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地熱資源が豊富であちこちから白い蒸気が立ち上るエリアへやって来ました。
期待が高まりますなｧ！












湯吉は「蛇のゆ」、すぐ近くの琢ひでは「うなぎ湯」
にゅるんにゅるんする生き物繋がりのとなっているんです。それって、それって…
期待が高まりますなｧ！②







さあ、イきませう！















階段を上がり、あっちへ曲がりこっちへ曲がり…
期待が高まりますなｧ！③





ようやく着いた脱衣所には、



本日の湯温が描かれてます。
（こけし絵上手い！）















ガラ…（戸を開く音）
















※拾い画像

半扇型の浴槽が印象的。もっと印象的なのは、この綺麗な緑色の湯！


ｳﾎ!
トロトロとした湯で肌に引っかかりが一切ない。にゅるにゅるとすべすべの両方の感触で、まるで化粧水のよう。硫黄臭がほんのり程度なのが意外な感じがしました。


※拾い画像

浴槽の奥には温泉のバルブと加水用のバルブ。
白い布を巻き付けて湯を濾しているということは、大量の湯の花があるのだろうか…


残念ながらオーバーフローはありません。バルブの反対側に切り込みがあって、そこから排水されていました。嗚呼、勿体ない…　と思いましたが、よく考えなくてもオーバーフローは無い方がいいですよね。このトロにゅるすべですってんころりん間違いなしだもの。


湯に浸かってる時はほんのり程度だった硫黄臭は、湯口に鼻を近づけるとはっきりと嗅ぎ取ることができました。










期待通りの湯でした。まる。



日帰りもできる宿泊施設以外に、キャンプ場併設の温泉施設になっていて、現在はキャンプ場の敷地内に露天風呂を建設中でした。楽しみが増えますね☆

朗報です。
「いろいろ増えた」との一報がありました。















そんなら行くっきゃない。




















気持ちが昂ってしまい、予定を繰り上げてヤって来てしまいました。







嗚呼…　圧の無い環境で買い物ができる…
最高かよ！












全くもって謎なもんを買った気もするけど、気が付いたら7千円近くも買ってしまった。
（トランクがパンパンのパンです…）





きっと興味がないとは思いますが、手前の2つは何か分からないですよね？







指示棒なんてイツ使うつもりだよ（笑）










ここで気が付きました。
指示棒のことじゃなくて、カガモク入店予定を繰り上げたせいでイキたい立ち寄り温泉に間に合わないってことが…　←ばか















それならば、圧の無い環境で温泉だ！



空いてた！（喜）





ダッシュで母屋で料金を支払い、引っくり返しまして…





イっきまーーーーーす！



















熱いぃぃぃ!!!!!!





やはり今回も足まで浸かっては出るを何度も繰り返してから。ようやく体を湯に沈めると細かい泡に覆われ、嗚呼…　素晴らしい…
最高かよ！












あっと言う間の30分。名残惜しくってもう一度パチリ☆




















Q.ところで、アレは修繕されているの？

















A.マダでした。







嗚呼…　圧の無い環境で買い物ができる…②
最高かよ！

















こけしじゃないのかよ！（笑）



大きい汁椀が欲しくって。豚汁に良さそうでしょ？
（嗚呼…　トランクがパンパンのパンパパンです）

至ってシンプルな疑問。















Q.ランプの宿って照明がランプなの？





A.自家発電があれば電気も使えると思いますが、概ねそう。しかも、テレビも無ェ、ネットも無ェのでございます。




















電波も無ェ…
（ヤがバイではないか）












そういえば、前方を走っていたレクサスもこの看板の前で停まったのに直ぐに再出発してたなー…
秋田から宮城に向かってる時から電波が入ってなかったのでビビったのかなー…












