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ずっとずっと前から、田中さんと出会う前からBMしていた宿にヤってきた。




















二名一室で予約したはずが、狭いという理由で二室用意されていた。
もう一組が先に来られていたようで、そちらが広い部屋になったよう。他に広い部屋はないのかしら？
狭くてもいいよぅ、二名一室でいいよぅって伝えても、二人一緒がいいよぅって伝えても、狭いから狭いからと二室となった。

















うん。たしかに狭いわ。
でもさ、湯上がりにうだうだ言いながらゴロゴロしたいよね。










＼　 __　 ／
＿ （ｍ）　＿　　ｿｳﾀﾞ
　　 |ミ|
／　｀´　 ＼
　 ( ﾟ∀ﾟ)
　ノヽノ |
　　<　<










片方を寝室にして、片方を宴会場にしませう！
そうと決まれば、あらかじめ敷かれていた布団一式をヨイショヨイショと運び出し、


／
　なんならシーツで接続する？
＼


そう言いながら敷いた（笑）
※運び出した布団一式はチェックアウト前に元の部屋に戻しました。




















さて、夕食です。





もう一組は素泊まりなのだろうか。用意されていたのは我らの分のみ。入り口近くの食堂でいただきます。ここでもソーシャルディスタンスがしっかりされていて、テーブルとテーブルの間があいており、各々のテーブルにお櫃が用意されていました。















パカ…（お櫃の蓋を開ける音）

















赤飯!?







やっぱり赤飯だ。珍しいねって互いに一口食べた。
































すんごい甘い!!!!!!
KO　N　NA　NO　HA　JI　ME　TE





訊けば、嫁ぎ先からの味なんだそうです。
白花豆の甘納豆を入れて炊く赤飯で、炊くとそれが溶けるので見た目にはただの赤飯ですが、食べればかなり甘いんです。



全国でこんなに違うのか…















＼今日も乙カレー／



















ローストビーフ、スモークサーモンサラダ。意外な洋食メニューに驚いた。美味しい。









夏野菜の揚げ浸し、酢の物と野沢菜。田舎料理にホッとする。









塩焼きとお吸い物。












食後に提供されたデザートは桃のゼリーでした。



美味しかったです。お腹ぱんちくりん。

「信玄の隠し湯」として武田軍の傷兵が傷を癒したりするなど、古くから親しまれてきたそうです。
信玄さん…
隠し過ぎ。あり過ぎ。
それにバレ過ぎ（笑）











公民館に温泉?!
本当に？と不安になるくらい素朴で渋い外観です。立て看板に駐車禁止とありますが、ご安心くだされ。駐車場は建物の裏の空き地にあります。


玄関に置いてある料金箱に入浴料を入れ、お邪魔させていただきます。






















ガラ…（戸を開く音）






















独泉☆　※途中まで





変わった形の浴槽が2つ。
左の大きい浴槽は6～7人くらい、右の小さい浴槽は1人かな。



加熱は15時から。訪れたときは15時になったかな？なってないかな？くらいでしたので、どちらも同じ低い湯温で分からなかったのですが、後になって小さい浴槽のほうが非加熱と分かりました。
加熱前から掛け流されており、絶えずオーバーフロー。素敵☆









欠けた部分に別色タイルや丸タイル。きゃわわ❤













ずっと浸かっていると、ぬるさに慣れてきて身体の内側からじんわりぽかぽかしてきました。泡付きが素晴らしく、身体を動かしたり撫でたりするとサーーーーーっと細かな気泡が浮かびます。うれしい！たのしい！大好き！





ぬる湯最高！










大きい浴槽より小さい浴槽のほうが気持ちいいよーって、あの子に声を掛けたら小さい浴槽にヤってきた。



うふふ密ぅ～❤と2人で浸かったところに、地元常連2人組がヤってきた。
（レズってるって思われたかしら…　笑）















って、実はここから最悪だったんです。
1人は大きい浴槽の中央に、
1人は我らのすぐ近くで洗髪しだした。それも大きい浴槽に向かって。しかも浴槽の湯を使って。





ﾌｧ?!
ナンデ？ナンデ？ナンデ？ナンデ？ナンデ？
カランあるじゃん。
シャワーあるじゃん。
こんなに広いのにわざわざ近くでヤルことないじゃん！
浴槽に思いっきり泡が入ってるし、何よりしぶきが我らにかかってる。かかってる！
（もう大きい浴槽には入りたくないお…）



