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Cyber Xのブログ一覧

2025年11月18日 イイね!

2025 🍁紅葉狩り 秘境 黒部峡谷へ

2025 🍁紅葉狩り 秘境 黒部峡谷へalt
11月15日、ちょうど2日前見ごろ宣言があった、黒部峡谷鉄道宇奈月駅の紅葉です。
3000m級の北アルプス立山連峰から流れてくる黒部川が刻んだ、河岸段丘の唯一平らな土地に1923年に開湯したのが宇奈月温泉でした。
電源開発のためのトロッコ電車が黒部川沿いに敷かれた当時、この宇奈月温泉は社員用の福利厚生施設でした。





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冬期積雪地帯の宇奈月温泉は、北陸自動車道黒部ICから30分の好立地です。
紅葉する樹木が多いのか、V字の深い峡谷の両側は上流まで色づいていました。





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新山彦橋を通過するトロッコ電車。これ一度乗りたくて、早々とチケット予約したところ、絶好の好天で、ますますテンションアップ





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やまびこ展望台からのshot。山彦の由来は、トロッコ電車の発車の汽笛が温泉街に響き渡ることからついた名前だそうです。




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黒部峡谷トロッコ電車は翌日のお楽しみにとっておき、初日は温泉街観光に。




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黒部川の河岸段丘にできた宇奈月温泉。
土地が大きくなく、クルマで移動するには役不足。
ということで無料の低速電気バスEMU(エミュー)やまびこで温泉街を周回することにしました。





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TVでしばしば見かける、富山地方鉄道宇奈月温泉駅。
温泉噴水は、7㎞先の黒部川上流の源泉・草薙からパイプを使って引いているそうです。
先ほどのトロッコ電車の発車駅・黒部峡谷鉄道宇奈月駅とは違い、観光客がめっきり減った印象。




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1923年の開湯当時、この木管(引湯管)をつなぎ合わせて温泉を引き入れていました。
ところが、1934年この木管が“宇奈月温泉木管事件”を引き起こされる羽目に。




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わずかにかすめ通ったこの木管に対して土地所有者A原告は、木管の所有者黒部鉄道(今の富山地方鉄道)に土地の買い上げを要求。拒否した黒部鉄道に対し訴訟を起こしました。
司法は最終的にA原告の請求を棄却。この判決は“権利の濫用”として、法曹を目指すすべてのひとたちの民法上の判例となりました。





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宇奈月公園の与謝野晶子・鉄幹歌碑の隣に猿! クマと違い、宇奈月温泉の猿は人を襲わないそうです。




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60代後半のドライバーさん、要所要所で熱心に解説していただき、ありがたかったです。





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新山彦橋に近いトロッコ電車が間近で観えるこのホテルにチェックイン。
宇奈月温泉は初、大浴場からも部屋からも正面に紅葉が観え、好ロケーション。
入浴後夕食タイム。




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部屋の眺望が一番良いとされる部屋優先の予約で、夕食はいたってリーズナブル。
富山産ホタルイカが欲しかったけど、これ一部ですが味は良かった(^◇^)
すき焼きとマグロのお造りが美味でした。
同伴したばあちゃんも美味しいと喜んでくれました(*^^)v
クチコミ通りのホテルでした。





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2日目は待望の黒部峡谷トロッコ電車へ!
宇奈月駅から猫又(ねこまた)駅間、往復2時間の旅。
高低差134m





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軌間762mmと、ナローゲージなトロッコ電車の線路幅。全13両編成。




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温泉街に響き渡る、やまびこのような汽笛を鳴らし出発。
旧山彦橋で手を振る観光客に、車窓で手を振ってお返しする恒例のパフォーマンス。





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一泊したホテルが見えました。
名所案内はご当地富山出身の俳優・室井滋さん。

皆さ~ん、ようこそ黒部峡谷鉄道へ
次のトンネルを抜けると、右手にゼッケイ(絶景)が観えてきますよ~
シャッターチャンスをおみのがしな~く

こんな感じ。俳優さんだけあって声のトーンに張りがってVERY GOOD!





