2011年05月04日
とりあえず、自分が用意できる犯人へつながる手がかり関係を警官へ引き渡し、これからのことを婦人警官さんと相談していると(男性警官はこの時コンビニの控え室で監視カメラの映像を撮影中)、例の問題のグループの男性が、自分が置いていった車(マーチ)を引き取りに戻ってきました。
すかさず婦人警官が職質。
クルマの中をチェックするも盗まれたドールは出てこず。
実は警官が到着するまでの間、このグループの他の車2台とスクーター1台がコンビニの駐車場からいなくなっており、そっちに積まれていたのならアウトな状況でした。
この段階で自分はほぼあきらめかけていたのですが、ここから警官らが粘り、大逆転をしてくれました。
というのも、コンビニの防犯カメラの記録映像や、自分のドライブレコーダーの映像から状況証拠として判断すると、このグループの誰かが持ち出したとしか考えられない状態でした。
そこでおそらく(この時自分は被疑者らのグループとは離れさせられていたので、推測になります)、警官らは自分がプリントして渡した被疑者らを、この男性を通じて全員コンビニの駐車場に集めた模様です。
しばらく待っていると、マーチの隣に止まっていたインプレッサや、マーチの男性を乗せていったワゴン(車種は忘れた)、スクーターらが集まってきました。
この後、警官らとこの若者らの間でどのようなやり取りがあったのかわかりません。
しかし、時折聞こえてくるのは
「俺たちは今から川原でバーベキューをするんだ。早く開放してくれ。」
という訴え。
たしかに無関係であれば、「これ以上警察も事情聴取で引っ張るのは不可能だろうな・・・・」と思っていた矢先、なぜか応援のワゴン車と警官2名が追加到着。
何か進展があった模様ですが、自分には何も教えてもらうことはできませんでした。
そうこうしているうちに、応援の警官がワゴン車にグループの男性を一人のせ(マーチの持ち主とは違う人)、どこかに走っていきました。
ワゴン車に乗った男性からは「案内します」という言葉だけを聞き取ることができました。
やがてまつこと15分くらい。
監視カメラの映像や自分のドライブレコーダーの記録で、一番怪しい動きをしていた男性が、応援の警官に連れられて歩いてきました。
そしてその後ろを歩いてくる別の応援警官の手には、いなくなったドールの姿が♪
やはり、この男性がドールを持ち去った犯人のようです。
もしかして、早くバーベキューがしたいために仲間を売ったのでしょうかね?(苦笑)
というか、ドライブレコーダーの映像から判断して、ぜったいグループの数人は犯行の瞬間を見ていたはずなんですけどね・・・。
全員最初の職務質問には「何も知りません・・」と答えていやがったし・・・。
まぁ、この男性(実は16歳だったので、以後少年Aとします)が「いたずら目的の単独犯」とこの段階で供述しているいじょう、警官も他のメンバーを拘束することはできません。
他のメンバーを全員解放して、この少年Aを警察車両に乗せ、自分もMyレガシィで飯能警察署へ。
ちなみに本来であれば〝被害品〟のドールはすべての書類作成が終わるまで警察官が所持する決まりらしいのですが、スーパードルフィーの価格に警官らがビビリ、結局自分がレガシィに発見時の現状を維持したまま乗っけていくことに。(苦笑)
ちなみに発見時の状態は、ウィッグがはずれ、ヘッドドレスは紐が首関節にからまり、スカートがめくれた状態(笑)でした。
「ごめん、しばらくはこの哀れもない状態で我慢してくれ・・・」と、被害ドールに心で話しかけたのはいうまでもありません。
あと、被害を逃れた他のドールたちの視線が〝責めているよう〟に感じたのは、たんぶん気のせいではないはずです・・・・(汗)
一連の出来事で喉がからからに渇いていたので、コンビニ内に戻り缶コーヒーを購入がてら、店長さんに経緯と無事(?)解決を報告。
缶コーヒーを買っていたタイムロスの間に、少年Aを乗せたパトカーは出てしまっているため、追いかける形でレガシィで発進。
飯能警察署までは数年前に開通したバイパスを使うのが踏み切りもなく最短距離なのですが、すでに時間帯は午後5時を回っています。
GW帰りのクルマでバイパスの渋滞は容易に想像できたため、自分は踏み切りを2回またぐ裏道ルートを選択。
案の定渋滞とご丁寧に踏切にまで引っかかったにもかかわらず、飯能警察署に到着したのは先に出たパトカーよりも自分が先になりました(苦笑)。
(パトカー・・・たぶん最短ルートのバイパスに入って渋滞にはまったようです・・・・)
意外と〝パトカー=所轄の裏道は知り尽くしている〟ではないようです・・・(苦笑)。
さて、警察署について自分が行うのは、被害品を返却してもらうための還付書類の作成です。
書類を作成して待つまでの間、捜査をしてくれた警官らの上司(? 机の位置が上座だった)の警官が、スーパードルフィーの値段を聞いて目を丸くしています。
やっぱ、一般人(?)にとってスーパードルフィーの驚き所は〝価格〟なのですね・・・(笑)。
