
友人に
島根に着いたことを連絡したら、
「あれ?クラフト展で隣県って言ってたけど、そこじゃないよね?寄り道にしてはおかしくない?寄り道レベルじゃない気がする…」と。
この友人は居住地の県北さえも自走の許容範囲外なので、ワタクシの自走での長距離ドライブ旅のことには目を白黒させるんです(笑)
ブーーーーーン。
山口、着。
ここに着いてから思い出したことがあった。近いのに何故今まで来なかったのかってことを。
理由は単純だ。
「狭い路地にある」、「専用駐車場が宿のすぐ隣にあるが、道が狭いので運転が苦手な方は長門湯本温泉の有料駐車場に停められた方がいい」という口コミでビビっていたからだ。
実際に来てみて、たしかに本当に道が狭くなる。当然、速度は徐行レベルになるわけだが、歩いている若いカップルの女が通り過ぎる田中さんを撮っていくの…
可愛い桃尻だとしても、まじヤメレ。
原田屋旅館は音信川沿いの、古きよき、昭和ノスタルジックな温泉宿。土日祝日も一人客を受け入れてくれます。当日の宿泊者は宿の入口に「歓迎 ●●様」で四組、おひとり様はワタクシだけとのこと。
投宿。
おひとり様だと大概この部屋になるのかもしれません。狭すぎることもなく広すぎることもなくのイイ空間。広縁があるのっていいですよね。なんとトイレもあるんです。そして浴場へ一番近い。但し冷蔵庫はない。
広縁からの眺めは、
後で散策してみよう。してみた。
日が暮れてくるとライトアップされるのね(驚)
広く見えるけど、この橋とこの先からが狭い。田中さんには宿の前のクランクが激ムズでした。
話しが前後しますが、「お着き菓子」はこちら。
旅に出掛けると体が疲れ、お腹もすいて血糖値が下がった状態でチェックインという感じが多いと思います。その状態のまま入浴すると、めまいや貧血が起きて具合が悪くなってしまう人が多いのだそう。
お着き菓子には、糖分を補給して入浴時のトラブルを避けるという目的もあり、一緒にお茶を飲んでおけば、お茶に含まれるビタミンCが湯あたりを防いでくれるんです。
部屋にはお茶セットや電気ポットがあるのですが、到着時は女将さんが緑茶を持ってきてくださるの。
それらをいただいて、いざ!
温泉卓球できます。
なお、浴室と壁一枚って感じのようで、利用時は浴室に楽し気な声と音が響き渡ります。かなりの盛り上がりでワタクシの客室「萩」は若干の揺れを感じました(苦笑)
↑の画像で見えてる戸は何だろう?と思いましたが、
どうやら使用されてない小浴場のようです。開けて確かめてみれば良かったな…
残念ながらチェックイン当日の入浴は23時まで。翌朝は男女入れ替えとなり、到着時は小浴場が女湯でした。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
ウフフの一番乗りです。投入量は控え目のようですが、浴槽からは溢れ出していました。
あれ?湯口から湯が出てない…
と思ったら、
ここ、ここ。
浴槽の中央部底の穴から出てました。
なお、長門湯本温泉のほとんどの旅館は配湯センターからの湯を使っているそうです。
配湯される間に温度が下がってしまうため加温されているものの、ほんのりとろみがあってイイ湯でした。適温やや熱めくらい。
一度目の湯上がりに、途中の道の駅で購入した「剣先イカミミ」を。ビールはお宿で購入。銘柄色々でお高め設定の400円均一。
夕食は部屋食。チェックイン時に夕食時間を決めるのですが、お腹が空いていたので18時にお願いしたものの、ビールとイカミミで微妙にお腹が膨れた… ←自業自得
もっと遅めにすれば良かったなー。
スタンダードなプランです。女将による手作り会席料理です。
\蓋オープン/
残念ながらお品書きはありませんでしたが、これを見て、微妙にお腹が膨れているにもかかわらず「ボリューム満点☆旬の海幸満喫プラン」にしておけば良かったかもって思いました。
そして…
もちろん宿でもアルコール類を頼めますが、後から言い出しにくかったので、持参の酒を召喚しました。 ※画像は別日に撮影したものです
前菜/クラゲ酢、フルーツトマトの梅酒漬け、鮭の南漬け
お造り
新鮮で当然の美味しさ。初っ端からお酒がすすみます。
撮り忘れてしまいましたが、天婦羅は旬の山菜を含む野菜でアッツアツ&サックリ揚げられており、添えられた藻塩で食べると野菜の甘みと旨みが引き立てられて美味しい。
茶碗蒸しもアッツアツで、なんと白玉団子入り!珍しいですよね。
炊き合わせ/茄子、筍、里芋、湯葉巻きの練り物
こちらもアッツアツ。器もアツアツで食べる順番を後回しにしても大丈夫。野菜にお出汁がたっぷりしゅんで、ホッとする美味しさ。
福久さし
旬の刺身とは別に「てっさ、てっぴ」もあります。さすが、山口!身に弾力があり、噛むほどに旨みがあふれて美味しい。
鍋物/フグと魚のすり身の寄せ鍋
湯気とともに美味しそうな匂いが立ち上がります。フグの身は身離れが良く、ふっくらとして美味しい。お出汁も飲み干したほど美味しかったです。
ピカピカに輝く白米は甘みがあって美味しい。お櫃での提供でしたが、完食ならず↷↷
フルーツ/オレンジ、苺
食後は布団を敷きに来てくれます。その時に朝食の時間を決めます。朝食も部屋食とのこと。ちょっとした弊害かもしれませんが、布団が片付けられてしまいます(苦笑)
\蓋オープン/
部屋にはお茶セットや電気ポットがあるのですが、朝食時には従業員の方がほうじ茶を持ってきてくださるの。嬉しいサービスです。
キノコと豆腐とワカメの味噌汁。地元産の合わせ味噌はほんのり甘くて本当に美味しい… 山口の味噌を買って帰ろうと思っていたのに、買い忘れましたけどね(爆)
ホッとする献立。白米がすすみます。
二膳目はTKGで。
三膳目はほうじ茶でお茶漬けにして食べ切りました。嗚呼、美味しかった。
話しが前後しますが、朝食前にも入浴してます。
楽天トラベルには6時30分〜と表示されてるものの、小浴場には5時40分~と書かれていた看板があったの。ちょっとよく分かんないなー… と思いながら5時30分に大浴場を見に行ったら「女子浴場」の札が掛かっていたので、入っちゃいました。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
ウフフの一番乗りで、広さに驚きました。投入量はやはり控え目のようですが、浴槽からは溢れ出していました。
やはり湯口から湯が出ておらず、浴槽の中央部底の穴から出てました。この広さだけあって適温ややぬるめで、小浴場みたいなとろみは感じられませんでした。
分かりにくいですが、画像ど真ん中の黒いところから湯が出てました。
浴室に入ってすぐ左にシャワーブースあり。脱衣所にも客室にもドライヤーはありませんが、帳場で貸し出しありです。
いい湯をありがとうございました。
5月下旬〜6月中旬あたりは蛍が見られるかも?
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Posted at
2025/05/04 18:35:04