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トンネルを抜けると、一面エメラルドグリーンのうなづき湖湖面橋
2001年に完成した宇奈月ダムによりできたダム湖です。
黒部峡谷にあるダムで、唯一国土交通省が管轄するダムです。





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間髪入れずに、新柳河原発電所が観えてきます。
まるでお城のような作りですが、関西電力が管轄する発電所です。
(旧)柳河原発電所にかわりできた
発電所です。




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野性のお猿さんが使用できるようにひとが作った、簡易な橋のようです。
木管に換えて設置した、源泉から宇奈月温泉に引いた引湯管です。





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仏石といいます。詳細不明





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トロッコ電車は単線ですが、上下線でこのように待ち合わせする地点がありました。
客車はオープン型と窓付型があり、窓付車は600円高でした。





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草薙駅と後曳橋。源泉はこの付近にあります。
途中下車はできません。




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出し平ダムが観えてきました。1985年完成のダムです。




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エメラルドグリーンの黒部川、いかにも秘境にある河川といった感じ。
ただ(今更ですが)生態系にかなり影響しているような気がします。





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黒部川第二発電所・目黒橋・ねずみ返しの岩壁
黒部川第二発電所は、1936年完成のダムで、今でも家庭用消費電力年間8万世帯分を供給しています。






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折り返し地点の猫又駅到着。もともと観光用の駅ではなかったのですが、能登半島地震によりこの先が通行不能となったため、猫又が折り返し駅になったようです。
黒部ダム(黒四ダム)まで行ける、ツアー専用の立山宇奈月キャニオンルートが待たれます。




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NXに乗り換えて初の長距離ドライブでした。
11月15日・16日とも暖かく、お天気に恵まれた11月恒例の🍁
紅葉狩りでした。











関連情報URL : https://www.kurotetu.co.jp/
Posted at 2025/11/18 18:01:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 旅行/地域
2025年11月03日 イイね!

みんカラ歴24年☆彡 琵琶湖国定公園伊吹山へ

みんカラ歴24年☆彡   琵琶湖国定公園伊吹山へalt
みんカラ始めて11月2日で24年、年を重ね、マイカー歴もチェイサー、マークX2台、そして今年レクサスNXと4台の車を乗り継いできました。
当日は、紅葉見物もかねて伊吹山(標高1,377m)に向かいました。







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全長17kmの伊吹山ドライブウエイの12km地点、標高900m上平寺越駐車場から標高1,377m山頂付近の景色です。
伊吹山ドライブウエイは山岳有料ワインディングロードですが、制限速度30km/h、飛ばしても面白いのですが、ゆっくり景色を見ながらのドライブでした。





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1,260mの山頂駐車場へ。




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さて、HPで見ごろの紅葉は・・・??







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17km終点のスカイテラス伊吹山。ここで昼食タイム。
伊吹山ドライブウエイは今年2回目。前回夏は駐車場が満車で、買いたてのNXにドアパンされるのが嫌ですぐ引き返してきました。
気温は13℃、とても陽気の良い日でした。





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日本百名山伊吹山は岐阜県・滋賀県に跨る山地で、標高1,260mの山頂駐車場からは、琵琶湖北部と竹生島が見えます。





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平地の気温が20℃くらい。少しもやっていますが、琵琶湖方面の景色です。




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陽気も良いので、スカイテラスで昼食。




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岐阜県と滋賀県はちょうど日本の中央ライン。うどんメニューにも西味と東味両方があって、西が関西風、東が関東風と好きな味付けを選べるようになっていました。
ウナギの焼き方にも関西方式と関東方式の違いがあって、ちょうどその境目がここらあたりになるのかもしれません。

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ここから徒歩で1,377mの山頂へ。





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今年になって主に秋田・岩手両県でクマの被害が多数報道されています。
先日も岐阜県北部の白川郷で外国人がツキノワグマに襲われる事件がありました。
岐阜県南部には今のところ、そういった被害はないようですが、これはシカによる作物荒らしを防ぐための防護柵でした。





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年齢重ねると結構キツイ(´;ω;`)
登山用のステッキを持参してこなかった((´∀`*))
あらためて、明らかなトルク不足を感じました(笑




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スカイテラス伊吹山から山頂までの比高差117m。もう少し!




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山頂か!? 何かそれっぽいのが見えてきた。




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伊吹山1,377mの山頂です。
なにが嬉しいか・・・!? 理由不明のパフォーマンス!(^^)!




