さあ、出発☆
あれ?
サイドミラーが開きません。
。 。
/ / ポーン!
( Д )
施錠、解錠で動くはずなのに、何度やってもお耳ペターンのまま。
こ、困ったけど、
とりあえず、酒を買いに行こう(いや、それどころじゃないだろ汗)
7時オープンの19時クローズという有り難き営業の若林酒造が直ぐ近くに、
日本海に面した天然の良港である温泉津にあるの☆
古来この地は毛利元就が軍資金をまかなったという「石見銀山」の出港基地として栄え、
明治期には製陶業が盛んに行われ、好景気に沸き、温泉が沸き、大いに栄えたとのこと。
楽しみだにゃー。呑むときはまたレポします。たぶん。
いいもん買えたわー、とホクホクしながら田中さんを解錠してみたの。
やっぱり、お耳ペターンのまま。
さて、どうしよう。
エンジントラブルではないから走れる。
早朝なので、まだDとは連絡が取れない。
ま、まあ、整備不良と指摘されたらヤバいけど、走行は可能。
この時の田中さん…
怖いと恥ずかしいのハイブリッド車となりさがりましたよ(汗)
そういえば、島根でプジョーを見掛けないのよ。
あれ?なんで?居ないの?引きこもりなの?
わ…
島根にも鳥取にもDラーが存在しない(佐賀にもない)
ルームミラーと目視だけが頼りの中、後続車が手振りで波を描いている…
見ないで… なんてのは無理な相談なので、
田中さん珍しい子だからな
良いもの見たな、お前達(謎の上から目線)
と思うことにした。
この状態で旅を続けるのは、なかなかの勇気でヤバさは半端なく、葛藤の中… 小1時間。
\着いた!!/
細い石段の坂道が続く風情が、
群馬県の伊香保温泉と似ていることから「山陰の伊香保」と呼ばれる有福温泉。
\ドドーン!!/
かつて栄華を誇った有福温泉の象徴、御前湯です。
素敵な番台があるのに、有人なのに、券売機で買うことになってます。解せぬ。
拾い画です
現在は、利用者には検温の後に氏名、連絡先、居住地などの記入を求められています。
ガラ…(戸を開く音)
独泉☆
わ、綺麗。
拾い画です
拾い画です
二方向からピュー。
お美しい…
無色透明無味無臭のスッキリさん。
窓の隙間から外の路地が見える。
もしかして立ち位置に注意しなくちゃいけないのかな?
ツルスベを越えてヌルトロに近い、極上湯。
しつこくしつこく浸かっては出、浸かっては出を繰り返していました。
キャッキャウフフと楽しんでいたら、
地元のパイセン登場☆これにて独占解除となりました。
/
すごくゆっくり浸かってるみたいだけど、こちらにお泊まりされた方?
\
と声を掛けられました。
いえいえいえ、ちょっとした車のトラブルで途方に暮れてるだけですよ(心の声)
地元パイセンは素早く洗髪をし、
ちゃぽっと浸かったら「ごゆっくり~」との言葉をと共に出て行かれました。
再び、独泉☆
有福温泉には他に「さつき湯」「やよい湯」の共同湯もあるけど、ここで終わり湯としよう。
そう決めたので、更に浸かる、浸かる。
時間変更となっておりますので、お気をつけ。
こちら、2階へ上がれるのです。
拾い画です
ごろんと寝転べるスペースもあったり、
壁には在りし日の貴重な写真が飾られていました。
さあ、帰るか。
身につまされるわ…
さて、駐車場まで帰って、車内でDラーへ連絡。トゥルルルルル。
事情を説明したところ、
Dラー :それでは13時、14時あたりでお越しください。
ワタクシ:今、島根に居るので高速使えば… なんとか?だと思います。
Dラー :し、島根?!
Dラー :手動でも開きませんか?
ワタクシ:あー、バキッ!となりそうで怖いんですけど… 壊れませんかね?
Dラー :いえ、車内のドアパネルに開閉スイッチがありますので、
そちらを押して… の手動です
あ…
力技の手動だと勘違いした発言に顔から火が出そう。
小1時間も耳ペターン走行したこととかをDラーに話して、お互い大爆笑。
次回の点検時にその部分も診ましょうってこととなりました。
とっても気が楽になったので、
\土産を買いに来た/
下部の人の絵は… 落書きかな?
あまり商売っ気がないようで、10個入りが3箱しかないとのこと。
麓にある支店に寄ろうかな… と思ったけど、まあ、いいや。
買い占めました。
すんごい美味い!!
こんな平和な終わり方をしないのがワタクシの旅です。
そう。まだありますよ。
今回の旅はALL下道。
有福温泉から県道50号を走るよう勧める我がカーナビ。
すんごく綺麗に舗装されて快適道路ですね。良き、良き…
が、
すぐに林道へと変わるのですよ。
「対向車、来るな来るな」と念じなくてはいけないの。
来た!!(汗)
枯葉マークつけたお婆ちゃん。
田中さんがちょいバックで、相手がギリなとこまで突っ込んでくれても交わせない…
さて、どうしたものか。
見通しからしてお婆ちゃんがバックする方がマシ。
その旨をお伝えしたんだけどね、
お婆ちゃん、バック出来ないって言うの。
スポポポポポポーン!
。 。
。 。 。 。 ゚
。 。゚。゜。 ゚。 。
/ // / /
( Д ) Д)Д))
ワタクシが来た道ってクネクネ小刻みやで?
ポイントからして大体この辺り【紫】で出会いましたのよ。ほほほ…
も、もう一度、道の状態から説明してみたんだけど、
お婆ちゃん、バックが出来ないと頑なに拒むの。
助手席には連れ合いのお爺ちゃん。
絶対に会話に参加してこない。目も合わしてこない(徹底してて笑える笑)
お婆ちゃんは我が強いわけではなく、ガチでバックできないようで悲壮感たっぷり。
2対1だからワタクシが負けちゃうな… と思ってたんだけど、勝てる!(鬼かよ)
バックしましたよ、500㍍。
ワタクシが。
耳ペターンのままなら、何がなんでもお婆ちゃんにバックさせるけどね(鬼だな)
内心でヒャーヒャー絶叫系でバックしましたよ。
サイドミラー開いて良かった。
サイドミラー開いて本当に良かった。
サイドミラー開いてマジで本当に良かった。
と言うわけで、林道バックに疲れ果ててしまったので帰ることにしました。
でもね、この後も訳の分からない田舎道ばっかり。
一般道と設定するとヤバい道ばかりだぜ(笑)
もう少し道を把握して、また近いうちに島根(とか近隣県)に訪れたいな。
ここまでの支出は、
水 100円
入湯料 400円
善太郎餅10個入り 850円
善太郎餅10個入り 850円
善太郎餅10個入り 850円
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
計 3,050円
合計27,782円
R・田中一郎さん島根遠征
走行距離587km 燃費17.5km/L(ALL下道)
Posted at 2020/09/20 11:22:10 | |
トラックバック(0) |
島根県 | 旅行/地域