どこまでも優しく（磐梯熱海温泉　共同湯「霊泉」元湯　旧：湯元元湯）

実は、この旅の当初の目的は栃木だった。

某食堂のためだけに。



それも2泊。



それに絡めて山形の予定を詰め込み、どさくさ紛れに福島も組み込んでの栃木だった。





不測の事態により栃木の2泊をやめました。また仕切り直します。





じゃあ、山形行って福島行ったら帰ろうと思ったのですが、

こんな機会は滅多にない。

休めるうちに遊んでおこう！！！

3泊目と4泊目の宿を仕切り直そう。



GoToの前週だし、平日だし…　宿はどうにでもなりそうじゃない？（雑な考え笑）










と、この考えのまま出発。





2泊目の宿の夕食前に思い出したの。

3泊目の宿のことを。予約なんぞしてないことを。


　　　　　　　　 。　。
　　　　　　　 / ／ ﾎﾟｰﾝ！
　　　　　　( Д )



明るいうちにと散策して射的して、ひとっ風呂入って、既にビール呑んでました。

本当に呑気。










うーん…　やっぱり、ユノコどん提案の宿にしようかな。




















ネット予約受付終了。





　　　　　　ｽﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰﾝ！
　　　　　　。　　　　　。　　　
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　　　　　　/　 ／/ ／ ／
　　　　　(　Д ) Д)Д))










／
　ははーん、頭よろしくないかな
＼


あの行きつけの雑貨店の店主に言われるに違いない（というか、もはや言われたい気がする笑）










すぐさま電話番号を調べて、


ワタクシ：ごっめーん。モタモタし過ぎて予約受付終了しちゃってたー。明日イケます？

宿の人　：おめぇ、何を見て掛けてきたのさ？

ワタクシ：公式ホームページで見たのー。ちょこっとプランで泊まりたいのー。

宿の人　：だいじょぶだー。


これで3泊目は安心。

4泊目はキャンセル待ちをして空きが出たので滑り込ませました。





こんな旅…　ハ　・　ジ　・　メ　・　テ☆












2泊目をチェックアウトし、

さあ、どこ目指そう？



どこまでも雑で自由で無計画です。





こんな旅…　ハ　・　ジ　・　メ　・　テ☆















なので、これまたユノコどんの提案を参考に、道の駅へ。


ユノコ　：生どら焼、買え。

ワタクシ：イエッサー！

ユノコ　：水も土地のものもあるので買って。

ワタクシ：イエッサー！

ユノコ：べこの乳、買って。

ワタクシ：あー！向瀧で買おうかどうしようか悩んだやつー。腹いっぱいで断念したやつー。


このように、買うものまでもオススメを教えていただき、

ユノコどん無しでは成り立たない旅になってきました。わっひゅーい☆





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼ライオンも推しに推す美味しさ／


まろやかで本当に美味い！これは買うべし、あべし。















さて、タイトルから遠ざかった話題を延々続けて、

おい！温泉はどうした？ってなりますよね。





お待たせいたしました。








































ただね…

地元パイセンがボス並みちっくで「湯船と湯口の写真撮らせて…」って言えなんだー。







ユノコどん、流石です！行ってる！撮ってる！浸かってる！え？飲んでる…　食べてる？





語彙力ひくいひくーいワタクシの拙い言葉で綴ります。





浴室には大きな湯船がドーンとあって、そこには数人のパイセンが静かに浸かっており、

その奥にも小さな湯船があって、1人のパイセンが入浴中。





浸かる前には必ずかけ湯です。



大きな湯船のそばにある、一番奥のところのカランに洗面器をセットして蛇口をひねると、

ちょろちょろちょろ…

ちょーーーっとずつしか溜まらないの。





ん？





ちょっと時間のかかるタイプってことね。OK、OKよ。

はやる気持ちを抑えつつ待ちました。

ちょろちょろちょろ…



こうやって気長に待つのが福島スタイルなのかなー。福島の人ってすごいなー。

ちょろちょろちょろ…





地元パイセン：そこ壊れてるっぺー。





ぬん _(┐「ε:)_





ならば…　と隣のカランに移動して蛇口に手をかけると、

地元パイセン：そこも壊れてるっぺー。

ならば…　と更に隣のカランに移動して蛇口に手をかけると、

地元パイセン：そこも壊れてるっぺー。





コントかな？（大爆笑）





地元パイセン：使えるのはあっちだけだっぺー。

一番手前にあるシャワーヘッドがある箇所のみ。パイセンが洗髪中。





こちとら、かけ湯がしたいだけなので、

大きな湯船のお湯をすくって体にかけてみると、


お、お、お…　冷たい。


え？これに入るの？入ったらいいんだよね？パイセンじーーーーーっと入ってるもんね。

じゃ、じゃあ入るよ？入るよ？押すなよ…　と片足を突っ込んで、


ヒャン…


となっていたところに、

地元パイセン：最初はあっちのから入るといいっぺー。





( ﾟДﾟ) なんですと？





地元パイセン：こっちこっち、こっちに行くっぺよー。





言葉だけじゃなくて一緒に行ってくれるとな？

いや、その、分かるし、見えてるし…　あ…　でも…　お世話になりまーす。ちーっす。

福島の人って親切。超がつくほど親切です。










アヅイ!!!!!!















もしかしたら、この一見さんのこの言動を見たかったのではなかろうか？（いや、まさか）





最初は本当に慣れなくて数分。

そして、あの冷たい方にドボン。





うっはー。気持ちいい。

そして、すごいの…



水が体に薄い膜をピッターーーっと纏うように貼り付いてくる感覚。

実に面白い！





回を重ねるごとに熱い湯の時間も冷たい湯の時間も増え、

地元パイセン：忙しいねぇ（笑）

と言われるほど、行ったり来たりを繰り返してました。

だって、この熱い湯の後の冷たい湯が気持ちいいこと、気持ちいいこと。

水が体に薄い膜をピッターーーっと纏うように貼り付いてくる感覚。

癖になる！！！





匂いのない無色透明の温泉。

ユノコどんがエビアン湯と言うのも解る。

ワタクシも飲んでみたい！


が、


パイセンがずーーーっと張り付いておられる。湯口のところに張り付いておられる。

不動のパイセン。

もしやモニュメントではなかろうか？

というのは冗談で、

実際は入れ代わり立ち代わりでして、ペットボトルに詰め詰め作業に余念がなかった（笑）










かなり長湯して粘りましたが、いつまで経っても途切れることのないパイセンたち。

撮影のタイミングを完全に見失い、これにて終了でごわす。











エビアン湯が飲めなかったお子ちゃまには甘い乳でも飲んどきな。



これをチューチュー飲んでいたらですね、

体中がまだら模様になっていることに気が付きました。

赤く、網目のような、キリンの模様のような、まだら模様。

そう、「あまみ」ってやつです。

正式な用語というわけではなく、サウナ好きの間で使われている通称のような言葉「あまみ」

可愛いらしい響きですが、見た目のインパクトが凄いです。

ワタクシ…

「あまみ」になるのは、　ハ　・　ジ　・　メ　・　テ☆



ちなみに、アルコールを飲むとまだらに赤くなる人はアルコールアレルギーです。

お気を付け…










ここまでの支出は、

猪苗代天然水　129円
吉の川　純米酒　手造り限定品　1,300円
こづゆ　650円
こづゆ　650円
会津　べこの乳　160円
会津　べこの乳コーヒー　160円
赤べこ箸置き　500円
生どら焼　157円
外税額（8％）　139円
外税額（10％）　180円
入湯料　500円
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計　4,525円

合計63,426円

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