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ぐっすり眠れた。
昨日は朝の4時から動いていたことも手伝ってのことだが、ノンストップでぐっすり眠れた。これは久々なことだニャー。





ぬる湯最高！










朝食は7時にしました。夕食と同じく別室の「きく」でいただきます。



鮭の塩焼きや半熟卵などがメイン。旅館の朝食って好き。



夕食の時もでしたが、お櫃の蓋を開けるとキッチンペーパーを被せてあり、なんでかな？と思いましたが、こうすれば水滴がご飯に落ちないのです。ちょっとしたことですが、こういう知恵って素晴らしい。










食後ものんびりと温泉に浸かってからチェックアウトしました。





実に名残惜しい。
また絶対にここに帰ってきたい！駐車場が狭いけど、落ち着いて何回か切り返せば田中さんだって大丈夫なはず。絶対に絶対に帰ってくるぞ！

夕食前にも、
夕食後にも、
朝食後にも、入りました。
控えめに言って、最高すぎて気絶しそう。






























ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆





逆L字型の浴槽は加水加温無しの源泉100％掛け流し。源泉温度32.4℃という、ぬる湯。左手前の角型の浴槽には源泉を加温した湯で満たされています。



特徴的な…　他では見ない形をした浴槽ですが、実際に浸かってみるとこれが相当に居心地がいいんです。あっちにもたれてもいいし、そっちにもたれてもいいし、寝湯っぽい楽しみ方をしたっていい。L字型であることで2人の利用でも窮屈にもならず、かと言って離れすぎるわけでもなく、丁度いい。


そして、ふんわりたまご臭と甘い石膏臭の混ざった匂いに温泉情緒が爆上がり。源泉はL字の左の方の底から湧き出てきていて、それがL字の右手前方向に流れていって浴槽の縁からこぼれ落ちていくという仕組み。





浸かると体積の分だけ湯が盛大に溢れ出ていきますが、すぐに満たされます。この豊富な湯量は素晴らしい。そしてまた浴槽の縁から少しずつこぼれ落ちていく音が聞こえてきます。このBGMが何とも贅沢で心地いい。





真綿に包まれるような感覚で一度入ったら出たくない！極上湯すぎます。



泡付きがいいぞ。





タイルも気絶しそうなくらい可愛い。



ざらざら　つるつる
でこぼこ
穴あき　不揃い
ぜんぶ可愛い❤
あざと女子（大爆笑）









ぬるい源泉浴槽に入り、体が冷えたと思ったら加温浴槽で温まるを繰り返すのですが、加温浴槽はセルフで調整することにより好みの温度にできます。














浴槽の縁には析出物が堆積しています。タイルといい、見応えありまくりです。










帰りたくない…　心の底から思える湯でした。

半出来温泉の効能が素晴らしく、のぼせ気味でハフハフな我ら。
早々にチェックインしてのんびり過ごしませう。
今回は何年も前から恋焦がれていた予約困難な宿にお泊まりします。予約が取れたときは喜びのあまり小躍りしちゃった。
わーいわーい☆












宿の駐車場には既に先客あり。それもフォレスター。
うふふ。こちらもフォレスターですぞ。



なんて嬉しい偶然☆
どんな人が来てるんだろう。
夫婦？恋人同士？友人同士？

























あぁん、違った。
オサーンのソロ。















「私もフォレなんです」
って、あの子がオサーンにご挨拶したらば…





／
　あれオートマでしょ？踏めば進むオートマでしょ？こっちはマニュアルだからさー
＼

　　　　　　　　 。　。
　　　　　　　 / ／ ﾎﾟｰﾝ！
　　　　　　( Д )


開口一番でマウントかよ…
何コイツ？何コイツ？何コイツ？何コイツ？何コイツ？何コイツ？何コイツ？何コイツ？










「この人もマニュアルです！
　凄い車に乗ってます！
　外車で左ハンドルで
　スポーツカーに乗ってます！」


　　　　　　ｽﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟﾎﾟｰﾝ！
　　　　　　。　　　　　。　　　
　　　　　　　　。　　｡　。　。 ﾟ
　　　　　　 。　　｡ﾟ。゜。 ﾟ｡　。
　　　　　　/　 ／/ ／ ／
　　　　　(　Д ) Д)Д))


チョ、待テヨ。
田中さんで来ていないのに、あの子が田中さんを引き合いに出してすんごい勢いで一本取りにイったぞ（大爆笑）



そんなマウンティング・マウンテンな田中さんですが、今回は連れてこなくて正解でした…
（謎の匂わせ）










／
　次期車でマニュアルが無かったら免許返納するんだー
＼

好きにすればいいジャマイカ…
嗚呼…　今回の旅はネタの神様が降臨しまくりそう…






















我らの部屋は「ききょう」＆「あやめ」
昭和な雰囲気で落ち着く感じ。TVと扇風機はあるけど、冷蔵庫とクーラーはありません。







食事は別室に用意されます。玄関に一番近い「きく」にていただきました。







＼乙カレー／


湯上がりのビールってほんと美味しい！







豚のしゃぶしゃぶ、　鮎　　山女魚の塩焼き、天ぷらなど品数豊富。全て女将さんの手作りで賄われています。刺身こんにゃくなど群馬の名産物も女将さんの手作り。嬉しい美味しい、そして懐かしさも感じる献立となっています。米が白米ってのも最高です。

