近年のクルマは過剰にスペックでの成績表でそのクルマの善し悪しを決める傾向があります
[成績評価の一例]
・0-100㎞加速比較
(マックス:2秒7)
・0-60、80㎞加速比較
・0-200㎞加速比較
(マックス:6秒台)
・最高速比較
(マックス:時速417㎞)
・スラロームタイム比較
・筑波サーキット(TC2000)等の走行タイム
・ニュルブルクリンクサーキットでの走行タイム
等々
どのスペックデーターを見ても、ロードスターには無縁の存在ですねぇ~
ではこのデーターが良い事が良いスポーツカーなのか
[500馬力を越えるタイサン(スカイライン)GT-Rに乗る土屋さんのつぶやき]
スカイラインGT-Rの憧れ
またGT-Rに乗れる喜び
そして最後に「本音は乗るのが怖いんだよぉ~
」
そうです
トップ選手たちは勝っことが最大の目的です
そこにはクルマのエンジンスペックが高ければ高い程、曲がらない
止まらないの恐怖との闘いと、速くて当たり前の世界にいる負ける恐怖に苛まれると言われています
[どんなクルマが楽しいのか
]
一言で言うとその人の運転技量に合っているクルマが楽しいクルマ
具体的には操るに対してアンダー・オーバーステアを嫌味なくドライバーに伝え、対処の限界内で走れる事
そして何よりエンジンパワーバンドが低回転域でトルクフルで高回転域でそこそこ盛り上がるくらいのエンジンが一番楽しく扱い安い
これこそ楽しいクルマなのです
因みにノーマル車のスペックで、筑波サーキット:1分10秒から14秒台のクルマが特に楽しい
[ロードスターの素性の良さに脱帽]
・軽量(ライトウエイト)
・前後50対50の重量配分
・ダブルウイッシュボーンサスベンションの採用
・PPF(パワーフラントフレーム)の採用
・適度なパワーのエンジン
・部品やタイヤ等々が経済的
等々
これらがロードスターの操縦する楽しさを提供する原動力になっています
私もたくさんのクルマをテスト、試乗しましたがスペックに表せない楽しさを教えてくれた数少ない1台だと思います
Posted at 2013/05/25 00:31:18 | |
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