
こんばんは~~
今回のTOP絵は、前回と同じで秋月つかささんという絵師の方の作品になります。
(秋月つかささんのPixivページ
http://www.pixiv.net/member.php?id=86976 )
AQUAのメインヒロイン千紗ちゃんのバースディイラストですね。
アダルトゲームブランドSORAHANEから2011年1月28日に発売された『AQUA (アクア)』の攻略報告でしす。
攻略の内容自体は10日ほど前のプレイ報告になります。
前回のブログではヒロイン全員を攻略後にスタートメニューに追加される〝LUKAS編〟のプレイ報告をさせていただきました。
LUKAS編は、物語の舞台となっている科学技術都市・月ヶ浜で何が起きていたのか・・・・を、登場人物の一人である八雲圭次の視点で描いたものでした。
そして、その過去の出来事が語り終わるタイミングでLUKAS編が終了しました。
今回報告をさせていただくのは、そのLUKAS編攻略後にスタートメニューに出現した〝AQUA編〟のプレイ報告になります。
■AQUA編
AQUA編は、八雲圭次がなずな先生をECReD(イークリッド)の研究所から逃がす代わりに自身が研究所に残る決意をしたことまで、過去に起きたことを語り終えた直後・・・・つまりLUKAS編がスタートして過去編に入った直後に戻って物語がスタートします。
圭次の過去の告白によって、この世界にいる千紗は、昔から今も全てクローンだった事が判明します。
つまり、子供の頃に交通事故で死んだ千紗も、昨日交通事故で死んだ千紗も、そして今学校に登校している千紗も・・・・すべてECReD(イークリッド)の研究所で眠るオリジナルの千紗のクローンだったのです。
そして、その話を・・・・教室のドアのところに来ていた千紗に聞かれてしまい、自分がクローンだということを彼女自身が知ってしまいます。
さらに、このことがキッカケとなり、千紗のクローン体がAQUAシステムを制御している4つあるコンピュータの一つ「RACHEL(ラケル)」に乗っ取られてしまいます。
しかも「RACHEL(ラケル)」はコンピュータに組み込まれた人間の少女の名前〝香苗〟を名乗っています。
さらにアリス粒子が持つ〝未来を確定させる力(タキオネーヴァー)〟を使って、人類の滅亡を引き起こそうとしています。
そしてタキオネーヴァーの拡散の影響で、意識を失い倒れていく街の人々・・・・・
途中、主人の母親の智恵さんと合流し、これまでの経緯を説明。
そしてLUKAS編で死んでしまった圭次の恋人だった沙織さんは、じつは自分の妹であったことを告げます。
やがて、主人公、なずな先生、智恵さん、千紗(クローン体)の4人でECReD(イークリッド)の研究所に侵入して、そこからRACHEL(ラケル)などの制御コンピュータがある〝ルカ〟に突入して、RACHEL(ラケル)の暴走を止めることを決意します。
(ちなみに圭次は倒れている人たちをタキオネーヴァーの影響から少しでも守るために、街に残ります)
そしてその中で本物の千紗を見つけて助け出しますが、クローン体の千紗の方はRACHEL(ラケル)に身体を乗っ取られてしまいます。
そして、千紗の母親で千夏から、千紗とRACHEL(ラケル)との意外な関連性が語られます。
そして主人公は一人でRACHEL(ラケル)に向かったなずな先生助けるために、ルカへと向かいます。
向かった先には、RACHEL(ラケル)の反撃を受けて倒れているなずな先生と、空中に揺らぎならが浮かぶ一人の女の子の姿が・・・・・
彼女は・・・
RACHEL(ラケル)と同じ役割を持つ別のコンピュータの一つ〝イヴ〟に組み込まれてしまった、なずな先生の幼い頃の親友〝さとみちゃん〟でした。
さとみちゃんは、なずな先生に、ラケルの力が増大していること。
そして、さらに別のコンピュータの〝レア〟(これも人間の脳髄が組み込まれている)も不安定になっていて、このままだとなずな先生自身がラケルに取り込まれてしまうことを警告します。