毎回ワタクシなりに考えてるつもりだけど、今一つ足りてない行程に付き合ってくれる、奇特なあの子。ありがてぇ。












半出来はハンデキと読み、なんとも面白くも不思議な名前の温泉ですが、決して温泉が未完成なのではなく、地名なんです。
土地が痩せていて農作物の生育が悪く半分ぐらいの作物しか出来なかったことから、半出来と付けられたんだそう。













建物内は結構広く、長い廊下を歩いて行きます。廊下には鉢植えやサイン、写真に絵など様々なものが並んでいて賑やかでした。







イキませう。






















ガラ…（戸を開く音）






















独泉☆　※途中から










先客は地元の家族3人。兎に角、ここの湯を大絶賛。草津温泉よりもここの湯がイイ！とのこと。





／
　何歳に見える？正直に言ってみて。
＼


　　　　　　　　 。　。
　　　　　　　 / ／ ﾎﾟｰﾝ！
　　　　　　( Д )



浴室内の最年長者から豪速球の変化球すぎな一声にビビりました。


ものすごい気さくに話し掛けてくれてるんだけど、ネイティブ群馬弁のヒアリングが困難。そのボール拾えない。誰か、誰か、助けてください…
何言ってんのか分からない…　だなんて言い出せない。だって圧がすんごいの。放たれるボールをポロポロ取りこぼしてます。キャッチボールにならないの。
（問いに対する正解は90歳過ぎだったはず。そのくらいだろうなーって思ってましたので、こちらからの発言は控えさせていただきました。ふふ…）







若干の笹濁りっぽい透明度の高い湯は飲泉可で鉄分を含んだ薄い塩味。
適温で肌触りが程よく滑らかのやわらかい湯。
名前は半出来だが、湯は上出来ね！


でもそれに油断してるとヤられます。驚くほど温もり良すぎて汗が止まらないの。



ドアを開けると、待ってましたとばかりに虫さんが入り込んできます。

イ゛タぃ！

ワタクシ…　ハエくらいの大きさの虫にうっかり刺されてしまいましたヨヨヨヨヨ。その後、壁にとまっていたので濡れ手拭いを振りかぶって仕留めておきました。
（そんなこと出来るなら、刺される前にヤっておけ）


あの子の背中にも虫さんがとまり、濡れ手拭いを振りかぶって仕留めておきました。
（そんなこと出来るなら、刺される前にヤっておけ）


そんな我ら…



2人して忘れてきた。㌧だお馬鹿さんである。










それでもイキませう。



ドアを開けて数歩でありました。ん？これが混浴露天風呂？



いえいえ、女性専用露天風呂なんです。　※男性専用露天風呂は無いらしい















左に通路が続いていて、それもなんだか長く続いているようなんです。



も、もしや…　あちらが？
手拭いしかもってないので前面しか隠せれずドキドキしながら進んでみました。





＼YES!!!!!!／




やった☆誰も居ない！





吾妻川を見下ろすロケーションが実に爽快。こちらも木製の浴槽です。





大小2つに区切られているのかなーって思いましたが、大きな浴槽の上に小さな浴槽がある造り。不思議だけどキュート。











小さな浴槽に湯口があり熱め。その湯が大きな浴槽へと流れ込んでいるので、大きな浴槽はややぬるめの適温。浴槽の底に藻が付着していてヌルっとするので注意が必要です。



帰るまで誰も来ず独泉できました☆


















いい湯をありがとう。半出来は上出来でした！

一湯目に振られての代案としてヤって来た。










_nina_のいい風呂にヤって来た。


























湯温を示す電光板の横に金ちゃんの仮装大賞のランプみたいなのが付いていました。
ナニコレ？


湯量表示ランプなんです。かつて湯量不足だった時期があり、この表示ランプが示す数値次第では営業休止となったことがあったんだとか（震え）




















ガラ…（戸を開く音）

















独泉☆










想像していたよりも浴室が広く、浴槽も大きい。





壁絵がステキです。









ジャバザハットみたいな湯口からはキリッとしたあつ湯。透明な湯はほんのりと芒硝っぽい匂いがしました。



急きょな代案だったこともあって期待せずに訪れましたが、なんのなんの。いい湯をありがとうございました。




















昼食はあの子のオヌヌメの蕎麦屋さん。人気があるためOPEN前に到着することにしました。



これが正解☆
一巡目の一番客です。その後は途切れることない客足で、すぐに待ちが出てました。





鴨せいろ


料金が変わってきますが、蕎麦は八ヶ岳、田舎、十割から選べます。人気なのは八ヶ岳なんだそう。ワタクシは十割にしました。
あの子は安定の大盛り。












＼いただきます／












熱い鴨汁に冷たい蕎麦を絡ませて食べる、鴨せいろ。
大抵は濃ゅ過ぎとか甘い味付けになりがちで鴨の旨味も蕎麦の風味も飛ばしてしまうものが多い中、こちらのつゆは濃い目ではありつつも、鴨肉の脂の甘みに旨みが最高！焦がし白葱の香ばしさも最高！三つ葉や柚子が入っていてもそれが邪魔にならない。細く腰のある蕎麦は何も付けずに食べてもイイ！
控えめに言って、美味しい！





更に嬉しいのは濃厚なそば湯。























そば茶のプリン


美味しい！





嗚呼…　ここで日本酒も楽しめたなら…　と思いつつ、次へ向かいます。