
こんばんは~~
今回のTOP絵は、ぴらそんさんという方の作品になります。
(ぴらそんさんのPixivページ
http://www.pixiv.net/member.php?id=1468214 )
ゲームのプレイ自体は昨年12月に終えていたのですが、仕事などが忙しくなかなかレビューを書く暇がありませんでした。
ということで、eufonie(ユーフォニー)というエロゲブランドが 2012年12月21日に発売した『
恋剣乙女』というエロゲの感想になります。
なお、今回も発売からそれなりに年数が経過している古い作品ですので、いつものごとくかなりネタバレが遠慮なく含まれる内容となりますのでご注意ください。
まずはシステムですが、ゲームの起動前に、ゲームの描写クォリティを設定するウィンドが出てきます。
マルチコアCPUの場合、コア数をいくつゲームに割り振るかの設定もここで決めます。

自分が使っているマシンは8コアCPUを搭載しているので、8コアまで割り振れますが、これはさすがにオーバースペック…(汗笑。
なのでとりあえず半分の4コアをゲームの処理に割り振ってみました(苦笑。
この物語で描かれている舞台は、西暦992年に「コトナ」と呼ばれる未知の生命体が出現し、それにより人類は一度壊滅の危機を迎えたものの、西暦1010年に「導力」と呼ばれる超能力を操る人間「導力使い」が生まれて「コトナ」を倒した後、その後長い平和な年月が経過した日本。
そこで「導力使い」たちを集めて教育する「樫ノ森学園」が舞台となります。
主人公は、存在的な「導力」はSSS(トライS)クラスの力を秘めていますが、その力を外に向けて発言することができないという悩みを抱えた、いわば落ちこぼれ・・・。
しかし、正義感とやる気とあきらめの悪さだけは、他の誰にも負けないものを持っています。
「樫ノ森学園」への入学後、存在能力の高さだけで戦闘のエリートクラスに振り分けられてしまった主人公。
最初は〝落ちこぼれ〟としてクラスの中で孤立するのですが、鍛錬による努力を重ねることで、徐々にクラスメイトたちに認められるようになります。
そして同じようにクラスで孤立していた安国 茜(やすくに あかね)とチームを組み、さらにそこに神代 透子(かみしろ とうこ)、染谷 柚(そめや ゆず) が加わり、学園対抗戦に出場するための予選に出ることになります。
そして予選の決勝戦。
主人公の隠れた能力・・・・導力アンプ(体が接触している仲間の導力が自分の中を通ると、自分の導力を上乗せしてブーストアップさせた導力をその仲間に送り返す能力)が目覚めて・・・・
という感じで物語が進んでいきます。
(このあとオープニングムービーが入るので、ここまでがプロローグ部分ですかね(苦笑 )
ということで、ここからは各ヒロインごとの感想になります。
■安国 茜(やすくに あかね、CV:あかね恋)
メインヒロインで、使用する導力武器は火焔系の伝説の大剣「ホムラコトナオサメ」。
樫ノ森学園1年生Sクラス所属で主人公のクラスメイトです。
かつて最後の「コトナ」を倒した一族の末裔で、正義感が強く、曲がったことが嫌いな努力家。
しかし自身のもつ導力が弱く、「ホムラコトナオサメ」を発動させることができずに悩んでいます。
なんでも努力と根性で乗り切ろうとする、やや体育会系な脳筋思考をしがちですが、それが憎めないまっすぐな素直さを持っています。
彼女ののルートでは、彼女が抱えている〝家柄に対して実力が足りない〟というコンプレックスを克服させ、さらに「ホムラコトナオサメ」を発動させることができるようになるまで彼女の鍛錬をサポートし、そして彼女が伝説の力を受け継ぐ〝伝承者〟になるまでが描かれることになります。
■神代 透子(かみしろ とうこ、CV:井ノ上花)
攻略可能ヒロインの中では、一番のお気に入りが彼女でした(^^♪
おとなしい性格でミステリアスな雰囲気を持つ黒髪美女で、茜とおなじく樫ノ森学園1年生Sクラス所属のクラスメイト。