あと被害届けを書いていただくときもそうだったのですが、還付書類作成時も婦人警官の方に〝被害品の特徴などの詳細記述〟でかなりご迷惑をおかけしました。
いやね・・・・・
ドール用語が通じない人に、スーパードルフィーのことを説明するのが面倒なことなんの・・・。
しかもドールの服装なども被害届けには記載しなければいけないのですが、ヘッドドレスだとかのゴスロリ服用語がこの婦人警官さんにはまったく通じませんでした・・・(涙)
(けっこうスラッとした体系で美人顔で、ゴスロリ系衣装が似合いそうな婦人警官さんだったんだけどなぁ・・・(ぉぃ) )
とりあえず一通りの書類を書いて、無事にドールが手元に戻ってきました♪
帰宅し、被害にあった娘をボディや洋服のチェックをしようとおもっていた所に、警察から電話が。
「すみません、被害品の記録写真を撮り忘れました。今からそちらに向かって、撮影させていただいてもいいでしょうか?」
・・・・・(汗笑)
今から自分が警察署まで戻るのも正直面倒です(片道12キロくらいあるし)。
しかたないので撮影班の到着を待ちましたが、我が家の玄関、さほど照明が明るくありません。
すでに日が落ちている時間ですので、当然デジカメ(日立製のコンパクトデジカメだった)シャッターモードは、強制フラッシュになります。
なんか、露出オーバーできちんと撮影できていない模様です・・・・。
撮影班の方にその後の少年Aの様子を伺うと、あくまで自分ひとりの犯行との事。
ふ~~ん。
ドールを欲しがるような風貌には見えないんですけどね・・・。
この少年があや数動きをする前に、近くにいた少女Aと少女Bとなにやら会話していたのが記録映像に残っているのですが、本当に無関係なのでしょうかね?
それに、少年Aが犯行に及んでいる瞬間は、少女Aは店内にいる自分、少女Bは少年の周囲を監視するように見ているのも偶然でしょうかね?
第一、少女Bは少年Aの犯行見てないとおかしい角度ですしね・・・・
再度ドライブレコーダーの記録映像を見せながら、撮影班の警官にこのことを説明しましたが、本人が単独犯と供述している以上少女Aや少女Bへの職務質問は難しい感じです・・・・(- -;;
まぁ、まだなにが起こるかわかりませんから、この記録映像はPCへ保存しておきます。
で、撮影班の警官が帰り際に一言。
「きれいに撮れないため、もしかしたら撮影しなおしをお願いするかもしれないので・・・・・・」
え・・・・・・
ドールのお清めはしばらくお預けですか!?
(発見当時の状態を撮影しなければいけないため・・・・)
はぅぅ・・・・・
なんだろう・・・・・
胸に残ったこのモヤモヤ感は・・・・・
ドライブレコーダーに映った少年Aの顔写真、たとえ目に線を入れて隠しても、。ブログ写真でさらしたらまずいんだろうなぁ・・・・
でも、なにか罰を与えたい・・・・
とりあえず、娘たちに呪ってもらおう。
オーナーがかわいがっているドールの念は怖いんだぞぉ!(ぇ)
Posted at 2011/05/04 21:40:43 | |
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レガシィ関連 | 日記
2011年05月04日
ドライブレコーダーに残っていた映像を解析すると、この被疑者の男性、自分がコンビニに入った直後に一緒にいた高校生くらいの女子二人と何かを話した後にレガシィの助手席のほうへ向かっています。
しかも、彼が画面から消えている間、残った女子2人と友人の男子1人は、店内にいる自分や周囲を監視しているようにも見えます。
「もしかして、ガールフレンド(?)からねだられたか?」
などとも警官と推理しながら、被害届けを書いたり、レガシィの助手席の窓ガラス先端部やピラー、後部ドアの前方より部分など、ドールを盗んだときに手が触れたかもしれない部分の指紋採取をしていただきました。
指紋採取の作業を生で見たのは事実はコレが2度目。
(一度目は職場に事務所あらしが入ったとき(苦笑) )
ちょっと気になっていたことがあったので、指紋採取用の銀粉について成分を伺ったところ、なんと『発がん性物質』だそうです(汗)。
どうりで、作業をしていた警官が、風下の人の配置を気にしていたわけです(苦笑)
というか、そんな危険な成分なのにマスクなしで扱うのはいかがなものかと・・・・(汗)
捜査用品を作っている業界の方々は、はやく安全な物質で指紋採取ができるもの開発してあげてください・・・。
今後の結局、ここでいったん手詰まりになり、今後の捜査に必要な証拠について警官と話し合っていたところ
「ドライブレコーダーの映像から、被疑者らの顔がハッキリと分かる部分をプリントすることは可能ですか?」
との質問が。
そりゃ、時間をいただければ、自宅のPCで再生して一時停止し、デジイチで撮影してもってくることは可能ですが・・・・
ためしにドライブレコーダーに記録された動画ファイルの提供ではダメなのかと尋ねたところ、
「動画再生ができるパソコンがない」
