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「まだ旅立ってないのかよ」とお思いでしょう。
実はまだなんです。










タイトルで「え？」とお思いでしょう。
それ正しいです。










宿泊予約完了じゃ☆って小躍り気味な報告をしておきながら、「あの宿に泊まりたいな…　ふ、増やしちゃう？」と思うようになってきたんです。





チョ、待テヨ。安易な感じで言ってるけど、宿泊を増やしても大丈夫なのか問題。
もう一泊プラスは出来るっちゃー出来る。ワタクシが頑張れるのであれば。
帰宅後の予定がピッチピチになるけど出来るっちゃー出来る。ワタクシが頑張れるのであれば。










少し？イヤかなり？無理して宿泊を増やして欲望を叶えるか、それとも立ち寄り湯でお茶を濁すか問題。
そうまでして泊まりたい宿の温泉は内湯だけ。それに関しては全然構わないのだ。とにかく湯が抜群に良く、料理も美味しいそうだ。

設備の老朽化、オーナーの高齢化で体力の限界だーーーって廃業になりがちな昨今。
この旅で某有名宿に予約をしておりますが、予約後に「6月末で立ち寄り湯をやめます」宣言をされ、宿泊のみの施設になっちゃったの。こういうのって珍しくないです。逆もまた然り。



そういうのもあって、あるうちにイッておかないと！って気持ちになっちゃう。
でもね、前者だと何度電話しても何度電話しても繋がらなかった宿の日程を変更しなくちゃいけない。はい、これで断念。繋がる気がしないもの…






























何度も何度も電話して繋がったおーーー!!!!!!






























予約変更できた…　はず。たぶん。maybe.
日にち言うたら「はーい」って言ってくれたんだけど、日にちと名前だけ訊かれて電話が終わったお。じいちゃん、予約状況を調べてる間も感じることなく返事してくれたけど…　せめてメモった？ねぇメモった？





電話番号を訊かなくて大丈夫なのか問題②
こちらから伝えようとしたけどまたもや電話が終わったお。大丈夫かな？大丈夫かな？じいちゃん、大丈夫かな…（汗）
（後談：他の人も何度も何度も電話しないと繋がらなかった＆電話番号を訊かれなかったそうです）










宿泊を増やすためには二軒の予約を後ろにズラさないといけないの。↑の通り、難関と噂される一軒は片付いた。

さて、もう一軒。
実はこちらも繋がらない。でもね、予約の時にはすんなり繋がったのですが、どうしたのか全然繋がらなくなったの。1時間おきに電話しても繋がらない。それが一週間続きました。あら困った。困りましたわよ。

そしたらね、道民の方が状況を調べて色々と教えてくださったんです。道民の親切さに感激しました。



予約変更できおーーー!!!!!!




















ちなみに夜中に帰宅となるのですが、とりあえず直ぐ寝るとして、朝起きたら片付け＆洗濯三昧。ワタクシが頑張れるのであればーーーーー。
ただでさえ老体に鞭打ちまくりなのに、その午後にはライブ参戦です。ワタクシ頑張るーーーーー。





しかも日帰りで、またもや夜中に帰宅…　老体に鞭どころかロウソク垂らすくらいハード系ジャマイカ。
翌日からフルタイム勤務5連チャンが待ってます。溜まりまくってる仕事を捌かないと…　と思う反面、体力の限界を感じたら休めばいいんだと思ってます。もう昔みたいにがむしゃらに働かないズラ。