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『古事記』、『日本書紀』から、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が伊吹山の神を倒そうと試みたところ、逆に返り討ちに遭ったことから、明治時代この石像が建てられたのだそうです。





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スイーツショップと隣接した、日本武尊の石像近くの伊吹山寺山頂本堂。




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これは嬉しいインフラ。




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山頂付近は平坦でとてもすごし易く、ここを目指す人の多さがうかがえました。




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シカ対策の防護柵がここにもありました。
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標高1,377mと決して高くはないですが、古来修験者の山岳信仰となった伊吹山。





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往復の伊吹山ドライブウエイも、とても良いドライブコースでした。

Posted at 2025/11/03 15:03:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 旅行/地域
2025年09月28日 イイね!

伊勢志摩国立公園へ ~答志島・横山展望台・渡鹿野島~

伊勢志摩国立公園へ ~答志島・横山展望台・渡鹿野島~alt
地元ローカルTVで観た伊勢湾の答志島に向け、鳥羽マリンターミナル(佐田浜)から答志島和具まで鳥羽市営定期船に乗船しました。
9月下旬とはいえ、気温30℃、汗ばむ陽気でしたが、海風が心地よく、絶好の航海日和。




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定期船から地元有名ホテル戸田家が見えます。




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鳥羽マリンターミナルからは、離島への定期船だけでなく、鳥羽湾を遊覧する観光船も数多くでています。
暦の上では秋ですが、この気温だとマリン観光もステキだなと思いました。




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ミキモト真珠島と隣接する鳥羽水族館方面です。安土桃山時代から江戸時代には鳥羽城があった場所にもなります。



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定期船の航路です。佐田浜から約1㎞、答志島和具までの往復です。




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土曜日で好天、定期船とはいえ30名くらい乗客数がいました。定期船は神島行でした。
三島由紀夫の『潮騒』で有名になった離島です。





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佐田浜から約10分、答志島が見えてきました。



答志島
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和具で結構見かけたのが、原付バイクのおじさん、おばさんたち。ただ皆ノーヘル! 派出所もなければコンビニもない、事故や事件も起こらない、いわゆる準治外法権の島、平和な島なんですかね。




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港は軽自動車が数台、全部業務用みたいでした。




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さわらとワカメで漁業が成り立っているのだろうか?




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そんな感じ。




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答志島へ来た目的は、鳥羽水軍の武将・九鬼嘉隆の首塚と胴塚をWATCHするためでした。事前にYouTubeを観てきたのですが、なんとか行けるか?




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地図はこんな感じですが、帰りの定期船の時間も考えるとあまりのん気ではいられません。





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たまたま、原付バイクで通りかかったノーヘルおばさんに尋ねると、この先まっすぐ。
首塚の場所はあそこやねと、指さしで教えてくれました。




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いざっ首塚へ!



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このあたりは事前に観ていたので、なんの不安もなくパス。




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あと190m!




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結構こたえる、このコンクリート階段!




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T字路に着。ここで迷ったのが首塚or胴塚? 胴塚から行くことに。




九鬼嘉隆
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織田信長、豊臣秀吉に仕えた九鬼水軍の武将・九鬼嘉隆の功績はすさまじく、とくに有名な戦いが信長と本願寺の戦い、第二次木津川口の戦いでした。
大坂湾から本願寺に兵糧と武器を運び入れたい毛利軍(村上水軍)と嘉隆率いる鳥羽水軍の戦いで、毛利軍の火炎攻撃に対し、鳥羽水軍は火に燃えない鉄甲船で応酬、本願寺勢に大打撃を与えました。
鳥羽城を本拠城とし、秀吉の朝鮮出兵でも活躍しましたが、慶長2年(1597)に隠居し家督を二代・守隆に譲りました。
慶長5年(1600)に関ケ原の戦いが起こると、守隆は東軍、嘉隆は西軍に分かれ戦うことに。9月15日西軍が敗れると、嘉隆は鳥羽城を放棄し答志島へ逃れました。
守隆は徳川家康に父・嘉隆の助命嘆願を請い、許しをもらいましたが、10月12日ここ答志島で自害してしまいました。享年59。
嘉隆の首は切断され家康の元に届けられ、首実験のあとここ答志島の築上の山頂に葬られました。




九鬼嘉隆の胴塚
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九鬼嘉隆の首塚
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12:00発の佐田浜行にギリギリ間に合い、鳥羽市方面に戻りました。
訪問後、首塚は嘉隆の鳥羽城が見える島の右手山頂に置かれたことが分かりました。




