15:36
あちらこちらに鹿。
タウシュベツ川橋梁ツアーでの林道でも、たくさん見かけました。
冷えた身体を解凍せよ
向かったのは、すぐ近くにある
東大雪ぬかびらユースホステル。
なんと、ここもSDカードの力で入れてしまうのです。
そう、
中村屋チェックイン直後に活躍した、あのSDカードです。予想以上に働き者です。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
昨日の湯元館とはまた違う雰囲気。
同じ糠平温泉でも、宿ごとに個性があるのが面白い。
ツアーで冷えた身体が、温泉に浸かってじわじわ解凍されていきます。
……ああ、生き返る。
さて、そろそろ今日の宿へ向かいます。
朝食を食べ、
珈琲を飲み、
タウシュベツを歩き、
温泉にも浸かりました。
思いきり遊んできました。
そして――
ただいま、中村屋。
そう、実は今日も中村屋なのです。
連泊にすると、チェックアウトするはずの時間にゴロゴロしていても誰にも怒られません。
……これが最高なのです(笑)
しかも、それだけではありません。
連泊者にやさしすぎる特典たち
朝10時〜午後2時は貸切風呂が使える
この日の朝10時に貸切にしました。
アイスは食べ放題
他には棒アイスみたいなのがありましたが、ピノばっかり食べてました(笑)
しかも、連泊じゃなくても、上士幌産大正金時の甘納豆や、更別どんぐりの村ポテチが食べ放題。
それだけじゃありません。
フロントロビーでは、火鉢の炭火で炙りながらいただけるんですよォォォォォ。
この宿、SUGEEEEEE!!!!!!
なお、火鉢の炭火で炙っていたら、ご夫妻から声を掛けられました。
『ポテトチップスください』と。
スタッフと間違えられてしまいました(爆)
「お部屋番号と一緒にフロントで貰えますよ」と、フロントまでご案内。
こういうことよくあるんです。ワタクシってスタッフ顔なんでしょうか?
……いや、スタッフ顔って何だよ(笑)
さらに「エゾリスの穴」というアメニティグッズ&備品庫の充実ぶりがパネェ。
旅先で「あ、忘れた!」となっても、大抵なんとかなる安心感。
ほんと、痒いところに手が届く宿なのです。
まだ終わりませんよ?
旅先から便りを送るという粋なサービス
個人的にかなり心をつかまれたのがこちら。
旅先からの便りとして、好きな葉書と切手を3通分まで宿が負担してくれるのです。
封筒の場合は2通分まで。
※葉書を持ち帰るのではなく、書いて・貼って・出すまでがセット。
①フロントで100種類以上の絵柄から葉書を選ぶ
②好きな場所で思いをしたためる
③フロントで好きな切手を選ぶ
④徒歩3分の郵便局で「ぬかびら限定の風景印」を押してもらう
旅の思い出を、そのまま旅先から届けられる。
そんな粋なサービスなのです。
しかも、1泊につき3通分なんですって。
二泊のワタクシは、なんと6通分です。
この宿、SUGEEEEEE!!!!!!(二度目)
初日にお世話になったご夫妻と、地元の友人2人へ送ることにしました。
「後援会への勧誘じゃないので、住所教えて……」
怪しまれないよう、そう前置きして住所を聞き出しました(笑)
ちなみに、こちらは自宅宛てに送った葉書。
中村屋の夕食(2日目)
いよいよ連泊の醍醐味、2夜目の夕食です。
時間は同じく18時。席の位置が少しだけ変わりました。
ニジマスの南蛮漬け、トマトと黒米のサラダ、人参とナッツのきんぴら、白蕪の梅和え
食前酒 -行者にんにく-
ちょっと一皿
福白金時の煮豆、ふきのとう味噌、蝦夷鹿のボロニアソーセージ、川エビの佃煮、広内エゾリスの谷チーズ社「コパン」