人の欲望って果てしない。ﾎﾞｿ。

末文に書いていた件ですが…















これが今回の旅の最終日のルートです。



お気付きでしょうか…















瀬美温泉の後に夏油温泉にイッたんですよ。





着いたの14時半前なんです。到着する直前になって気付いたものの、方向転換するにも、ほぼ敷地までイクしかなくて…　折角なので改めて貼り紙を見直しました。























あぼーん…










旅の計画段階でワタクシが提案していたルートは夏油温泉を堪能しまくる1日にしていたの。



当日になってイキあたりばったりになってしまったのが敗因か。ｱﾊﾊｰ。















ちなみに、蕎麦屋にも瀬美温泉にも飾ってあった手拭いが夏油温泉にも飾ってあったんですよ。



購入したい旨を伝えたのですが、何年も前に作ったきりで販売されていないそうです。お、お、お、同じ答え…





あぼぼぼーん…















とは言っても、今回もおもしろ楽しく駆け抜けました。モコモコした羊みたいなルートだー。



乙カレー。

岩手に来るたびに前を通っているのですが、やはりこの日も駐車場は満車でした。

この日の多さの要因の一つはジブリ展のようです。

ジブリに全く興味がないあの子。
ジブリに興味がないワタクシ。ナウシカとラピュタは地上波でヤッてたら観ちゃうので全くではないの。ナウシカの原作本持ってるし。












ジブリ展は完全スルー。
湯治屋は浴室の違いだけで泉質は同じなので、入りたい浴室だけに絞りました。



暖簾をくぐりスリッパを脱いで…












え？螺旋階段…






※公式HPから拝借（柱の色からこちらは男湯です）

不思議な形状の脱衣所で、可愛いタイル張りの柱（女湯はピンク基調）がどっしりと立ち、床は畳が敷かれていました。















ガラ…（戸を開く音）
















※公式HPから拝借

独泉ならず↷↷






※拾い画像

脱衣所と浴室がガラスで仕切られていて丸見えなんです。実際は湯気で擦りガラスっぽく曇ってましたけど。レトロなタイル張りで可愛らしい浴室で長方形（ぬるめ）、変型（熱め）の2つの浴槽に心が躍ります。
が、慌てちゃダメ。ゼッタイ。



温泉成分で階段が滑りやすくなっているので注意です。滑ってしまった先にはすぐに浴槽という罰ゲーム方式な造りでございます…（震え）

前述に長方形（ぬるめ）、変型（熱め）と記しましたが、ぬるめとは言っても、源泉温度51℃の湯がそのまま浴槽に注がれているため、一般的なぬる湯ではありません。 あつめの方はもちろん更に熱いです。
なので短時間でとーーーっても温もります。ご注意ください。















もう少し時間があるので、ちょっと食べておきますか。










＼来ちゃった／






実は残念なお知らせがあります…







この顔出しパネルが無くなってました。







夕方でも窓側席は既にラス1という盛況ぶりと、あの子が謎なピンク飲料を頼んでいたことに驚いた。え？これ何味？？？







不動の人気メニュー「ナポリかつ」は提供まで時間が掛かるメニューだし、ボリューミー過ぎるのでナポリタンにしてみたら、
ナポリタンも量が多いではないか（笑）
タバスコをかけて味変したりして、なんとか完食。ｹﾞﾌﾟ。










さあ、次へ急ぎませう。

昼食だ。

















蕎麦好きで良かった。蕎麦アレルギーじゃなくて良かった。いつも思います。
手打ちの十割そばがいただける蕎麦屋なんだそうです。
靴を脱いで上がるのですが、家に帰ったような錯覚に陥るような雰囲気。色々とセルフサービスな店で座布団も自分で敷くスタイル。円卓が3つだけの小さな店です。





鴨があるならば「鴨もりだよねー」となるのですが、こちらでは雉があります。蕎麦屋で雉は食べたことがない。







ってことで雉です。





小皿の山菜はご自由にどうぞのサービス品。こちらもセルフサービスなのでお好きなだけ盛ってテーブルへ運びます。







天婦羅などがないので大盛りにしました。
麺はやや固めに茹でられていて、噛みしめると蕎麦の香りを感じます。つけ汁はちょっと甘め。蕎麦湯もいただけ大満足です。セルフサービスなので食べた膳はカウンターまでお願いします。















さあ、ひとっ風呂イキませう。















＼いらっしゃいませー／


チョ、待テヨ。



なんじゃ、こりゃあ…



しかも目ぇ光らせてるんかーい（笑）





とまあ、このように玄関前には鬼剣舞（おにけんばい）の大きな面があります。しかも、この面は赤・青・白と3色のバージョンがあり、季節によって面の色を変えているのだとか（笑）

