
わかってる、わかってるって、オソかったり、ヘタクソだったり、やたら長すぎたり、そりゃこのペースじゃ年内に書き終わらないわ(爆)
予定外な
アレや
コレやなことがあったけど、なんとか旅を続けています。
\到着/
というわけで、本日の走行はここで終了です。Google Mapとカーナビとでは差異がありますが、田中さんによれば348㌔走ったとのことです。
今回の旅でハイドラをしようかと思ったけど、充電喰いアプリなのがネックで断念した。が、旅の途中から後悔しだした。そして今、痛烈に後悔している。
こちらの宿は宿泊予約サイトには載っておらず予約方法は電話のみ。珍しくはないです。
一羽のすずめも
丸美ヶ丘温泉ホテルもそうでした。
つい先日、TVでこの宿が紹介されていて知ったのですが、予約が全然取れない旅館でした。
それも、毎年1月1日0時からその年の予約を受け付け開始するんですって(驚)
実はGoogleマップでたまたま見つけただけで、前後の行程を考えたら位置的に丁度いいなって思っただけで、電話したらサクッと予約が取れたの。なので予約が全然取れない旅館だなんて1㍉も思わなかったんです。
温泉でご一緒した婦人が「予約がなかなか取れないのよー」って言われていたのですが、そうなんだ?へーーー?ってくらいにしか思わなかったんです。
今更ながら、めちゃくちゃ運が良かったことに気が付いた。
部屋は2階。チェックイン後、スタッフに促されエレベーターで2階へ行きます。1階から2階なのであっという間に着いちゃいます(笑)
2階のエレベーターの扉が開くと、1階でお見送りいただいたスタッフがなぜかまた目の前に。それも超絶爽やかな笑顔で。
え?え?え?先ほどの方ですか?どういうこと?御兄弟か双子ですか?なになになに?と驚きすぎて矢継ぎ早に質問してしまった(苦笑)
A.階段猛ダッシュの賜物。
慣れとはいえ短距離とはいえ、呼吸も乱さず超絶爽やかな笑顔。なんと素晴らしい。
和室11室、洋室2室の全13室。眺望はオーシャンビューかマウンテンビューとなります。
8畳+広縁の海側の和室になりました。トイレ、テレビ、暖房(?)、扇風機、冷蔵庫、金庫、加湿空気清浄機あり。
さぁ、温泉に行きませう。
先に書いておきますが、内湯と露天風呂があります。内湯と露天風呂は別々の入口となります。そして男女の入れ替えはありません。実は女湯の方が脱衣所、内湯が広いのです。フフフ
先ずは内湯の浴室へ。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
ムワッとした熱気に、「あれ?サウナ?」と思いました(笑)
底は御影石、縁はヒバで造られた浴槽は10人くらい入れそうなサイズ。泉源から浴槽までの距離は100㍍程度だそう。鮮度抜群な上に、全く手を加えていない100%源泉掛け流し。
少し青みがかる透明な湯は熱め適温。なめらかな浴感で刺激は少ない。壁に使われている杉で浴室内は木の香りが充満して心地いい…
みんな大好き、湯口!