これのせい？
7分では無理ゲーのやつじゃん。たぶん倍近くかかるやつだわ…












で、でも、まあ…　イクか。












初っ端1分くらいで不安になってきた。



勾配がけっこう下ってるんですよね。
これ…　帰りは死ねるやつなのでは？（震え）







…。






















全力で諦めた。
もっと時間がある時に、出来たら泊まりでリベンジしよう！

























予定よりちょっと早いけど、お昼にしませう。












さっきのレクサス居るお（笑）










文句ばかり言う例の人の圧の無い環境で蕎麦を堪能したい気持ちと、ランプの宿から一番近い飲食店で且つ行程に支障がないという理由で選んでみました。


こちら外観も綺麗でしたが、内観もとても綺麗。平成17年に開業され、花山産そば粉を使用した天然水仕込みの手打ち蕎麦はコシの強さが特徴だとか。それと岩魚天と舞茸天が美味しいとのこと。





あの子に岩魚天と舞茸天をオヌヌメしておいて、ワタクシは「野菜天ザル」に。





細めの蕎麦は喉ごしも良くて美味しい！







天ぷらのボリュームが凄い！
舞茸、茄子、ピーマン、南瓜、玉葱と人参のかき揚げはどれもカラリと揚がっていて美味しい。
そばつゆとは別に天つゆがあるのも良かったです。


「かいもち」（揚げそばがき）を追加注文しようか悩みましたが、食べ切れなかったらいけないので断念。





久々に箸上げをしてみました。










あの子がオーダーした「舞茸天ざる」の大盛り。↑の舞茸よりデカい上に5、6個あるぞ…





それと「炭火焼岩魚の天ぷら」







しかも同じスピード完食したぞ…












トロットロの蕎麦湯も美味しかったです。ここオヌヌメです ٩( 'ω' )و

行程を打ち合わせしている段階で、あの子の言うルートとワタクシの言うルートとで微妙に話が嚙み合わないことがあった。
同じ旅館を見ているはずなのに…　ナゼ？ナゼなの？




















それは影武者じゃ！
と言い放ったあの子。




















ﾌｧ?!



・大崎市の阿部旅館
・栗原市の阿部旅館（民宿寄りのビジネス旅館）
・横手市の阿部旅館（ビジネス旅館）
・湯沢市の阿部旅館　←今回イク旅館





渡る世間は阿部だらけ
それぞれが突拍子もなく離れているわけでもなく、同じ屋号の阿部旅館が点在しているだなんて…　驚きだぜ！（笑）















＼今回の正解の方の阿部旅館に着いたー／


黒い甲冑を纏ったような、それでいて民芸調の建物。森の緑に映えてます。



ここで料金を支払い、建物を出て左の小道へ進みます。









おお！










ぎゅーーーーーーーーーーんと下っていきます。



ちょっと急めな階段です。














脱衣所内には、高温の源泉を生かした「源泉蒸し風呂」があります。



一瞬だけ戸を開けてみたのですが、ミストサウナってくらいの湿度で…



目に沁みた。


























ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆　※途中から





昔の湯小屋の佇まいの「今昔風呂」は適温で心地よかったです。



↑出入り口近くにある湯口は投入量が多く、加水された湯でした。
↓奥にある湯口は投入量をかなり絞っていて高温。おそらく源泉。







かけ湯あり。
















ガラ…（戸を開く音）










十和田石と多古石で作られた露天風呂。



綺麗な顔してるだろ。
死んでるんだぜ、虫が…　嘘みたいだろ。





大量の虫が浮いてました（震え）
さすがにお見せするわけにはいかないので取り除いてからの撮影です。
浸かりながら渓流を少し高いところから眺められますが、ぬるいこともあって早々に脱出。










階段を下りると、ご主人の手作りの半屋根付きの露天風呂「せせらぎ風呂」があります。半月の形になっていて可愛い。





激熱！
可愛さとは裏腹な高温に驚きました。露天でここまで熱いのって初めてかも。













湯口はもちろん激熱でした。











さらに階段っぽい様子のところを下れば、川のところまでイケるみたい。





ﾝ?














