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26日日曜日の午後10時半過ぎのこと。
自宅の電話が鳴った。
こんな時間なので、てっきり実家の母からと思い受話器をあげてみると、学生時代の同級生であった。
高校まで同じ、大学は別々であったがウマがあうのか同窓会も彼と一緒に出席するくらいの間柄・・・。
もう3～4年は会っていなかったが、年賀状をみて電話をしてきたらしい。

久しぶりと思い、用件を聴くと、何と「お金を貸してもらえないか・・・？」という。
聞けば妹さんの旦那、即ち義理の弟さんが借金をつくって返済できなくなり、義理の兄である私の旧友に工面を頼んできたらしい。
そこで、何故かその依頼が私にも及んできたのだ。
正直、呆れた。
しかし、話を聞けば同級生自身もお金を工面し、私には××万円でいいので、6月末に支給されるボーナスで一度に返済するという。
まあ、もちろん旧友だからというだけで誰にでも、お金を容易く貸す気はないが、協力することにした。

ちなみに私は自慢ではないが、クレジットカードでウン万円だけショッピングで遣っているが、無借金生活を続けている。
大きな賭け事はしないことと、クルマなど何年かに一度の大きな買い物をするときには、なるべく現金で支払うことを心がけている。
まあ、家族から離れて独居生活をしているという気楽さも多分にあるが・・・。