新車情報大賞2002に投票してみる

TVKテレビをキー局に、もう20年以上も続いているクルマ情報番組がある。
そう、「新車情報2003」である。
司会の三本さんが、新車が出るたびに各メーカーの主査をスタジオに招き、独特の饒舌である時は褒めちぎり、またある時は批評する今どき珍しい貴重な番組である。
毎年この時期になると前年に放送した新車の中から、視聴者にハガキで最もベストなクルマ一台とその理由（プラス票）を、またこんなクルマはいらないと思うクルマを一台とその理由（マイナス票）を投票させる。
今年からはこの番組も、ようやくインターネットで投票することができるようになり、早速投票をしてみた。
詳しいことは聞きそびれたが、抽選でシチズン製高級腕時計がもらえるそうなので、この放送がオンエアされていない地方の方もどんどん投票できるチャンスが増えたというもの。

ノミネート車は国産・外車を含め全47台、相変わらずご時世とはいえミニバンが多い。
義理の弟が所有しているマツダMPVがノミネート車に入っているが、ここはそういった情を棄て独断と偏見でチョイスしてみた。

■ プラス票 日産　フェアレディZ
■ プラス票の理由 久々にでたZカー。次々と2ドアスポーツクーペが消えていく中で、登場した日産のフラッグシップカー。しかも、300万円というプライスタグに、購買意欲をかき立てられたZファンも多いと思う。
個人的にいえば、3.5リッターという大排気量NAよりも、3.0リッターターボ、最高出力350ps～400psくらいが理想。
しかし、それも280ps規制が撤廃されれば決して実現しえないクルマではない。
今、もっとも期待できるジャパニーズ・スポーツカーということがいえると思う。

■ マイナス票 トヨタ　WiLL　サイファ
■ マイナス票の理由 トヨタは昨年、カローラV34が達せられなかった原因を理解しているのか？
ブランドカーもいいかもしれない。
しかし、何故ホンダ　フィットが爆発的に売れたのか、その原因を真摯に受けてめているのか、このようなお嬢さま専用車的なクルマ作りはもうやめてもらいたい。

■ 番組へのご意見など もう20年近く見ていますが、最近この手の番組は貴重であると思います。
出来る限り長く続けてください。

という投票内容である。
ヒマなひと、もしくは自分のクルマがノミネートされているひとは、この機会に投票してみるのもいいかも・・・！