我らは5月に訪れ、赤でした。
3月には青、4月には白、6月には青だったという報告もあったりなので、もしかすると季節によってではなくて月ごとで変わってるのかもしれません。こんなどうでもいい情報ですが、もしもイかれることがあれば楽しみの一つにでもしてください。





気を取り直して、瀬美温泉は「せみおんせん」と読みます。濁りません。



泉質の異なる3種の源泉からなる6つの風呂があるのだとか。





先ずは、大パノラマの混浴露天風呂のある「美人の湯」を選びました。
選んだ理由としては、55段の階段があるの。



後回しにしたら面倒になってしまいそうなので最初にイッておくことにしたんです。混浴あるからってエヘヘウフフといやらしい気持ちからじゃないですからね（笑）















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆





まるで絵画かな。



分かりにくいかもしれませんが、窓から見えているのが混浴露天風呂。残念ながら現在閉鎖中です。OPENは未定とのこと。



無色透明で無味無臭の優しい湯はやや熱めですが、ツルスベ浴感もしっかり感じられました。





湯口は析出物のつぶつぶトゲトゲ。







ぎも゛ぢい゛い゛…
















次に向かったのは「夢の湯」です。















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆





こちらもまるで絵画のよう。



無色透明で温泉っぽい匂いはそんなにしなかったような…　ヌルヌルを帯びたツルスベ浴感が気持ち良かったです。
こちらは二つの変型浴槽で、大きい浴槽はちょっとだけ熱め。



小さい浴槽は湯口から大量に注がれていますが、ぬる湯です。真ん中のデッカイ石が邪魔（苦笑）



















最後は「長寿の湯」です。















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆　※時々





巨大な岩の上から浴槽へ源泉を落としており、浴室全体にオーバーフローしてました。源泉が落ちている横の石に足をかけて浴槽の縁でトド寝っておられる方が…　うーん…　邪魔ではないけど、見ていていいもんではないですね。
　
屋根付きですが露天風呂もあるのです。内湯と壁一面のガラスで仕切られているので内湯に浸かりながら見えるのですが、この時は曇っていましたので公式HPから拝借です。



絵画かな。





露天風呂にイッてみませう。













泉質の異なる3種の源泉ということですが、浴室名に反し実は源泉が「夢の湯」なんです。立ち寄り湯では2種だけのようです。あら、残念。










蕎麦屋にも飾ってあった手拭いがこちらのお土産物コーナーの壁にもありました。



購入したい旨を伝えたのですが、何年も前に作ったきりで販売されていないそうです。非常に残念。















実はこの後、痛烈なミスを犯してしまったことに気が付いたのですが、もう手遅れ。この件はまた後日のブログにでも。乞うご期待☆

秋田側にあったし、きっと岩手側にも…　って期待してました。















＼あった／


先客が熱心に汲んでおられました。



















先客がなかなか去らないなーーーって思ったら、ペットボトルの他にポリタンクもたくさん持ってこられていました。きっと毎日の飲水や茶、炊飯もこの水を使われているのでしょう。















チョ、待テヨ。



これって…　タダのものを売ろうとしてるってこと？（震え）















気を取り直して、ひとっ風呂イキませう。

















祭畤温泉　神座は「まつるべおんせん　かみくら」と読みます。
祭畤山の中腹にある温泉地で、祭畤山の山頂には石組の遺跡があり、古代の人々が神に祈りを捧げた特別な場所であったとか。
「かみくら」の宿名は神々が降り立つところという意味があり、神々の隠し湯にちなんで名付けられています。



館内は綺麗で明るい印象。床は畳敷きで上品な雰囲気でした。

















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆





浴室に入るとふわっと石膏臭のような香りがしてきます。



ドドーンなデデーンな柱に石造りの浴槽、無色透明の湯。大きな浴槽でゆったりと10人以上が入れる広さ。
湯量と広さからして加温も消毒もされていると思うのですが、消毒臭はほとんど感じられません。














春から秋までの期間限定で入ることのできる露天風呂（冬季休業：11月4日～4月28日）にもイッてみましょう。









思ったよりも石の段があるので高齢の方や足の悪い人には難しい感じがしました。










売店にあった熊鈴。可愛い。



この時点では北海道にイク決意が弱かったので必要性が無いと思い、購入を見送りました。