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12:15佐田浜着。ランチは地元名物、伊勢うどん。
汁がない独特のうどんですが美味しかった(^◇^)
大汗かいたので水3杯がぶ飲み。




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店にあったポスター。鳥羽市出身ですね。




横山展望台
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予定どおり定期船で鳥羽市に戻ったので、少し南にある志摩市の人気スポット横山展望台に行ってみました。
ウッドデッキから見る英虞湾の眺望、これ観たさに県内外からたくさんの観光客がここ志摩市を訪れます。



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英虞湾はリアス式海岸という独特の地形で、外海・熊野灘からの影響はほとんど受けません。したがって真珠の養殖が盛んです。また無数の島々が独特の眺望を醸し出しています。
英虞湾には志摩スペイン村をはじめ、近鉄系ホテルや大江戸温泉物語など宿泊施設が充実しており、名古屋方面、関西方面からの集客も多いとききます。





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天空カフェテラスでひと息休憩。ドリンクはもちろん有料ですが、横山展望台は入場料・駐車料すべて無料! とってもお財布に優しいスポットです。




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また来たい!




渡鹿野島
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渡鹿野島(わたかのじま)対岸渡船のりばに着きました。横山展望台から10㎞くらいの小島です。
島はハート型にも見えるのでハートフル・アイランドといい、最近はリゾート地として徐々に人気がでてきたようです。ただ黒歴史の時代がはるかに長く、時間がかかるとふんでいます。




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渡鹿野島は江戸時代、大坂と江戸を結ぶ航路の中間地点で、ここで風待ち休息する帆船がいました。風待ちを待つ男たちを目当てに遊女が集まり、遊郭までできたそうです。以降渡鹿野島は近年まで、売○島と呼ばれるようになりました。
1970年代から1990年ごろまでこの売○ビジネスは全盛期を迎え、最も多い年は20万人の観光客が渡鹿野島に売○目的でやってきたといわれています。
このビジネスを成功に導いたのが、1945年生まれの岡田雅子という女性でした。
20代で渡鹿野島にやってきた岡田は置屋を幾つも設置し、20代の日本人を数多く働かせました。一度目に逮捕された1971年には、取り調べにあった三重県警の警察官と内縁関係になり、警察の情報を仕入れ自分に協力させました。
1977年にはこの元警察官とともに2度目の逮捕になりましたが、不起訴となりその後も元警察官とともに、売○ビジネスを拡大していきました。
1984年には島の正面にシーサイドホテルつたやを開業、7億とも10億ともいわれる建設費をすべて現金で賄ったといわれています。
その後、岡田雅子は事件屋の詐欺に遭い、シーサイドホテルつたやをはじめ全財産を失ってしまいます。
岡田雅子の失脚、バブル崩壊、性産業の多様化で売○ビジネスは衰退、2016年開催の伊勢志摩サミットでさらに取り締まりが強化され、最後のひとりとなったタイ人が近年島を退去したそうです。
岡田雅子と内縁の夫、元警察官には二人の息子がいたそうですが、行先不明。
岡田雅子は2016年71歳で死去、元警察官も2009年に死去しています。






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20分ほどいましたが、ホテル予約のカップル、家族連れらしきひとが数人島に渡る様子を見ました。




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1984年岡田雅子が建てたシーサイドホテルつたや。当時7億とも10億ともいわれた売○ホテルでしたが、その後不動産業者に500万円で落札されたそうです。
今は廃墟となったシーサイドホテルつたや、昭和の残骸、黒歴史とでもいうべきか、開業から40年経った今もこうして島の真正面に鎮座しています。




Posted at 2025/09/28 22:09:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 旅行/地域
2024年12月05日 イイね!