浴槽に浸かっているヤツとは不必要に何度も目が合った。監視役を担っているのか？
どう考えても、まぁ…　わざと嫌がらせしてきてるよね…










泡付きいいでしょう


洗髪を終えたヤツからの気さくな声掛けに驚いた我ら。間髪入れずにもう一言続きます。


その場所譲ってもらっていいかな





ﾊｧ?!
大きい浴槽に浸かってるヤツに言われるならまだ分かるが…　お前はまだ浸かってないだろ。小さい浴槽しか身体が受け付けないのかよ！










今までにも地元常連のマナーが悪いのは目にしたことはあったけども…



ピカイチにひでぇレベル。
もうさ…　県外者よりも地元常連の方が…　ゴニョゴニョゴニョ。










というわけで、上がることにした。





あらー、なんだか追い出しちゃったわねー










全くだ!!!!!!
面倒なことになりたくないので黙っていたらつけあがりやがって。張り倒すぞ！もしくはグーパン浴びせたかったわ。
（暴力はダメ。ゼッタイ）



湯は大アタリ続きなのに、人ハズレの連チャンは疲れるお…




















この憤り、建物を出た途端に引っ込んだ。





























癒しって大事。
ああん、逃げないどころか、ごろにゃーんと寄ってくるし、撫でてくれってすり寄ってくるし、なんて人懐っこい女の子。きゃわわ❤
パッツンパッツンに膨らんで弾けそうな風船がシューーーーーっと空気が抜けていく感覚。ヌコに骨抜きにされました。







やたらコロンコロンして、その後は畑に侵入（笑）
近くに居たじいちゃんに聞いてみたら、どこかの家猫ではないとのこと。地域猫として可愛がられている様子。















あ…



この子、男の子だ。

迷子常習犯のワタクシにも分かり易い、道すがらにあります。
昨年に訪れたときは車を停める場所が分かりにくく、あーーーれーーーって通過しちゃったんです。建物のあるほうの入り口付近に入り口を塞ぐ感じで停められていてアウト。道路向かいは資材置き場になっていてアウトでした。
あの時の資材置き場のところが駐車場だったのね。















どうやら先客が居るみたいなので、お先にいただきましょう。





蕎麦れちゃうのです。
入浴だけなら500円。入浴にもり蕎麦が付いたセットは1,200円。もり蕎麦は単品で900円なので、たしかにお得なセットです。やや硬めのコシのある食感でした。










さて、















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆　※途中から





「湯と浴槽には手を加えるな」という先祖の教えを守り、建て替えの際も浴室には手を加えていないそうです。自然湧出の湯が1時間で循環し入れ替わる大きさになっているのだそう。





灰青緑色の濁り湯で金気臭。僅かな塩分と鉄味。熱めの湯。非常に良く温もり体がいつまでもポカポカしていたのが印象的でした。
洗い場にシャワーやカランはなく、打たせ湯（右は「竜宮の湯」という別の源泉を使用でぬる湯、左は沢の水でキンキンの冷水）があります。





浴室のシンボルとも言える " 火を囲み踊る女神のレリーフ " は大戦中に疎開した彫刻家が制作したものなんだとか。
幻想的な空間で最上級の湯…　時を忘れ身も心も癒されていきます…















って、実は入浴し始めは最悪だったんです。
我らが浴室に向かう直前に親子3人（父、娘2人）が入店されたのですが、娘2人のほうが食堂まで聞こえてくる騒ぎっぷり。常軌を逸した騒ぎっぷり。
嫌だなー…　と思いながら向かうと、脱衣所と浴室を大騒ぎしながら行ったり来たりしてるの。





足が痛い！



／
　脱衣所から浴室への踏み段から出ないからだよ（ﾆｯｺﾘ
＼




シャワーが無い！



／
　ここはシャワーもカランもない温泉だねぇ（ﾆｯｺﾘ
＼





タオルどうすればいいの？



／
　他の人の邪魔にならないよう、まぁ…　今なら衝立に掛けておけばいいよ（ﾆｯｺﾘ
＼





熱いよ？本当に入るの？



／
　ここは熱い湯の温泉だもんねぇ（ﾆｯｺﾘ
＼





どうしよう…　酷く疲れる…
男湯にいる父親よ、注意しろよ…　










やっと上がったと思ったら脱衣所から浴室を覗き込まれ、
ドライヤーが無い！



／
　宿泊もできるところだからどこかにあると思うけど、お店の人に訊いてみてね（ﾆｯｺﾘ
＼










再び脱衣所から浴室を覗き込まれ、
ドライヤーあったよ！



／
　教えてくれてありがとう（ﾆｯｺﾘ
＼










↑のやり取りはかなり端折って書いてます。事あるごとに質問攻め。そして己の発するボリューム分からず屋。
無邪気…　とは違う。
なんだかグレーゾーンな言動に感じました。
地元常連が居たらガチで叱られていただろうな…　我らで良かったな、少女たちよ。

















