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白老町は素晴らしい温泉がたくさんあり、虎杖浜地区と竹浦地区に大きく分けられるのだそう。
そのためなのか、山海荘は虎杖浜温泉という人もいれば、竹浦温泉という人もいて、よく分かんない状態なの。










＼到着／

※拾い画像

チョ、待テヨ。
建物はレトロ…　というか、ぶっちゃけ廃虚じみているし、建物そのものに看板がない。







営業してますか？























玄関を開けて入るとすぐに受付があり、昭和から時が止まっているかのような鄙びた雰囲気が漂っていました。床に敷かれた鮮やかなコバルトブルーのカーペットが印象的です。
入浴料は男女別風呂が300円、家族風呂が400円です。家族風呂も気になりますが、男女別風呂にしました。




















ガラ…（戸を開く音）




















独泉ならず↷↷





実は同タイミングで入館したご夫婦が家族風呂へ行ったのかと思ったのですが、男女別風呂だったんです。読みが外れた↷↷
ワタクシが居てもお構いなしに浴室越しで会話をされていました（笑）

湯温はなかなかの熱め。粘りに粘ったものの、のぼせそう…　諦めて上がったら、ご一緒の方も上がられた↺↺
脱衣所を出て行ったらチャンスだ！の想いもむなしく、今度はバッチャンがやって来た。







バッチャンはまだ浴槽に入っているわけじゃないし…
意を決して、お願いしてみたの。浴室を撮影したいの。今からマッハで撮るからいい？って。












快諾していただき、撮影できたというわけです。大らかな人で良かったです。










それでは、これが山海荘の浴室です。



真正面に内湯が2つあり、源泉は両浴槽の側面の底部近くにあけられた穴から供給されているようでした。
両浴槽の仕切りの上の一部が低くなっており、小さい浴槽の縁は若干高くなっているため、小さい浴槽からは洗い場へのオーバーフローはせず、小さい浴槽の湯は大きい浴槽へと流れ込み、大きい浴槽からオーバーフローするようになっていました。

無色透明で軽く硫黄の香り。浴感はつるすべ。タイル浴槽のせいなのか、こちらでも浴槽の中でもつるっと滑りそうになりますのでご注意を。



2つの浴槽の縁が曲線を描き、折り重なるようにして交わっています。このセンス、かなりイイ！



湯温は小さい浴槽はとても熱く、大きい浴槽も熱いです。湯に浸かりながらタイルを見てゆったりのんびりしていたのですが、高温なのでハフハフしちゃう。とても発汗するので水分補給をしっかりめでヨロシク。

ちなみにシャワーは無く、カランが2か所。カランからは源泉が出ます。







素晴らしい湯をありがとうございました。

あ…　とうとう雨が降り出してきました。















＼到着／


田中さんの修理のこともあるので行程が大幅に変わり、ガチめな行き当たりばったり。あちらこちらに小ぢんまりとした温泉施設があるようで、ワタクシが行ったこちらは、後になって調べたら温泉マニアに有名なところでした。

入口でひと声かけて入館したところ、現れた館主っぽい男性の愛想はすこぶる悪かったです↷↷



入浴料400円を手渡そうとしたら、フロント入口の灰皿を指さすので、入れろってことかと解釈して入れ、浴室へ向かいました。
ますますデジャブのような対応でモヤります…





昭和50年！（驚）




















ガラ…（戸を開く音）






















独泉☆

浴室の扉を開けた途端にモール泉っぽいアブラ臭が鼻孔をくすぐり、モール泉好きなワタクシの気分を高揚させてくれました。不愛想な対応をされてモヤった気分もふっ飛んだぜ☆

カランからもシャワーからも源泉が出てきます。なお、床がめちゃくちゃ滑るのでご注意を。





ウーロン茶色をした透明な湯が常にオーバーフロー状態です。床のタイルは元々はアイボリーのようですが、温泉成分が付着して部分的に赤茶色に染まっていました。



浴槽に入る度に、勢いよく溢れ出します。



嗚呼、贅沢…










どう見ても見当たらないものがあるんです。



①温泉分析表


浴槽の中にあるものは、脱衣所へ入るドアの横に掲示してあったものとほぼ同じだし…



②湯口

※拾い画像

湯口は男湯側にだけあるんです。ﾑｷｰ!!!!!!

ということで、この浴槽は男湯と女湯が下の部分が繋がっていて、湯が流れてきているんです。昔々は混浴だったのでしょうか…
湯温は適温。浴感はつるつる。ちなみに浴槽の中でもつるっと滑りそうになりますのでご注意を。温もりのいい湯でした。





湯上がりに館主っぽい男性に、気持ちのいい湯だったことと御礼を伝えたものの返答はなく…　もしかして手話じゃないと会話ができないってことだったのかな？



車に乗り込むまで、乗り込んでも、こちらをチラチラ見られていたけど…　よそ者は嫌なのかしら…

2018年に一度閉館しましたが、2022年7月に日帰り温泉として復活オープンされました。
不定休ということもありますが、雨の日は排水が逆流するとかで臨時休業になったり早仕舞いになったりと、営業日の博打感満載な温泉施設です。










＼到着／


天気悪いけど大丈夫かな？（汗）












建物に向かって歩いて行くと、コーンに何やら書かれてあったのですが、

地熱があるのでヘビなど野生動物蛇が沢山います
玄関ドアをすぐ閉めてください

との注意書きがありました（汗）








うひゃー…　と青ざめながら玄関ドア開け、すぐに閉めました。



今日は営業日でした↺↺
※定休日だと駐車場のところに「やすみ」と表示されるそうです。

入浴料は500円で、入ってすぐの料金箱に入れます。なんとPayPay対応ありなのです。手持ちの小銭が足りない場合でも安心・大丈夫ですので、必ず払いましょう。









ありがとうございます。有り難くいただきました。




















ガラ…（戸を開く音）






















独泉☆





内湯のみですが、浴槽が2つあります。右の細長変型が「あつ湯」で44度、左の半円型が「ぬる湯」で42度とのことですが、実際にはそこまでの湯温はなく、それぞれ2℃ずつ低いのかな？って感じでした。



どちらも無色透明で、ほんのり芒硝系の匂い。浴感はさらすべしっとり。



温泉水1kgに溶けている成分は990mgで、単純温泉の上限ギリギリの単純温泉ということになります。ちなみに温泉水1kgに溶けている成分が1,000mg以上なら塩化物泉や硫酸塩泉などの塩類泉に分類されるのだそうです。



建物の入口にも脱衣所にも、そして浴室にも沢山の貼り紙がされていました。静かなのに、視覚的にはめちゃくちゃ賑やかです（苦笑）







蛇口にはカルシウムの結晶がびっしり。







交互に入ると、更に気持ちいい。














素晴らしい湯をありがとうございました。