すっぽんぽんなのでここまでが限界…
最初の通路から撮影したあの丸見えの部分ですね…って、ワタクシがすっぽんぽん丸見えになってたジャマイカ！（滝汗）



川湯に入るには湯浴み着、水着、バスタオルが必要です。そう、宿の川湯といえどもルールやマナーは遵守しなくちゃいけないのです。


それよりも気になったのは、


※拾い画像

岩に直書きで注意喚起が施されていたこと。
萎える。






※公式HPより拝借

下部ギリギリにそれっぽい赤っぽいのが見えるような…










湯は良かったけど…
ま、一度イケたのでヨシ。

泥湯温泉には4軒の宿があったそうだ。平成15年の頃には既に3軒となっていたそうだ。現在は奥山旅館と小椋旅館の2軒だけ。
奥山旅館は2016年に火事で全焼し、2019年に高級宿として復活オープンし通年営業形態。小椋旅館は宿泊を休止しており、日帰り入浴のみ。但し4月～11月の期間営業形態となっている。





2005年に硫化水素ガス中毒による死亡事故が発生したため、泥湯温泉地帯には立ち入り禁止区域が設定されいます。特に注意が必要なのは積雪期。雪の下に硫化水素ガスがたまっている雪洞が形成されている可能性があるので雪の上には上がっちゃダメ。ゼッタイ。


硫化水素ガスは無色透明。ゆで卵の腐ったような臭いがしますが、その臭いを感じるならヨシ。
ガスの濃度が高くなると臭いを感じないという。「臭いがしないな…」と思ったら鼻が詰まってるか "死" を疑え。でも疑う暇も与えないと思うの。そのガスを吸い込むと瞬間的に意識が無くなるのですから…　そしてそのまま放置すれば死に至ります…


道の傍らから硫化水素ガスが噴出するのが見えますが、その場所でさえも自動車でも停車しないよう注意喚起が促されていました。
㌧でもない場所に来てしまったのか…
行程を決めたくせに、ちょいブルった…　と、とりあえずあの子には黙っておこう。
（ひでぇな…）










／
　_nina_さん、いつかガスマスク必携の温泉に行こうよ！
＼



黙っておく意味なかったー（笑）

















小椋旅館は明治時代から続いており、現在で4代目とのこと。女将の名は小椋一七子。料金を払った時に「あら、早い（時間に来た）ね～」って言ったあのお婆ちゃんがそうだったのかしら。ちなみに8時から入れます。



ガラス窓から覗かれていました（笑）　※NOT心霊写真





館内に入ろうとしたら「こっちじゃなくって、あっちだよ」と。





小椋旅館は道路を隔てた2つの建物からなっています。
料金を支払った母屋と道を挟んだ向かい側に温泉があります。湯治場的な雰囲気を醸す趣きのある味わい深い佇まい。















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆

6～8人は入れるくらいでしょうか。総板張りで湯治湯らしい佇まい。
湯は灰白色濁りで、硫黄臭、タマゴ味、微酸味、金気味を感じる湯。やや熱めの適温かと思いきや、意外にも手前が適温で奥がぬるめの適温でした。

















こ、これは…
（非力なゆえプルプルしてピントずれた）

















完全に一致。
（一度も観たことないけどな）










重い…





折角なので揉んでみた。奥の方がぬる湯ので全くの無意味である（笑）







では手前の方を揉んでみよう。










わわ。





わわわわわ。












小椋旅館は男女別の檜作りの内湯がそれぞれに一つずつ、というより広い浴槽を仕切り板で男女別に分けたような造りです。なので湯面下で浴槽が繋がっていました。


壁には何か書かれていました。うん…　そうね、書きたくなるのかもしれないね（笑）












攪拌しても、それでも細かい粒子の泥が底に溜まっていました。

















肌触りサラサラ。粉のように細かい湯花の微粒子が光に照らされてキラキラと輝いています。湯上りは保湿されたかのようなシットリ感が残ります。





浴室の奥には囲いがされた小さな部屋があり、打たせ湯が一本ありました。
湯が出てない…
作動させたいけど湯を出すシステムが不明でした。



















※NOT心霊写真（と思いたい…）