導力武器は氷結系の日本刀「蒼氷」を使いますが、本人は研究職を志願のため基本的に戦闘は嫌い。
実は彼女は幼いころは2種類の導力を持っていた過去があり、茜とは幼馴染(ただし茜は全く覚えていない)。
幼いころ、茜と一緒に遊んでいた時にそのもう一つの導力が暴走してしまい、茜が持っていた導力を吸収してしまった過去を抱えて悩んでいます。
そしてその償いの意識からか、茜を陰からやたらとサポートします。
彼女のルートでは、コンプレックスである〝強すぎる導力が大切な人をまた傷つけてしまうんじゃないか〟という不安を主人公が取り除いてあげるお話になります。
最初は主人公の事が気にって居るくせにツン系な態度を取り続けるのですが、自分お気持ちを素直に認めてデレたあとは破壊力が・・・・(滝汗
■染谷 柚(そめや ゆず、CV:白雪碧)
巨乳の幼馴染キャラですね(苦笑。
主人公の幼馴染で、優しく世話好きな性格。
そして家事全般を得意とする、まさに幼馴染な彼女のテンプレ的存在。
(ちなみに柚以外のヒロインは料理が壊滅的にダメです)
樫ノ森学園1年生Cクラス(研究クラス)所属のため戦闘には参加しませんが、彼女が作った発明品が主人公の戦闘をかなり助けてくれます。
昔、引っ越しで主人公らと別れた後に、ただ一人の肉親である母親を導力犯罪者によって殺されてしまいます。
(母親は導力犯罪者を取り締まる仕事をしていた)
彼女のルートでは、かつて母親が自分の命と引き換えに人質を救った後に逮捕した導力犯罪者が脱獄します。
そして柚が脱獄した導力犯罪者と向き合うことで、自分の過去との決着をつけるまでが描かれます。
またこのルートでは、母親が自分の命と引き換えに救った人質の男の子が、脱獄した導力犯罪者に復讐(この男の子はその時に両親を殺されています)をするために行動を起こすのですが、この辺が結構よい伏線になっていました。
■イヴ・エレイン・オースティン(Yves Elaine Austin、CV:森谷実園)
主人公らが通う樫ノ森学園のライバル校である聖デイビッド学園の1年生女子生徒。
茜とは幼馴染でライバル同士なのですが、超お金持ちのお嬢様のため、少々我侭でプライドが高い(苦笑。
でも、面倒見はかなりいい(wwwww
導力武器は生命系のレイピア「ラピアルースヤ」。
とにかく序盤は、他校生なのにずけずけと学園に入り込んできて、茜に突っかかってくるため、印象はかなり悪かったのですが(苦笑)、途中からそのツンデレ的な面倒見の良さで茜たちの特訓の面倒を見てくれたりして好感度がアップしたキャラでした。
まぁ、かむっさん的には、お胸も背丈もコンパクト系のヒロインでしたので、見た目では一番気になっていたキャラだったのですが、性格で損をして透子ちゃんに好感度ランキングで負けてしまった感じでしょうか?(汗笑。
イヴのルートでは、王道的なお嬢様とポンコツ主人公のすれ違い展開が描かれながら、イチャラブが繰り広げられるわけですが、最終的にはイヴの両親との確執を解決してあげることが目標になります。
最後は自分の全導力と引き換えに父親の病気を治して救うのですが、ラストはイヴの心の強さにちょっと感動しました。
ネット上の評価では、シナリオがいろいろと言われている『恋剣乙女』ですが、個人的にはそこそこ熱いやり取りもあり、萌えだけでなく燃え要素もあった、楽しめる作品だったと思います。
(ちなみにかむっさんは、よほどひどい作品でもない限りエロゲを酷評はしませんwwww)
まぁ、攻略可能ヒロインはこんな感じだったのですが・・・・・・
かむっさん的には、非攻略ヒロインの中に気になる娘っ子が二人もいて、ヤキモキしたゲームでもありました・・・・(汗。
その気になる非攻略ヒロインがこの二人♪
志保たんかわいいよぉ♪(ぉぃwwwwwww
千代田なんかは性格も外観も、某モバマス(モバイル系アイマス)に出てくる〝働いたら負け〟の女の子そっくりです(汗笑。
彼女らは続編のファンディスクで攻略できるそうなので、そっちで楽しみたいと思います。
(というか、もう楽しんじゃいましたが・・・・(wwww)