるリーフを世に問うた日産は、EVシフトと自動運転で業界をリードしようと考えており、2016年にデビューした5代目セレナでは高速道路上(単一車線)での自動運転を可能にする技術「プロパイロット」を搭載、2018年には日産独自のシリーズハイブリッドを搭載した「e-POWER」によって2010年代以降の日産のイメージを色濃く映し出した。

海外偏重と言われ続けている日産の中では特に日本市場で人気の高い同セグメントのミニバンとしてステップWGNやノアヴォクと熾烈な販売競争を繰り広げていた。2022年にTNGA技術をフル活用して一新されたノア・ヴォクシー、P/F流用ながらスッキリした広い箱の復権を目指したステップWGNがFMCを実施し、商品力強化を行う中で最後の大物がFMCを行ったことになる。

C28型を名乗る新型セレナのコンセプトは「BIG」「EASY」「FUN」であることは変わらずキープコンセプトのうえで時代進化分の改良を加えた「RC27」とでも呼ぶべきモデルとなった。



ボディサイズは下記の通りでデカ箱のステップWGNと扱いやすさを意識したノア・ヴォクシーのちょうど中間に位置する。車幅は非エアロ系は小型車枠を守るなど従来P/F流用のメリットは活かしている。



エクステリアデザインは直線基調で奇抜なヘッドライトが目を引くクオーターガラス以外のサイドガラスを流用しているなんて分からないくらいである。外装の重要部品を流用しているのは相当投資が抑えられた結果なのだが、確かにセレナっぽくもあり今の日産っぽくもある。最後のパジェロなどガラス類を流用する事例もあるし社内にもリーフの2代目は初代のガラス流用であった。一枚数千円の部品が型投資などの減価焼却が終わって1割でも部品費が安くなれば非常に作り手にとってメリットのある話だろう。

考えてみれば海外偏重の日産が日本でしかマーケットのないこのクラスのキャブワゴンを開発するというのだから相当に投資が圧縮されているはずだ。走らせてみると、昨今の日産と共通した魅力が楽しめるものの、どこかぼんやりと焦点の定まらない乗り味は競合に対して一歩譲る。確かに先代よりも新E/Gのお陰なのか相当改善されているのだが、それはセレナを乗り継いでいるロイヤルカスタマーに対してのアピールになるものの、競合車と乗り比べると静粛性の素晴らしさや電動走行の魅力以外ではアドバンテージがある。

私が乗せて貰った最近の日産車で言えばエクストレイルやサクラなどは商品性の高さを感じるが、セレナはあと一歩求めたくなったことは正直な感想である。価格帯も競合並みに値上がりしているが、特にプロパイロット2.0搭載グレードは約550万円という値付けに驚くほか無い。

新型セレナは、プロパイロット2.0やe-POWERなど集中的に投資した技術では競合に対してアドバンテージがある。また、ガラスハッチのように旧い技術を上手に活用して差別化できている一方でその一方でパッケージングや走りの一部に旧さが隠しきれないシーンもある。先代セレナと比べると進化を果たしているのは確かにそうなのだが、少しバックボーンとなる部分が息切れ気味という気もする。競合比較で言えば静粛性とバックドアの使用性で競合に勝り、燃費と価格レンジでは競合に一歩譲る。恐らく次期モデルが出るのは2030年を前にしたタイミングだろう。その時にはもう少し日本に向けた技術開発が行われることを切望したい。例えばデリカD:5と一緒に使えるミニバン専用のP/Fを開発しても良いんじゃ無いかと思う。流石に次期型ではP/Fを一新して1991年から続くミニバンの老舗としてのプライドを見せて欲しい。

そんなセレナの販売状況としては5月22日段階で4.7万台の受注があり絶好調であると日産は発表している。セレナの上にエルグランドも居るだろうし気が早い気そのうちe-POWERは54%、ガソリン車が46%だという。ガソリン車の人気は花より団子系ユーザーの根強い支持が背景にありそうだ。最上級のルキシオンが15%というから7050台ものルキシオンが受注されているということになるが、この高価格帯でも健闘していると言えそうだ。いまの日産にはラルゴもキャラバン/ホーミーコーチもプレサージュもラフェスタもキューブキュービックも無い。旧態化したエルグランドには代替を促す力が不足している中でセレナの存在は貴重であり期待が集中しているのだろう。

あの日産が日本市場向けのミニバンをFMCしたと言うことが驚きなのだがそれにしてもセレナだけで上から下までの需要を取り切るのは酷ではないか。

シエンタ/フリードに切り込めるコンパクト3列車を作り、そこにe-POWERを載せれば市場としては台数が期待できると思われるし、セレナベースでもう少し内外装を専用意匠化してe-4orceや専用キャプテンシートなどを奢って「セレナ・オーラ」を仕立てて「ラルゴ」と名付けるのも良いのではないか。

評点は3★。固定ファンの方には進化が実感できるし競合性が非常に高まった。完全な選択肢は無いがライフスタイルや重視する性能によって選ぶべきモデルが決まってくる良い競合関係になっている。
Posted at 2023/06/26 23:41:11 | コメント(2) | クルマレビュー
2023年06月11日 イイね!

