2024晩秋　リンゴ可愛や可愛やリンゴ旅③（磯部温泉　小島屋旅館）‐後編‐

本文の字数制限を超えちゃったので前編、後編(イマココ)と分けることになっちゃった。





到着時は大雨だったので、翌朝の日の出を待って温泉地を散策しようと部屋から出ると、パンの焼けるいい匂いが館内に充満していた。この幸福感たるや…　皆さまにもお届けしたくなるほどだ。

なぜ温泉宿でパン？





その理由は、小島屋旅館の女将・原田三重子さんが今年2月に「やどパン」を始められたからだ。





チェックアウト時に絶対に買うんだ。　←フラグたった？







なお、小島屋旅館は名月堂の奥にあります。勘違いしてこの駐車場に停める方がいるようですが、それは間違いです。



温泉の名物と言えば温泉饅頭ですが、磯部温泉は小麦粉と砂糖、磯部温泉の鉱泉水を使用してつくった「磯部せんべい」が名物なのです。ウェルカムお菓子も磯部せんべいでした。サクッとして甘くて美味しかった。





さあ、左回りで散策してみよう。





群馬と言えば「からっ風」と「かかあ天下」が有名…　ですよね？ね？恐妻が多いのかしら（苦笑）
こちらのお店はやっていないようでしたが、恐妻やきもち…　気になりますね。

磯部温泉には「愛妻湯の町」という名称があります。これは群馬県富岡市生まれの9代目ＮＨＫ会長・阿部真之介にちなんだもの。磯部温泉を好んでいた阿部氏は恐妻家として有名な人物で、「恐妻とは愛妻のいわれなり」という名言を残しました。

ちなみに小島屋旅館すぐそばの名月堂では外壁に「愛妻まんじゅう」との記述あり。気が付かれました？







碓氷川に架かる橋の上には招き猫がいた。ここは全国的にも珍しい招き猫寺で知られる海雲寺にも近いのだそう。





昨日の大雨で水量多し。



折角なので向こう側の招き猫も見てきた。







夏は鮎なが食べられるのかな。



上り坂か…









磯部詩碑公園に到着☆
かつて磯部を訪れた15人の文人たちの作品が刻まれた詩碑をみることができます。





謎のモニュメントあり。



大手拓次歌碑、と書いてある石碑がありました。大手拓次は磯部で生まれ、温泉旅館の息子さんだったそうです。磯部館が実家とのこと。









これこれこれ、これが見たかったの。

磯部温泉は温泉マーク発祥の地なんです。こちらにあるのが日本最古の温泉記号が描かれている石碑で、万治4年…　知らない元号だ。西暦1661年となります。
古文書に磯部温泉を記した温泉マークが２つ描かれてあり、専門家が調査した結果、この温泉記号が日本で使われた最古のものと判明し、磯部温泉は温泉マーク発祥の地となったのです。
友人の1人はクラゲみたいと言った。また別の友人はカブみたいと言った。うふふ。







この詩碑を見て、「あ、逆から来ちゃったんだ…」と判明（恥）
更に進むと…



「やっぱり逆から来ちゃったんだ…」と二重にショックを受けました（恥）
この案内板の横に、赤城神社の鳥居があります。









鳥居のすぐそばに遊具のある公園あり。















まだ6時半。もうちょっと歩いてみましょうか。











磯部駅です。







駅にも♨石碑あり。





















宿へ戻りましょう。











謎な忍者。ニンニン。







ここにも♨マーク。









男湯の脱衣所の窓です。










朝食は希望していた7時半を少し過ぎてから運ばれてきました。



オーソドックスな日本の朝食です。



朝のご飯は白飯で、やっぱりお櫃にたっぷり…　完食ならず↷↷



玉子焼きは甘め。温泉玉子もある。卵好きなので嬉しい。









地味にこれも嬉しい。食後のコーヒーがあるのっていいですね。ごちそうさまでした。






















り、臨時休業だと?!



訊けば、イベント外注の納品のため、実店舗分のパンの販売分が用意できなくて臨時休業にするしかなかったのだそうです。メチャクチャいい匂いを味わえただけだった…　実に残念。
でもね、チェックアウトの支払い時に「おやつにどうぞ」とラスクをいただいたんだ。ありがとうございます。