🍁滋賀紅葉狩り🍁ドライブ 太郎坊宮・西教寺

🍁滋賀紅葉狩り🍁ドライブ 太郎坊宮・西教寺alt
当日は快晴で絶好のドライブ日和。滋賀県南部、織田信長の安土城跡に近い紅葉名所、太郎坊宮に行ってみました。標高350mの赤神山はまさに紅葉🍁




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風変りな名ですが、元々の名は「阿賀神社」。その昔、神社の御祭神をこの山の天狗が守護していたという由来で、「太郎坊宮」と呼ぶようになったそうです。






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赤神山から見える風景は周りに高い山がない分、広々とした平地が見渡せました。



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自然が生み出す橙色、朱色の手すりと不思議と調和していました。





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山頂に続く本殿参道のもみじ🍁
It`s  Beautiful Colors

ちなみに、ご祭神は伊勢神宮の天照大神の第一皇子神でこの長い名前の神様です。
正哉吾勝勝速日天忍穂耳大神―マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノオオカミ―


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大津市坂本にある西教寺は、天台真盛総本山戒光山兼法勝西教寺というのが正式で、聖徳太子が高麗の僧彗慈、彗聡のために創建したと伝わります。





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1571年の織田信長による「比叡山焼き討ち」では、比叡山の麓にある西教寺も焼かれました。その後、ここ坂本を領地とした明智光秀が西教寺を復興しました。
1582年に光秀が滅んだ後、西教寺は光秀の菩提を弔うため、ここに光秀と一族の墓を建立しました。




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滋賀県の紅葉スポット🍁でも有名な西教寺。
まさに見ごろでした。



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本堂に向かうと。



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本堂前にある明智光秀公と一族の墓 妻煕子(ひろこ)の墓です。有名武将の墓(供養塔)にもかかわらず、本堂前の中庭に堂々公開されているのには少々驚きでした。
比叡山焼き討ちで信長に痛めつけられた寺は、さぞかし光秀を神の如く貴んだことだと思います。



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江戸時代の1739年に上棟が完成した本堂。用材は紀州徳川家からの寄進で、ご本尊阿弥陀如来が安置されています。
隣の客殿は、元々豊臣秀吉の伏見城にあったもので、1598年大谷吉継の母が西教寺に寄進したものです。



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銀杏が黄葉していました。



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京都市のお隣、滋賀県大津市には、三井寺、石山寺、日吉大社、比叡山延暦寺という歴史のある有名寺社が数多くあります。




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滋賀県東近江市と鈴鹿山脈を挟んでお隣、三重県いなべ市を結ぶ八風街道にある永源寺ダムです。ここも綺麗に紅葉していました。




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2024 紅葉狩り🍁 完
Posted at 2024/12/05 21:51:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 旅行/地域
2024年12月01日 イイね!

2024 京都 紅葉狩り散歩🍁 嵐山・嵯峨野・北野天満宮

2024 京都 紅葉狩り散歩🍁 嵐山・嵯峨野・北野天満宮














渡月橋
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11月29日、ようやくほんのり赤・黄・緑・橙で色づいてきた、嵐山渡月橋です。

「坂の上の雲」作者、司馬遼太郎は、
この景色は、大きく弧を描いた唐橋は似合わない。
渡月橋は、ひたすら水平の一線をなしている。
それも、橋であることの自己顕示を消し切ったほどにひかえめである。
「街道をゆく26 嵯峨散歩より」



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渡月橋から右方向に見える小倉山(中央)です。千年前、藤原定家が小倉百人一首を編纂したのが小倉山でした。

11月29日散歩コース(所要時間4時間)
嵐山・嵯峨野
①渡月橋
②宝厳院
③天龍寺 曹源池庭園
④竹林の小径
⑤大河内山荘庭園
⑥常寂光寺
⑦落柿舎
⑧二尊院
⑨祇王寺
⑩宝筐院

11月30日
①北野天満宮「史跡御土居もみじ苑

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宿舎をスタート。まずは手前の宝厳院から。

宝厳院
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宝厳院(ほうごんいん)は、後から紹介する世界遺産天龍寺の塔頭寺院。秋の特別拝観期間でした。

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室町時代に作庭された「獅子吼の庭」に映える紅葉。今年は酷暑のせいで、見ごろは12月にずれ込む様子でしたが、休みのスケジュールを調整せず間に合ったのはラッキーでした(^O^)/



天龍寺
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室町幕府を開いた足利尊氏が1339年に創建した臨済宗天龍寺派大本山天龍寺です。
朝9時台でしたが、境内はもうひとでいっぱい。

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開山住職・夢窓疎石が作庭した、曹源池庭園(そうげんちていえん)。本堂は幾度の大火で焼失、明治時代に再建されたものですが、曹源池庭園は室町時代当時のまま。逆光ですが、後ろに見えるのは嵐山。
借景といい、嵐山の風景を取り入れたものです。


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元々足利尊氏が創建したわけは、南朝で対立した後醍醐天皇の菩提を弔うためでありました。
別棟には後醍醐天皇の木造が安置してあります。天龍寺はユネスコ世界文化遺産に登録されています。



竹林の小径
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日本人観光客より、圧倒的にアジア系インバウンドが多く歩いていました。京都の観光収入は、外国人観光客次第と感じた今回の紅葉狩りでした。




大河内山荘庭園
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小倉山中腹に戦前の映画スター、大河内傅次郎(1898-1962)が作庭した日本庭園です。傅次郎は、64歳で没するまで30年、自費で作庭しました。
当時の映画フィルムは保存が難しく、やがて自分もフィルムとともに忘れられてしま
う。だが、日本庭園の美は後世に必ず引き継がれていく、そんな動機があったと伝わります。

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後に見えるのは嵐山です。先の天龍寺と同じく、借景という工夫で奥行きを表現しています。

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京都市内が一望できる庭園の展望所を目指しました。


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おすすめスポット「月香亭」。大河内山荘庭園の絶景スポットといわれています。


常寂光寺
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慶長年間(1596-1615)に創建された小倉山中腹の日蓮宗寺院。千年前、小倉百人一首を編纂した藤原定家の山荘があった場所と伝わります。


落柿舎
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落柿舎(らくししゃ)は、松尾芭蕉の高弟、向井去来(1651-1704)の小倉山麓、嵯峨野居宅でした。柿が落ちる家という名の由来は、向井がお客のために柿の木に実った柿を40個用意していましたが、突然嵐が吹いて、柿の実が全部落ちてしましったという自らの失敗を俳句に詠んだことから、この居宅を落柿舎と呼ぶようになったといいます。

落柿舎を訪れた松尾芭蕉は「嵯峨野日記」で、京から離れた嵯峨野は誰も訪れる者がいない、という句を詠んでいます。
今と違い、嵐山嵯峨野は人里離れた、誰も住まない土地だったことがうかがえます。




小倉山 二尊院
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総門から本殿前まで100m続く、「もみじの馬場」。嵯峨野は徒歩で見て歩いたわけですが、どの寺院もちょうど紅葉は見ごろでした。



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天皇の勅使を迎える、勅使門。二尊院は、二体のお釈迦さまを御本尊とすることから命名された寺院で、840年頃嵯峨天皇により創建された、天台宗寺院です。
嵯峨野の地名は、この地を好んだ嵯峨天皇の由来です。




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中庭の「軒端(のきば)の松」は、藤原定家が詠んだ小倉百人一首にちなんで植えられた松です。

しのばれむ 物ともなしに 小倉山 軒端の松ぞ なれてひさしき
(拾遺愚集)
(小倉山に隠棲したわが身を、松の木ぐらいしか思い出さないだろう)

千年前、小倉山に隠棲した貴族の悲哀を表現したものです。






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帰り道にあった天龍寺参道の霊庇廟。艶やかな朱色のもみじ(*^^)v



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人力車もフル稼働していました。



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翌朝ホテルの朝食。嵐山名物湯豆腐(*^^)v




北野天満宮「史跡御土居もみじ苑」
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翌30日は、北野天満宮へ紅葉狩り。学問の神様菅原道真公は今日にかぎって無視し、有料の「史跡御土居もみじ苑」へ。国宝御本殿展望所から本殿が見えました。




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豊臣秀吉が1591年に、京の防御と水害対策のために造った全長23㎞の御土居(おどい)。初めてでしたが、とてもいい名所でした。



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鶯橋。この後、受付でもらった茶菓子で一服。帰宅の途につきました。



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2024年11月29日、30日、2日間の京都紅葉狩りは無事終了。
Posted at 2024/12/01 13:31:31 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自然 | 旅行/地域

プロフィール

「そうだ 名古屋行こう!Japan Mobility Show Nagoya 2025 http://cvw.jp/b/9733/48778868/
何シテル?   11/22 18:27
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2025 🍁紅葉狩り 秘境 黒部峡谷へ 
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2024 京都 紅葉狩り散歩🍁 嵐山・嵯峨野・北野 
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2023 紅葉狩り 🍁 錦秋の白川郷・五箇山合掌造り集落&白山白川郷ホワイトロード 
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