ライトセーバー実現への第一歩になるか？　ＭＩＴとハーバード大の合同研究チームが「光の分子」形成に成功！！

こんばんわ。
　
本日ブログで紹介した〝泣ける艦これMAD〟を何回も見て、6分00秒あたり～8分10秒あたりにかけて、何度も涙腺を崩壊させている、キモイおやじです（苦笑。
　
はぁ・・・・
自己を犠牲にして仲間を逃がすシチュエーションって、やっぱ泣けるねぇ・・・・
　
特に〝姉〟が〝妹達〟を逃がすために・・・・と思うと、余計に泣ける・・・・・・
　
　
でも、最後はハッピーエンド（？）でよかったよ（ため息。
　
　
　
　
　
さて、本題です。
　
　
科学誌サイエンスの今週号において、米マサチューセッツ工科大学（ＭＩＴ）とハーバード大学の合同研究チームが、光をくっ付けて分子を形成することに成功したと発表しました。
　
　
通常、光を構成する光子は、一般的な物質のように検知可能な質量は持たず、互いにくっつき合うこともありません。
その証拠に、たとえばレーザー光線同士をを交差させれば、光子は互いの間を突き抜けることになります。
　
　
しかし、今回の実験で物理学者のミハイル・ルーキン氏らのチームが作り出した光粒子は、従来の光の挙動と異なり、ライトセーバーのような性質を持つそうです。
　
実験では、まず金属の一種であるルビジウムの原子を真空空間に送り込み、ここで形成された金属の雲をレーザーで絶対零度に近いマイナス約２６８度まで冷却して、原子をほぼ静止状態にします。
　
そして、この原子の雲に光子を照射すると、通常の光のように突き抜けることなく、一般的な物質と同じように原子に衝突。
この過程で光子が減速し、互いにくっつき合って分子を構成したそうです。
　
　
今回の実験結果についてルーキン氏は、「この研究はライトセーバーの実現には直結しないかもしれない。しかし量子コンピューターと呼ばれるスーパーコンピューターの開発に役立つ可能性がある」と解説しているそうです。
　
もしかしたら、そう遠くない未来には、この研究が土台となって映画「スター・ウォーズ」に登場する光の剣「ライトセーバー」のような光の結晶を作り出すことが可能になっているかもしれません。
なにせ、これまで仮説の中にだけ存在していた光物質が現実に観測されたのは初めてなのですから・・・。