2023年5月度 新舞子サンデー参加

暑くなる前の最後の新舞子サンデーへ参加しました。前日に補機バッテリーの元気が無く、ホームセンターで買ったバッテリーチャージャーで充電してみました。初めて使う機械なのでちょっとドキドキしましたけど、操作は簡単で朝は軽やかにセルが回りました。



久しぶりに磨いたカローラで会場を目指します。最近はちょっとした用事でも天気さえ良ければカローラに乗れるのでちょこちょこと乗ることが出来ていました。気持ちよく私の幼少期のテーマであるREBECCAを聞きながら会場へ向かったところ、渋滞がエグい・・・・。入り口で大渋滞。30分くらい並んだんですがアホらしくなってきて隣の駐車場に駐車しました。せっかくのイベントなので
並べたかったですが、駐車しないことにはギャラリーとして他の面白い車が楽しめない。がらがらのお隣にカローラを駐車してみました。普段だと駐められない一等地です。



歩道橋を渡って会場へ行くと、ものすごい熱気でした。こう言う熱気って久々だなと思います。コロナ前の活気ってこんなだったなと。ちょっと違うのは暑い中マスクをしていること。(ソーシャルディスタンスが取れるところはマスクを外して居ました)

いつもここで合う人たちをお互いの近況を確認、車趣味人である前に社会人・地域人なので急に忙しくなったりするわけで、そんな中で何とか都合をつけてこう言う場で車の話が出来るって精神衛生上非常に良いことだなと思います。










スギレンさん車検を取ったTA63(ST-EFI)で登場。



朝早く来られていたようでメイン会場に駐めるのは8時前に来てないと厳しい模様・・・(家事済まして来る私には絶対無理)



カリーナの後席に乗せて貰い向かった先は・・・スギレンさんが過去に乗ってたのと同じ後期型のAA63カリーナGT-R。パッケージトレイの毛ばたきの雰囲気も良いですね。



スギレンさんも久しぶりにじっくり見学してました。オーナーの方は見た感じ若そうな方でノーマル然としたテイストで乗られているのは純正好きの私には嬉しいですね。錆びやすいボディの状態も良さそうですし、大切に乗って頂きたいです。



何だかんだ言って私はこのカリーナのデザインが全ての車の中で5本の指に入る格好良さだと思っています。スギレンさんと知り合わず、カローラとも出会っていなかったらAA63に乗っていたかも知れません。それくらいこの代のカリーナには引き寄せられるものがあります。

3時間程度の限られた時間でもう帰ってしまった車も多かったようですが、私が気になった車の写真をどんどん貼っていきたいと思います。


▲流面形セリカ後期型(で合ってますよね?) おぼろげながらCM映像を覚えている車


▲カローラII、伯父が乗ってたので超惹かれました


▲リアビューの面が意外と複雑で70年代末期コンセプトカー的な見所があると思います


▲写真では分かりにくいけどバックドアに空力の為のキック形状あり


▲コークボトルラインの2代目カローラバン


▲セダンの雰囲気を残しつつ見事にバン化。最大積載量ステッカーの書体がお洒落


▲コニーでお馴染みの愛知機械作。現行セレナの最上位はラルゴ名義でも良いのに


▲ベリーベリー、グリルだけSSSのブルーバード


▲70年代的過装飾も味わい。


▲えら


▲スバルは人を惹き付ける魅力あり


▲大衆車だけじゃ無く原付バイクも歴史に埋もれそうな身近な機械


▲1970年にデビューしたと思えないほど未来的なGS


▲驚きの余りブレたが、これってクランク棒の穴?


▲コーダトロンカ的潔さ。HBではなく、ラゲージドアを持つ。ある意味最先端SDN?


▲かっこいい。アルフェッタGT


▲ドアノブだけでも格好いい


▲正面に速時計、中央に回転計、独特の計器類


▲後席居住性に配慮した長めのルーフ


▲バックドア×ルーフの合わせが独特


▲エンブレム格好いい


▲独立したコンビランプ、繊細なバックドア、いいなぁ。


・・・というわけで厳選したんですが刺さり車を紹介しました。最後にみん友さんのすごいメッセージのある自作ステッカーに気づいた後、お昼になったので新舞子を後にしました。



久しぶりにミーティング日和の気持ちいい(ちょっと暑い位)日曜でした。いつもの道を焦ることなくA/Cをきかせたカローラで自宅に帰り、カローラを片付けました。



次は海水浴シーズン後になると思いますが、それまで常連の皆さんはお体に気を付けてお過ごしください。
Posted at 2023/06/11 01:58:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | イベント | 日記
2023年04月29日 イイね!

