
こんにちわんわん。
今回のTOP絵は、座部ざぶとんさんという方の作品になります。
( 座部ざぶとんさんのPixivページ
http://www.pixiv.net/member.php?id=8106199 )
「ものべの」の続編にあたる『
ものべの-happy end-』というエロゲに出てくる、えみちゃんです。
この娘っ子は、「ものべの」に登場した屋守妖怪のすみちゃんと主人公との間に生まれた女の子です。
つまり〝赤シャグマ〟と人間との間に出来た〝半妖〟ですね。
メチャクチャ元気で、お転婆で、無鉄砲なところがある、見ていてヒヤヒヤする娘っ子です(苦笑。
さて今回のエロゲプレイ報告は、その『
ものべの-happy end-』になります。
この作品は、前回紹介した『ものべの -MONOBENO-』をプレイしたしたユーザーから、
〝すみルートとありすルートのラストがバッドエンドにしか見えない〟という声が開発メーカーに多く寄せられたため、そうしたユーザーの不満を解消するために各ヒロインルートのエンディングから後の物語を追加して発売された、いわば「ものべの完全版」ともいえる作品なります。
(夏葉ルートだけはものべのを離れてからエンディングにいたるまでの、途中の闘病生活が追加で描かれています)
なので、基本的にはこの『
ものべの-happy end-』を購入していれば、前作の『ものべの -MONOBENO-』は必要がありません。
ちなみに『ものべの -MONOBENO-』をプレイしたユーザーに対しては、セーブデータを引き継いで追加されたアフターストーリー部分だけをプレイすることも可能になっています。
なので自分も、この機能を利用して各ヒロインのアフターストーリー部分だけをプレイしました(苦笑。
プレイした順番は、前作と同じで〝すみ〟→〝ありす〟→〝夏葉〟という順番で攻略しました。
こちらの作品でも〝すみアフタールート〟で登場する、飛車角の昔話が他のキャラのアフタールートに絡んでくる部分があるため、この順番でプレイした方が、より物語を楽しめるのではないかと思います。
■すみアフタールート
実はこのルートでは冒頭部分に飛車角の昔話が登場します。
この昔話は江戸時代が舞台となっていて、人を食べた妖怪を退治するために飛車角が出雲の地に旅をした時の出来事が描かれています。
このとき飛車角は、出雲の巫女に存在を消されそうになっていた少女を救います。
この少女は、どこかのバカが人間の子供を使って〝蠱毒〟の呪術を行い、その蠱毒によって生まれてしまった〝近くにいる生きるものを死に導く呪い〟その身に宿してしまっていました。
子供好きの飛車角は、この少女に〝つみ〟という名を付け、少女の呪いが浄化されて、根の国(死者の住む国)に還るまで一緒に生活をします。
この後、物語は現在の主人公の話に戻るわけですが、この〝つみ〟と出雲の巫女との出会いが物語のラストで大きく絡んできます。
前作のラストでは、主人公とすみが祝言を夏葉が隔離されている結界の中で行い、老婆姿の夏葉に祝福されました。
なのでこのルートでは、夏葉を外見年齢を元の少女(幼女?)に目指す方法を探しながら、主人公がすみと夫婦生活をしていく様子が描かれています。
またその中ですみが妊娠して出産。
二人の間に〝半妖〟の娘〝えみ〟が生まれます。
この〝えみ〟という名前は傘妖の飛車角が名付け親になって命名してくれたのですが、〝えみ〟が5歳前後くらいに成長した時には飛車角が老いによる痴呆症っぽくなってしまっていて・・・・(涙。
(実はこれも理由があったのですが・・・)
すみルートでの夏葉は、肉体年齢が老婆になってしまっているため、医学的なアプローチでは元の少女の姿に戻すことは出来ません。
なので主人公は、妖怪や神様の力を使って夏葉の姿を戻す方法を模索します。
そして、様々な妖怪と出会い、交流をもつことで、大昔にものべの村の結界を作った大妖怪の七面頬 (ななつらお) 様が神様にジョブチェンジするために修行をしている出雲での居場所を突き止めます。
そして、そこに主人公とすみ、えみ、飛車角の4人で向かうのですが、実はその場所はかつて飛車角がつみと暮らしていた洞窟のさらに奥でした。