しばらく浸かっていられるけど、そんなに長湯はできない。ちょっとのぼせそうになる。これは湯温のせいではなく、浴室内にこもったサウナレベルの熱気のせいだろう。換気をもう少しどうにかできればいいのにな。
ちなみに、内湯は翌朝まで夜通しで利用でき、翌朝9時半まで。
窓の向こうに見えていた露天風呂へ行きませう。
一旦、脱衣所へ出て、別の扉から入り、サウナ室の前を経由します。
あら、こちらも木の香りが。
檜の浴槽は4人が入れそうなサイズ。
建物の壁や目隠しの塀で囲われているので眺望はありませんが、屋外だからサウナ的な熱気がなく、湯温は適温。よく見ると泡付き。最高です。
ちなみに、露天風呂は15時~22時、6時半~9時半まで。
それでは夕食です。
ワ
ア
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ヽ\ //
∧∧ 。
゚ (゚∀゚)っ ゚
(っノ
`J
実は部屋食なんです。チェックイン時に17時半~19時で時間を決めます。17時半ピッタリに食事が運ばれてきました。
(18時でお願いしたと思っていたのですが、よっぽどお腹ぺっこりんだったのか一番早くにしたようです。お昼を食べてなかったもんな…)
こちらの宿は食事のプランで宿泊料金が変わってきます。安い <<<<< 高い に並べると、
①朝食のみプラン ※11月から4月まで
②旬感プラン ※11月から4月まで
③特撰プラン
④おまかせプラン
⑤これでもかプラン ※おまかせプランに飲み放題が付きます
こうなると、③か④の二択になっちゃいます。
量の問題かな?と思ったので③を選んだのですが、予約時の電話で「プラン内容の違いは、食材のグレードや質の差でございます。お食事の量はほとんど変わりがございません」ときた。
ならば、折角なので④おまかせプランにした。
「いわない温泉 髙島旅館」へは必ずお腹をすかせて行くこと!
どの宿でも言えることだけど、ここのはガチのマジのガチ。
日本海がすぐそばという立地を活かし、朝晩と選りすぐりの旬の北海道の海の幸が所狭しとテーブルいっぱいに並びます。
ここでひとつお詫びしておくことが…
KO・U・HU・Nし過ぎて引きの画を撮り忘れてたのか保存できてなかったのか、兎に角ありません。
\見よ!この雑な注ぎっぷりを/
こんな写真はあるのにな(苦笑)
プランにビール1本込みとなっていると言われ、クラフトビールにしてみました。
(だったら日本酒がいい… とワガママ言うてみれば良かったな)
甘い身がぎっしり詰まった毛ガニ。
ヒラメの活造りが出てきた(驚)
ヒラメ自体が高級魚のイメージがあり別格なのに… しかもエンガワ付き。ワタクシ、明日召されてしまうのだろうか…(生きてます。)
しかも、
ピクッピクッと動いており、食べ終わってもまだ動いてました。新鮮さも料理人の腕も折り紙付きです。
アワビの刺身まで出てきた(驚)
想像していたとおりのコリコリ感で美味しかった。磯の香りが広がります。
アワビの刺身といえば、カットされた状態で出てくることが多いですが、髙島旅館では切られずに丸ごと一杯で出てきます。
カットせず豪快にかぶりつくもヨシなのだそう。ワタクシは食べやすいようカットしてもらいましたが、こんな機会でもない限り丸ごとかぶりつくのは出来ないかも。惜しいことをした…
ビール瓶の背後に控えていたアワビ。
焼きを入れます。
まだ生きていた。殻ごと網の上に置いて熱すると、驚いたように右往左往する動きを見せ、最後は殻の中央に収まってピタリと動かなくなった…
皿に添えてある串を刺して、すっと入れば食べ頃。生とは違って、焼くと身が柔らかくなり旨みを感じることができます。残酷だけど美味しかった。
え…
ワタクシ、明日召されてしまうのだろうか…(生きてます。)
海鮮鍋です。おひとり様なのにしっかりとした量です。鍋にアワビをぶっ込むのも少し珍しい気がしました。
普通の宿でアワビと言ったら、刺身か焼き物かのどちらか1杯しか出てこないものですが、「いわない温泉 髙島旅館」のエゾアワビは、焼き、刺身、鍋の調理法で1杯ずつの計3杯も出てきます。
アワビ3杯付きの夕食というのは他では聞いたことがありません。
「いわない温泉 髙島旅館」はガチのマジのガチ。出てきます。
部屋の壁に飾ってあった絵ですが、ホントそのとおり!