3世代でレゴランドジャパン行ってきました

3世代でレゴランドジャパン行ってきました3月のことですが、奈良から父がお正月も孫に会えなかったので、孫成分を補給したいとの事で弟と一緒にN_WGNで愛知までやってきました。遊びに行こうという事になり、初めてレゴランド・ジャパンへ行ってきました。

高いと話題になった入園料を(私の父がwww)支払えば、園内のアトラクションは乗り放題です。

比較的空いていたので程よく楽しむことができました。

60代後半の父は私より若い?と噂される通り孫(=息子)とレゴランドを楽しんくれたようです。楽しみ過ぎてアトラクションの船と水鉄砲の打ち合いに興じてずぶ濡れで帰ってきたのは驚きましたけどね。

はじめは人見知りして泣きわめいてた娘も最後の方は慣れて和解できたらしく手をつないで歩いてました。



レゴの歴史を説明し、レゴの製造工程を紹介する「レゴ・ファクトリー・ツアー」というアトラクションは面白いですね。射出成型機が置いてあるんですがオランダ企業らしく初めて見るメーカーでした。

乗り物系は比較的小さな子供にフォーカスしたマイルドなモノが多いのですが、注目したのは「ミニランド」という渾身の作品が楽しめるエリアです。

”日本国内の有名な都市や名所を1度に見て周る経験ができるのはレゴランド・ジャパンだけ。”(公式サイトより)

確かに日本の名所の再現度が素晴らしいです。


















でも、私が注目したのは建造物ではないのです。






もちろん、実際に走る新幹線でもないわけで。







そうは言っても愛知県を再現した作品の中にあった自動車工場は当然注目しましたよ。



ベルトコンベアが動いていく凝った作品でした。







もう我慢できません
・・・・・はい、車です。


何処へ行っても頭から車が離れないのはどうしようもありませんね。

レゴで作られたタクシーにトラック、バスのクオリティが高い。





大きな作品なので車種が分かるレベルで再現されてて面白いですね。



ハイエースは100系風が混ざっているのもポイント高し。




ハイエースの横に書かれたJAPは大丈夫なのか。(日本を侮辱するような表現だけど…)



3代目プリウスでしょうか?


これはFJクルーザーですよね。確かナノブロックにもなってましたよね。


Will Viもメーカーオプション付きですね。(キャンバストップ)


もしかして初代NX?

トヨタ?以外も見つけました。


左右非対称ドアなので明らかに2代目キューブですよね?


これは3代目?セレナかな?(色でセレナに引っ張られてます)



スバルもちゃんといました。明らかにタンジェリンオレンジのXV。


WRXもちゃんといました。Rrウイングやオーバーフェンダーが単純化されながら再現されているのはすごい。


バンパーの塗分けで初代ハスラーと判断


軽トラ(ハイゼット?)とディカプリオの2代目ワゴンR?



スズキつながりで3代目エスクード?RAV4か!ってテンション上がりましたが・・・これはエスクードだ。



自分のカローラやRAV4とかプログレを再現してみたい気持ちになりましたが、
クリエイティブな脳みそが無いので実現はできないでしょうねぇ・・・・・。

建物も含めて作家の人のこだわりを感じる展示でした。
これだけ見に行くことは難しいかもしれませんし、
大人だけで行くのはちょっとつまらないかもしれません。



最後に笑ったのはこれ。





ドナドナされてるディスカバリーwwwww。

たまには3世代でお出かけするのも楽しいですね。(移動は車2台ですけどwww)
Posted at 2023/04/29 00:58:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 一般ブログ | 日記

プロフィール

「梅雨だけど晴れてたんで乗ってしまいました。速くなくてもこのクルマは私にとってのスポーツカー。」
何シテル?   06/19 22:52
ノイマイヤーと申します。 車に乗せると機嫌が良いと言われる赤ちゃんでした。 親と買い物に行く度にゲーセンでSEGAのアウトランをやらせろと駄々をこねる幼...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/6 >>

1234567
89101112 1314
15161718192021
22232425262728
2930     

リンク・クリップ

けいほう・・・ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/10 00:10:05
合衆国のVW文化、その4 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/30 17:44:50
ゴールデンスランバー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/26 09:45:46

愛車一覧

トヨタ カローラ トヨタ カローラ
1989年式(マイナーチェンジ直前) カローラGT。 ヤフオクで発見し、 不人気車ゆえに ...
トヨタ RAV4 L トヨタ RAV4 L
1996年式 標準グレード。 私が小学生だった1994年、RAV4が颯爽と登場した。私 ...
トヨタ プログレ トヨタ プログレ
2000年式 NC250。 長年、趣味の先輩達と車談義を重ねる中で定期的に「プログレは ...
シトロエン DS3 シトロエン DS3
2011年式 スポーツシック・エディションノアールII。 ラテン系ホットハッチ(プレミア ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation