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2020年02月18日 イイね!

異音とか問題のお話 続き

異音とか問題のお話 続き前回のブログでは、せっかくアッパーマウントなど新品に交換したのに異音が・・・・
という話をしました。
原因は突起があったために、ある部品を取り付けていなかった事のようなのです。
こちらの赤丸の部品がそれ


組み立て途中の違い
座金が無い状態   赤丸の部分に本来なら付く


その部品が有る状態



組み立てた状態で、純正(座金あり)とGAB(座金なし)の違い。

純正はクレールスプリング、GABはインタープレイスプリングが付いています。
純正クレール用は純正カバーのバンプ部+汎用ダストカバー、GABは純正新品のダストカバーが付いているので見た目が全然違います。
高価な純正ダストカバーが破れても、安価な汎用カバーを加工すると延命できることが判りました。



本来なら、上部と下部の2個の座金でアッパーマウントを挟み込んでいます。
その下部の座金が無い状態で、異音が出る。(原因が特定できたのは、基本通り上下2個付けた結果、異音が無くなったから)

あの下の座金が無いと、ロッドを固定しているカラー(パイプ)の上下動が大きくなるのです。
動きが大きすぎると、上部の座金が(赤丸の)アッパーマウントのベースに当たって音が出るようです。



基本通りにしてみてどうなるかを試したくなり、また分解したわけです。

再び分解するので、スプリング単体で比較する事も可能になりました。

ということで、早速比較してみます。

まずリア用スプリングの比較
インタープレイ用(赤色の識別)(シャシーブラックで塗装)とクレール用新品(青色、黄色の識別)
新品は艶が良いですね


取り付けには上下があり、上下は見たまま上が上部です。

コイル形状は見ての通りで、純正スプリング大多数の荒巻バネそのもの。
クレール用は端に近いところは角度が緩く、中間は角度が急、インタープレイ用は端はクレールと同じで中間はクレールより緩やかな感じです。
コイル線径はおよそ1mmくらいの差で、インタープレイ用が太い。
クレール用は約6.5mm インタープレイは約7.5mm
コイルの始める位置と終わる位置で線材の長さがわかるのですが、インタープレイ用は見た感じ90mmくらい長い。


同じ線径のコイルスプリングの場合、巻き角度が緩いとバネレートは低い(柔らかい)、角度が急になるとバネレートが高い(硬い)と思います。
同じ線径のコイルスプリングで巻き角度が同じ場合、線材の長さが長い程バネレートが低くなる(柔かくなる)と思います。

だとすると、線径が太く長い線材で巻きを緩くしてバネ自由長を調整したものと、線径が少し細く短い線材で巻きを急にしてバネ自由長を調整したものと、どれくらいのバネレートの違いがあるか?とついつい考えてしまいました。
リア用は二つの自由長はほぼ同じくらいです。
細くて長さが同じであれば、単純に太さの違う分だけバネレートが小さくなるわけですが、二つの違いが複雑な気がします。
単純に細いから柔らかいと言えなくなりました。

ではフロントはどうなのか?
クレール用新品(黄色、桃色の識別)、インタープレイ用(赤色、紫色の識別)(シャシーブラックで塗装)
見てわかる通り、自由長はインタープレイ用が長いです。



こちらも取り付けには上下があり、上下は見たまま上が上部です。
形状は円錐台で、下部が広く、上部にいくに従って細くなるようにコイル径が変化します。
コイル線径はおよそ0.5mmくらいの差で、インタープレイ用が太い。
クレール用は約10mm インタープレイは約10.5mm
上部は直巻き形状で、下部が荒巻形状と、上下で端の処理が異なるスプリングです。
写真は上部
上下動すると、赤丸部分が接触するので、音が出ないように、塗装が剥がれて錆びないように、シリコンゴムを挟み込んでビニールテープで覆ってあります。

下側はバネ受け皿(金属)に直接触れるので、錆防止と音防止の為にブチルゴムテープ(自己融着ゴムテープ)を緩衝材として巻き、その上にビニールテープを巻いて補強してあります。



コイル形状はリアとは異なり、クレール用は端に近いところは角度が緩く、中間は角度が急、インタープレイ用は端はクレールより急で中間はクレールより緩やかな感じです。

で、線材の長さは、インタープレイが80mmくらい長い感じです。

このような違いで、バネレートはどれくらい違うのか、全く見当がつきません。
線径が細いが短くコイルが急なバネと、線径が太いが長くて緩やかなバネ。
不思議な関係です。

ただし、確実に言えるのは、クレール用のスプリングの方が圧倒的に軽い。
おそらく、製造コストもかなり安い気がします。
材料が少なく済むのは間違いないですから。
耐久性については、太くて長くて緩やかな方が長持ちしたりして・・・・
現実には安価なベーシックカーの方が長く激しく使われそうで、求められる耐久性は反対なはずで、安くても耐久性は高いかもしれません。

しかし、今乗っている私のファミリアで経験したことですが、ある程度の重量物を積載したまま長距離移動した結果、現実にスプリングは金属疲労を起こして自由長が短くなってしまい、車高がかなり低くなりました。
やはり、安物は耐久性に難あり?
乗車定員以外の積載物は耐久テストの想定外??
まあ、想定外の使い方だったのでしょうね。それはどうでも良い話ですが・・・

スポーティグレードとベースグレード、何が違うのか?