との、実に頼もしい返事が・・・・(苦笑)。
末端警官のIT化って、まったく進んでいないのですね・・・・・
仕方ないので、警官らにはコンビニに待機していただき、いったん帰宅してプリント作業。
コンビニに車を置きっぱなしにした若者、怪しい動きをしていた若者、あと見張り役ぽかった女子らの顔はハッキリと写っている数カットを選んでA4判に拡大プリントして、再度コンビニの駐車場へ。
そこで待っていた婦人警官(現場に派遣された警官は、男性と女性一人ずつでした)にプリントした画像を渡し、それぞれの人物についての怪しい動きをドライブレコーダーの映像に合わせて説明しました。
さて、この時点で打てる手はほぼ打ちつくし、後は捜査結果待ちを覚悟。
この段階で、正直かなり胃が痛くなってきていました・・・(涙)
この直後、事態は急転直下するのですが、また長くなりそうなので続きは次のブログにすることにします。
Posted at 2011/05/04 19:18:39 | |
トラックバック(0) | 日記
2011年05月04日
本日は、まず午前8時半に起きたくはないが、しかたなく起床。
その後、週1回のビニールゴミの日のため、ゴミ出し作業。
戻ってきて、みんカラ巡回後に2度寝。
午後1時ごろに再起動。
レガシィがあまりに汚れていたので軽く洗車。
洗車作業でのどが渇いたのと小腹が空いたため、いつものセブンイレブンへ移動。
セブンイレブンでは、店内からも良く見える入り口の真ん前(ドア前の非駐車スペースの横)に駐車できたため、熱気換気のためにあけておいた窓を閉めずにキーだけ抜いて缶コーヒーとから揚げ棒をゲット。
クルマを離れたのは、わずが1分30秒ほど。
この間に大事件が発生しました。
クルマに戻ってきたら、助手席に乗っていたドールが1体足りません(涙)。このわずかな隙に盗まれたようです。
駐車場に怪しい若者らがたむろっていましたが、証拠がないので問い詰めることもできません。
そこでまずはセブンイレブンの店長さんに事情を話して、天外の監視カメラをチェックしてもらうことに。
(ちなみに監視カメラの映像は、警察を通さないと見せてはもらえないそうなので、店長さんにチェックを依頼しました)
待つことしばし・・・
戻ってきた店長さんが言うには、助手席の窓に近寄った人物は2人いるが、ドールを持ち出した様子はわからないとの事。
ちなみに近寄ったのが誰なのかも、この段階では教えていただけなかったため、警察に通報。
さらに待つこと15分以上・・・・(汗)
どうもGWの渋滞やら、震災被災地への応援で人手が足りないやらで、近くの駐在所からではなく、やたらと遠くに勤務していた警官が来たそうです・・・・・
そりゃ到着がやたらめったら遅いわけだよ・・・・。
さて、警官を待つ間に自分はドライブレコーダーの映像をチェックしており、例の若者らのグループの数名が、自分がレガシィを離れていた間、クルマの前方にずっといたことを確認しています。
彼らが犯行に関係ないとしても、何かしらの情報を持っている可能性が高いです。
しかしながら警官が到着するまでの間に、このメンバーらはコンビニからいなくなっています。
しかし、あわてる必要はありません。
メンバーの一人はコンビニにクルマを置きっ放しにして他のメンバーのクルマで移動していますので、いずれ戻ってくるはずです。
また、このメンバーの数人は、このコンビニでバイトをしている若者の友人であることも知っています。
警察さえ動かせれば、所在を探して事情を聞きだす手段はいくらでもあります。
まずはコンビニに到着した警官二人とともに、コンビニ控え室の監視カメラの映像をチェック。
監視カメラの映像って、解像度が低く、しかも1秒間のコマ数がかなり少ないため、盗む瞬間の映像(犯人の手元や持ち出されるドールの姿など)は良くわかりません。
しかし、あきらかに最初に近づいた若者(男性)の動きが怪しすぎます。
なにせ助手席のドア前で数秒間立ち止まり、そのあとカメラに映っている映像がブレるほどの早足(走っている?)で移動していっています。
しかしながら、映像をみた警官の判断では、決定的な証拠となる映像ではないとのこと。
そこで今度は、先ほどの監視カメラの映像と付け合せる形で、ドライブレコーダーの映像を警官らに見せました。
ドライブカメラの映像なので、もちろん持ち出されたドールがいた助手席は写っていませんが、被疑者らの顔はハッキリ、バッチリと写っています。
長くなりそうなので、この続きは次のブログで書くことにします。
あと、皆さんにご心配をかけるといけないので先に結果を報告しておきますと、午後5時過ぎには犯人が判明し、盗まれたスーパードルフィーも無事に戻ってきています。
ただ・・・・ドールが戻ってくるまでの3時間あまり、胃が痛くなり、今もまだ痛いです・・・・(涙)。
Posted at 2011/05/04 18:49:52 | |
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