そこに居た修行中の七面頬 (ななつらお) 様は七つの頭をもった巨大な蛭妖怪なのですが、なぜかコレが人間に化けると幼女に・・・・・・(苦笑。
(ほんと、このエロゲメーカーは幼女が好きだなぁ・・・www)
そして、飛車角が呼び出した出雲の巫女(神様)と七面頬 (ななつらお) 様の力、そして主人公が習得している禁呪(振替祈祷)を組み合わせて、夏葉の年齢を元に戻す術を発動させるのですが、主人公が使ったのが禁呪だったため何倍にも増幅された呪いが主人公に跳ね返り、襲い掛かります。
主人公が死を覚悟した時、飛車角が呪いと主人公の間にわって入り、その傘を広げ、身ずからの命と引き換えに主人公を守ろうとします。
しかし、大妖怪・飛車角の力でも呪いに対抗しきれず、のろいの力に押され始めた時、飛車角と呪いの間に少女の形をした残留思念が割り込みます。
この残留思念こそ、かつて飛車角が一緒にこの洞窟で過ごした〝つみ〟でした。
飛車角に恋心を抱いていた〝つみ〟の思念が飛車角に力を貸し、飛車角は主人を守り切りますが、飛車角自体は全ての力を使いきり〝つみ〟の思念とともに根の国へと旅立ちます。

(このシーンは、飛車角の漢気にマジで泣きました)
ものべのに戻った主人公は、元の少女の姿に戻った夏葉から、衝撃的な事実を聞かされます。
実は夏葉は、老衰による死を防ぐために妖怪・獏によって眠らされて夢を見続けていたのですが、その夢の中に飛車角が頻繁に遊びに来て、兄の事やすみの事、現実の世界でそんな出来事が起きているのかを教えていてくれたというのです。
そうです・・・・
飛車角は老いて痴呆になっていたわけではなかったのです。
獏が作り出した夢の世界に自分も精神を送っていたため、頻繁に寝てしまったり、痴呆老人のような寝ボケた行動をとっていただけだったのです。
(この事実を知った時に、2度泣きました・・・・・)
夏葉の急速成長の病気は完全に発症前の状態まで戻っていて、今後はきちんと投薬さえすれば発症を防げることもわかり、最後はみんなが夏葉の帰還を祝って終了します。
このすみルート・アフターのポイントは、やはり『弱き者を守る』という信念を最後まで貫いた飛車角の生き様だったように感じます。
それだけに、最後の全員集合のシーンに飛車角の姿がないことが寂しかったです・・・・
■ありすアフタールート
このルートは、本編の最後で主人公とありすが仮死状態のまま眠り続ける夏葉を連れてものべの村から逃げ出し、さいたまにある主人公のアパートにたどり着いたとこからスタートします。
主人公とありすのゆうちょ銀行の口座は、主人公と夏葉を危険視していた当代ひめみや様と村長らによって凍結されてしまい、ものべの村に残っているありすの家族やすみや飛車角らとの連絡も付かなくなり、金銭的に追い詰められていきます。
そんな状況の中にありながら、主人公が通っている医大の教授や周囲の人たちに助けられ、夏葉の入院や仕事の斡旋などをしてもらい、生活が落ち着き始めたある日・・・・
主人公がアパートに帰ると、そこには身体が幼女化してしまったありすの姿が・・・・
そして部屋の中には、今まで会った事のない見知らぬ少女の姿も・・・・
実はこの少女は、大昔にものべの村の結界を作り、妖怪と人間が共存しながら生活する事ができる術をほどこした初代ひめみや様(ご開祖・星辰姫宮様)でした。
ご開祖様は根の国でものべの村の様子を見守っていましたが、村の結界の力の源が夏葉の身体の中に入ってしまったことで村の結界そのものが危機的状況に落ちいたっため、これを修復するために現世への復活を決意。
しかしご開祖様の肉体は大昔に滅んでいるため、ものべの村に住まう妖怪や当代ひめみや様、そしてありすの時間を前借して少女の姿の肉体を構築。
その前借の影響で、ありすの身体が少女(というか幼女)にまで若返ってしまったとのことでした・・・(汗笑。
ちなみにものべの村に居る当代ひめみや様は、判断を誤り、主人公らを追い詰めて村を危機にさらした事への罰として、かなりちんまい幼女姿にさせられてしまいました・・・(苦笑)
ということで、ありすアフタールートの前半は、ロリ化してしまったありすと、ロリ開祖様のとの3人による、アパートでの共同生活が描かれます♪
何?