1日目の夕食とは違って、前半のメニューが一気出しでした。
目の前に並ぶと、なかなかの迫力です。
牛乳と丸麦の茶碗蒸し
あたたかく優しい味わいで、丸麦のぷちぷちとした食感が楽しめます。
十勝ハーブ牛と福白金時のシチュー
本日の天ぷら -もみじ、ドクダミ、ミツバ、じゃがいも(さやか)、ズッキーニ-
摘み草の天ぷらとなります。露天風呂から見えるほど近くに生えていたものを摘んできたそうです。
中札内若どりの塩鍋
バターを入れることで、優しい塩味にコクが加わります。
家でも試してみたい味でした。
中村屋福神漬、ごはん -おぼろづきとほしのゆめ-、生のみその味噌汁
トカップ白ワインゼリー
1日目とはまた違う品々が、これでもかと胃袋と心を満たしていきます。
星降る夜に騒ごう
この日はピカピカに晴れました。
ということは――
星空の露天風呂です。
女性専用タイムは18時半から22時なので、安心して楽しめます。
あぁ……これが俗に言う
「中村屋の沼」でしょうか。
居心地が良すぎて、もうここから出られる気がしません。
さらに、このボタンを押せば、周りの照明が消えるので、星がしっかり見えます。
が、ボタンを押している間だけ周りの照明が消える仕組み。
しかも、そこそこ力を入れて押し続けなければならないので、指がメチャクチャ疲れます(苦笑)
22時までに、代わる代わる3人来られました。
皆さん、この存在を知らなかったそうで、ボタンを押し続けながら説明しました。
『わぁ!』と喜びの声が上がります。
ワタクシの指の疲れも報われました。
説明ついでに、「3年前も今朝も、早朝なら殿方が来ないので狙い目ですし、明るいうちに来れば紅葉を眺めながらの露天風呂も楽しめますよ」とアドバイス。
夕食後から、たっぷり22時まで。
星空の露天風呂を満喫したのでした。
朝のおめざ(2回目)
早く飲みたい気持ちがピンボケで伝わるでしょうか(笑)
中村屋の朝食(2日目)
中村屋での最後の朝。
朝食バイキングの開幕です。
欲望の赴くままに……
2巡目はパンを焼く人が多いので、譲り合いが必要です。
が、こちらの宿では連泊の人が多いためか、比較的フレンドリーな雰囲気。
ワタクシも「ついでに焼きますよー」と焼き係を買って出たりしました。
あれ?またスタッフ?(笑)
ケールとバナナと牛乳のスムージー。ケールにちょっとビビり、またもや少量ですが、美味しかったです。
朝から美味しいものを好きなだけ。連泊だからこそ味わえる、この贅沢と安心感。
チェックアウトの時間が近づくにつれて、「帰りたくない病」が深刻化していきます。
三泊にすれば良かったかな。
わりと本気でそう思いました。
チェックアウトの際、
『早朝に露天風呂入りました!紅葉が綺麗で入れて良かった!ありがとうね!』
と声を掛けていただきました。
スタッフ(?)として、これは嬉しい言葉でした。
季節ごとの糠平の風景が描かれた、手づくりの暖簾。
柱時計や福助人形、足踏みミシンなどが置かれたロビーは、昭和の古民家にお邪魔したような、ぬくもりのある空間です。
ソファでくつろいだり、火鉢でポテトチップスをパチパチと炙っていただいたり。
そんな、ゆったりとした時間を過ごせます。
調度品のほとんどは、かつて土産物屋を営んでいた頃のものや、古い農家や民家から譲り受けたものだそうです。
そして、トイレで目に留まったのが、こちら。
タウシュベツ川橋梁!
もう一方のトイレにも。
鏡の枠まで素敵なんです。
こういう細かなところにも、宿のこだわりを感じますね。
今日もいい天気です。
スタッフ(仮)の業務を終え、次の目的地へ向かいます。
田中さん、今日もよろしくね。
(つづく)