なずな先生は、自分が取り込まれて最悪の事態になることを避けるため、〝さとみちゃん〟に自分をシャットダウンして欲しいとお願いします。
シャットダウンとは、脳に埋め込まれたECを強制遮断して、精神と肉体を切り離す行為のこと。
これをしてしまうと、二度と目を覚ますことは無くなってしまうのに・・・・
二度と覚めること無い眠りに付いた先生の意思を引き継ぎ、ひとりRACHEL(ラケル)に向かう主人公。
ようやくたどり着いたRACHEL(ラケル)のところには、RACHEL(ラケル)に身体を奪われた千紗のクローンが・・・・
そしてRACHEL(ラケル)の停止コード打ち込もうとする主人公に襲い掛かる、RACHEL(ラケル)の攻撃。
しかしその攻撃を受け止めたのは、身体を奪われたはずの千紗のクローンでした。
RACHEL(ラケル)の停止と共に、街の地下にあったECReD(イークリッド)の研究所も崩壊・・・・
主人公は、眠りについたなずな先生の身体をかついで、母親の智恵さん、オリジナルの千紗と一緒に研究所を脱出します。
一方同じ頃、ECReD(イークリッド)の研究所でずっと眠らされていた、凛とその妹の楓も目を覚まし、施設を脱出します。
そして、地下施設の崩壊で大地震が起きて、建物が崩壊した自宅の中で、脳に埋め込まれたECの呪縛から開放されて全てを思い出してしまって自暴自棄になっていた奈々璃の元に、凛が駆けつけ、彼女を助け出します。
無事だった、友人らやその家族たち・・・・
でも、なずな先生だけが眠ったまま目を覚ましません。
そこで主人公は、圭次の助けを借りてダイレクトリンクシステムを使ってなずな先生の意識下にアクセスし、なずな先生の意識から〝イヴ〟にアクセスして、なずな先生に掛けられたシャットダウンを解除しようとします。
そして、なずな先生の意識の中にダイブしたときに、彼女の過去を垣間見てしまい、なずな先生が千紗の実の姉であることを知ります。
イヴ(さとみちゃん)によると、ECReD(イークリッド)による情報操作によって、母親の千夏さんは娘のなずなが事故で死んだと思い込まされ、なずな先生も母親に捨てられたと思い込まされていました。
精神リンクの中で、イヴ(さとみちゃん)の考えを聞き、気持ちを理解し、彼女を呪縛から解放してあげたことで、なずな先生も目を覚まします。
そして、最後のおせっかいとして、なずな先生と千紗、そしてその母親である千夏さんを元の〝親子〟の関係に戻す手伝いをします。
(ただし、千夏さんの脳はAQUAシステムを制御している4つあるコンピュータの一つ「レア」に取り込まれてしまっているため、本当の肉体はもうこの世には存在しません)
〝レア〟が稼動を停止するまでのほんの僅かな時間・・・・
その時間を使って、擬似生命体として実体化することができた千夏さんを自宅に連れ帰り、なずな先生と千夏さんの間に生まれてしまった誤解を解きます。
そして約半年後・・・・・・
奈々璃は汎用ECの呪縛から解放されて身体の成長が始まり、急激に大きく・・・・(しくしくしく
友人のこのセリフには大いに笑わせていただきました(wwwwwwwww
これで、「AQUA」は全シナリオを完走することができました。
この作品は、SORAHANEというメーカーの処女作となったわけですが、最初に作った作品としてはかなり出来が良かったのではないかと思います。
この物語の舞台は2056年の日本でしたが、この物語の中には、加速度的に便利になっていく科学技術への警鐘みたいなものが入っていたように感じました。
だってAQUAなんて、今の時代で言うスマホ感覚でネットとかも使えて、しかもダウンロードしたデータを家具だろうが日用品だろうがAQUA経由で実体化できるんだから・・・・・。
こんなものがもし開発されたら、絶対世の中に普及するわな・・・・
で、使っている一般ユーザーは、システムの基礎が何で出来ているか・・・なんか、きっと考えずに使うんだと思う・・・・
そう考えると、最近スマホ中毒になりつつある自分としては考えさせられるところがありました(汗笑。