この天国みたいな共同生活は!(ぉぃwwww
ちなみにありすの身体を元に戻すためには、主人公の精をありすの子袋にいっぱい注ぎこむ事が必要なのだとか・・・(ぇwwwww
なので、このルートではロリありすに挿入しまくる主人公の姿が・・・・
(もしもし警察ですか?(待てwwwww)
ありすの身体が元に戻った後は、主人公は医者になるための勉学に励みながら、夏葉の病気(早老病)の治療方法の研究を手伝い、そして夏葉を仮死状態の眠りから覚ます手段を探すことになります。

(ちなみにこちらのルートでの夏葉の身体は、18~20歳くらいの状態で成長が止まったままになっていて、すみルートのような〝若返り〟ではなくて、目覚めた時にこれ以上成長(老化)させないための〝医学的治療方法〟を模索しています)
やがて、ご開祖様の生活サポート(家事や夏葉の世話などの手伝い)もあり、医療事務の資格や看護士の資格を取る勉強を始めたありす。
主人公を様々な面からサポートしていくことで、二人の絆はより深いものとなり、やがてありすが妊娠します。
そしてご開祖様とありすとの間にも、親友同士の友情に似た絆が生まれていましたが、ありすが出産を終えてアパートに帰るとご開祖様は「自分の役割は終わった」と
書置きを残して根の国へ帰ってしまいました。
そして・・・
ある日・・・・
赤子の鳴き声で夏葉が目覚め、止まっていた時が動き出します。
最後は、まだ正式には結婚をしていなかった主人公とありすが結婚式を行い、それを二人の赤子を抱いた夏葉が見守って物語が終了します。
このルートのポイントは、恋に恋していただけの少女(ありす)が、主人公との同棲生活を通じて、さまざまな面で大人になっていく成長過程なのではないかと思います。
最後に、現役で生きていたときには楽しいことなど何一つ経験できなかったご開始様が、現代の日本で少しでも楽しい思い出を作れたことを祈りたいと思います。
というか・・・・
ご開祖さまLOVE!(ぉぃwwww
■夏葉アフタールート
夏葉のルートの場合、前作のラストでハッピーエンドになっていることは確定しています。
なのでこのルートのアフターストーリーでは、前作でものべの村を離れてからラストシーンで病気を完治させて戻ってくるまでの7年間の出来事が描かれています。
また、夏葉がかかている早老病(IAGS)という病気は、前述の二つのルートでは病気を進行させないための対処療法は確立されましたが、病気自体を根本から治療する方法にはいたっていませんでした。
そこでこの夏葉ルートでは、主人公が一人前の医者を目指しながら、夏葉の病気の治療チームに加わって病気そのものの治療方法を発見するまでの様子が描かれます。
そして夏葉の方は、病気を治すまでの闘病生活に加え、実の兄と結ばれてしまったという〝近親相姦〟の現実と向き合い、兄に対する確かな愛情へと育てていくまでの心の成長が描かれています。
(まぁ・・・誰が見ても悪役は、たぶん10歳前くらいの夏葉と肉体関係を持ってしまった主人公でしょうがね・・・・・(苦笑))
しかし、夏葉が通っている院内学級の学芸会のシーン・・・・
も・・・・
萌える!!(ぉぃwwwww
夏葉の闘病生活は7年間にも及ぶため、物語で描かれる夏葉も徐々に成長して大きくなっていきます。
そして夏葉の病気(IAGS)の治療方法を主人公らの研究グループが確立し、夏葉の病気が完全に治った7年後・・・
二人は故郷のものべの村に帰ります。
そして、以前よりも人と妖怪との共存が深くなったものべの村を目にして驚きます。
そして二人は懐かしの我が家を目指します。
夏葉のお腹の中に、新しい家族の命が芽生えている報告を持って・・・・
夏葉ルートでのポイントは、
〝主人公は酷いロリコン〟でいいのではないのでしょうか?(マテwwww
だってねぇ・・・・・
初期値の夏葉に手を出すなんて、ロリを通り越してペドだと思うんだぁ・・・・
しかも外泊許可が出るたびに、そんな幼い夏葉相手にアパートでエロイ事しているし・・・・
そういえば、主人公が学会に出席するために出雲に夏葉と一緒に出かけた時、あの人たちが出てきましたね・・・・。
出雲の巫女(神様)と、飛車角に恋心を寄せている残留思念の少女が・・・。
どちらも二人が纏っている飛車角の匂いにつられて出てきちゃったみたいですが、飛車角さん・・・・どれだけ強力なマーキングを二人にしているのですか?(苦笑
ということで、かなり長くなってしまいましたが『
ものべの-happy end-』のプレイ報告を終了します。
かなり良いシナリオになっていると思いますので、「ものべの」をプレイ予定の人は、ぜひこっちの『
ものべの-happy end-』の方をプレイしてください。
そうそう・・・・
この『
ものべの-happy end-』も、
以前当ブログで感想報告の紹介した『ゴスデリ -GOTHIC DELUSION-』と同様に、シナリオを読み進めていくと、本編には登場しなかったHシーンがシーン回想のコーナーに開放・登録されていく仕様となっています。
また
公式WEBサイトから〝web追加Hシーン〟がDLできるようになっていて、ゲームシステムに組み込む事が出来るようにもなっています。
まだ読んでいないHシーンもありますので、今後すこしづつ消化していく予定です(苦笑。