色々あったけど、いい湯をありがとう。

天気に恵まれました。



















こっち見んな（笑）









帽子は誰かの落とし物かしら？






























築300年以上の歴史がある積善館本館は日本最古の温泉宿で、県の重要文化財に指定されています。
積善館へ渡る赤い橋がまた風流で積善館の建物をさらに引き立たせており、宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」のモデルとなった旅館としても有名。







屋根には「せきぜんの鳥」をかたどった紋。







赤い橋の辺りからもですが、館内もピシッとした空気が漂っていました。驚くことに土足のままフロントもその先も進んで良いとのこと。


ここでも飲泉所が設けられていて熱め。微かに塩味がするかなという程度でいくらでも飲めそう。熱いまま飲むと下痢症の方に、冷やして飲むと便秘症の方に効果があるんだとか。
日本三大胃腸病の名湯で、他は宮城県の峩々温泉、大分の湯平温泉。未だどちらも未湯です。






















ガラ…（戸を開く音）






















独泉☆





浴室の撮影は禁止でしたよよよよよ（滝汗）
でもね、積善館は太っ腹なの。
旅⾏の思い出、SNSへの投稿のための写真は公式HPのフォトギャラリーの写真を利用してOKなんです。ありがてぇ！










アーチ形の窓からの降り注ぐ光が美しい…



浴室入口から見れば右（女性風呂は左）に、この画像の真正面にある扉が2つあります。
なんだかジェリーの家みたいな感じ。



開けてみると…



蒸し風呂なんです。
嗚呼…　こういうベンチ型ってあそこを思い出します。
（思いの外、違ってた　笑）









訪れたときは奥の浴槽2つには湯が注がれ掛け流しとなっていましたが、他は…　おそらく足元から湧き出ていたようです。
どの浴槽もやや熱いくらいで、終始独泉のおかげで出たり入ったりトドってみたりと自由気ままな湯浴みと、憧れの湯殿でぼーっと思いにふける時間は実に至福の時間でした。
異世界感ぱねぇ！















駐車場へ向かう道すがら、あの子が好きそうな雑貨が置いてある土産物屋に立ち寄って、



四万ブルーソーダをいただきました。赤いのはフローズン苺。

初めての四万温泉です。















ずんずん突き進んでも奥には駐車場は無くて、川沿いに無料駐車場があります。ご注意を。
夏真っ盛り！普段歩かないからバテそう…　とテクテク歩いて行くと、飲泉所があったり土産物屋さんがあったりで楽しめます。


魚の棲む新湯川とあまり棲まない四万川の合流地点に何やら小さな構造物が見えてきました。
なんだろう？





道路から下った川の際に曲線を描く小さな構造物。その上は小さな公園のようになっています。



構造物の前から川に向かって写真を撮ってみました。ちょっとでも川が増水すると怖いな…　と思うロケーションです。





この構造物が共同浴場の「河原の湯」なんだそう。



以前は9時から15時までの利用時間でしたが、現在は14時までとなっています。ご注意を。

























ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆





外観同様に、石を積み上げたような独特の風貌で、まるで洞窟の中のよう。



浴室からは川が見える窓はなく、普通の石造りの内風呂。
洗い場はなく、3人入れるくらいの小さな浴槽にじゃぶじゃぶと源泉が注がれていて常にオーバーフローしています。あーん、贅沢。



湯はさらっとした感触で、熱め。熱い。そっとトドれる贅沢さ。
いい湯をありがとう！










構造物のドアを開けるとすぐ脱衣所になっています。脱衣籠はなく、カラーボックスのような棚があるだけです。浴室からロッカーが見えない位置になるため、貴重品にはご注意を。
なお、料金は無料ですが、構造物のドアを開けると募金箱が設置されていますので、どうか寸志の募金をお願いいたします。