もうお腹ぱんちくりん…
〆はご飯だけじゃなかった。
モンケは「ハツメ」とも呼ばれるメバルの仲間で、北海道の市場に出まわることはほとんどなく、本州に出荷され、お頭つきの焼き物として使われることが多いのだとか。
最後に魚をまるまる1匹食べることになる。おそろしすぎる…
味は、淡白かと思いきや旨味しっかりで美味しい。腹の身がふっくらとしており想像以上に食べ応えがありました。
出される料理は素材を素直にそのまま味わえるよう、味付けに砂糖や油を使わずにシンプルな調理方法となっていました。魚介の味がダイレクトに伝わるものばかりで美味しかったです。
デザートは別腹。
砂糖や油を使わない分、デザートのフルーツでバランスを取るように計算されています。美容と健康に気を遣う人も安心。
ピューっと出てきてしまいそうなくらい、お腹ぱんちくりん。
それでは朝食です。
ワ
ア
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ァ
ヽ\ //
∧∧ 。
゚ (゚∀゚)っ ゚
(っノ
`J
1Fレストランにて、7時半~9時半まで。9時までに会場に入ればいいそうです。一番乗りで行ったつもりでしたが、気の早い方が他に3組おられました(笑)
お昼抜きで全力投球したくなる朝食。
一番の驚きは、水揚げされたばかりのイカ刺しが朝から食べられること。
イカの塩辛まで… 美味しい!
サラダはレモンを絞ってさっぱりと。
ベーコンが乗った小さなフライパンは、固形燃料で熱してベーコンエッグを作ります。使われる卵はとれたて新鮮な有精卵。地元の契約農家がこだわったエサでのびのび健康に育てた鶏の卵。
もちろん卵は生で食べて、ベーコンだけ焼くってことでも構いません。
やっぱりTKG(笑)
北海道らしく新鮮な瓶牛乳。美味しい!
食後のコーヒーはその場で出してもらうこともできるし、ロビーの方へ移動してから提供してもらうこともできるし、外のテラスでもいい。
庭を見ながらのコーヒー。
コーヒーも美味しい、食事も美味しい。
美肌温泉掛け流しが良き。
程よい距離感のホスピタリティが最高。
なるほど。リピーター続出なのも頷けるし、予約が全然取れない旅館と言われるわけだ。ワタクシも再訪したい。
そしてチェックアウト。エレベーター内にこんな掲示が…
フロント前にパンが並んでる…

※拾い画像
髙島旅館のパン。
実はもう少しで4周年なんです。
もともとパン屋さんを始めたいと思って話していたら、岩内町役場さんに、職人さんを紹介してもらえたのがきっかけです。
自宅をパン工房に改築しオープンした小麦工房「香」さん。
髙島旅館は作ってくれたパンを全量買い取りで毎朝販売しています。
髙島旅館が全部買取すると、職人さんは安心して毎日パンを焼いてくれる。
そうすると町内に新しいお店が出来上がる。
髙島旅館きっかけに、こうして新しいお店ができたことは私にとっても本当に嬉しいことです。
それが4年続き、いまではパンだけ買いに来られる方も増えてきました。
毎朝すぐになくなる髙島旅館のパン。
岩内町の海洋深層水と、共和町ぴかいちファームさんの小麦で作る、天然酵母のパンです。
毎朝、楽しみにしてくれるお客さんも多くて並べる時もワクワクします(*^^*)
髙島旅館に来られるときは、朝のパンも楽しみにしてもらえたら嬉しいです
ね!!
2つ買いました。フフ
\お世話になりました/
絶対に再訪したい!
田中さんに乗りこみエンジンを掛けたら、近くにおられた宿泊者とスタッフが驚いてこちらを窺っていた。なんならちょっと駆け寄って来られた。
イカついエンジン音で申し訳ない(汗)
もちろんそれもあっただろうけど、見ないタイプの車は誰のだろう?と興味津々だったそうです。
岩内町の由来・起源
アイヌ語で「硫黄・沢(硫黄の川)」を意味する「イワウナイ(iwaw-nay)」や、「山・川」を意味する「イワナイ(iwa-nay)」、「軽石・多い・川」を意味する「イェオナイ(ye-o-nay)」に由来する説など、諸説あります。
夏目漱石の本籍地は北海道の岩内町にあったそうです。徴兵を避けるためにこの地に本籍を置いたと言うが、当時、北海道に本籍があると徴兵免除の恩典があったのだとか。