面白くなってきました。

すでに交換済みなので、乗り心地の違いについては、私は判っているのですが。
想像してみるのも、楽しいですよ。

今日は、ここまでにしておきます。
Posted at 2020/02/19 01:34:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2020年02月17日 イイね!

異音とか問題のお話

今年初めにサスペンションを新しくしました。
整備手帳の作業記録のとおり、インタープレイスプリングとGABショックの組み合わせを選択です。
しかし、本来の理想像そのまま?かと言えば、そうではありません。

私の目指しているのは、アンバランスなパワー不足GT(エンジンだけ性能を落としたグランドツーリングカー)。
足回りがエンジンに勝ち過ぎている車は実際には少ないかと思います。
それでいて、長距離移動で疲れない車。(イメージ的には広範囲の速度域で姿勢が安定していて、速度が出過ぎない運転が楽な車です)
私が言うパワー不足とは、不用意にアクセルを全開にしても必要十分な加速しかしない(十分加速できなくても恐怖を感じない程度)状態のことです。
感覚の話なので個人差ありますが、人によってはかなり物足りないかもしれません。
その理想像としての足回りは、高速安定性のために引き締っていてなおかつ、アーム類を柔軟に動かすモノ。
高速度域でふらつかない、揺れが瞬時に収まる、荒れた路面で跳ねないなどの状態が私の理想です。
理想像に近づけるためには、柔らかめのスプリングに強めに減衰するショックの組み合わせを考えていました。その前提で以前からGABのショックが手持ちにあって、その後、オークションで足りないリア用を見つけて・・・・

で、柔らかめを選びたいがバランスが崩れ過ぎないだろうか?、悩みに悩んだ末、実際には手持ちの中で硬めのスプリングを選択しました。
気に入らなければ、また交換すれば良いわけで。
まあ、そういうことで、1月12日のブログに「念願のフロントGABショック 」というタイトルを付けたぐらい、念願の状態に近づいた訳です。

ですが、先日の整備手帳のタイトルが「クレールスプリングに交換 関連作業その1 (クレールサスに戻す)」。

その後、色々問題が発生しました。

異音です。音を文字で表現すると、
リアアッパーマウント付近から柔らかい感じの「コトコトコトコト」
リアゲート付近から、「ぎしぎし、ぎしぎし」
フロントバルクヘッド下の方から、ごくたまに、小さな音で「ぎ!」


交換前も、実際には同じような異音がしていました。

GABショックに交換して、リアのアッパーマウントが新品になっても、
リアアッパーマウント付近から柔らかい感じの「コトコトコトコト」は音質が変わっただけで、出ました。


音源はどこか?

それを知りたくて、妻に運転してもらい、私は左リアシートで耳を澄まして音源を探りました。
やはり、耳元というか、リアサスのアッパーマウント付近で間違いなさそうでした。
ファミリアの内装は分解しやすいように、私なりに工夫してあります。
アッパーマウント上部カバーは特に考えており、簡単に取り外せます。

その時も、カバーを外して、直接手でアッパーマウント付近に触れて、走行中のアッパーマウントの感触を確かめてみました。
多少無理な姿勢を強いられますが、指先でアッパーのショックロッド固定ナット上部をゴムカバーを介して直接触れる事ができます。
走行中の動きは、私の想像以上に上下していました。
小さな凹凸の振動は、ほぼアッパーのゴムブッシュの動きで吸収しているような雰囲気でした。まるでショック内部のピストンは機能していないほど。
スプリングが縮んだ後に伸びる時には、反対にナットが下に引っ張られて、ナット下の座金がアッパーベースに当たっているようでした。
その時に音が出ているような感じです。

まずショックだったのは、新品のアッパーマウントなのに異音が出る事でした。
しかし、確実に言える事は、使用方法が間違っている点。
アッパーマウントは新品ですが、BGファミリア用ではありません。
形状がほんの僅かに違っていて、純正そのまま同じようには組付け出来なかったのです。
異音の原因は、BGファミリアの純正リアサスに組み付けるべき部品を1つだけ省いている事が原因かもしれないのです。
それを考えると、より本来の姿に近づけて、もう一度その状態で確認してみたくなりました。

この文章ではよくわからないので、どこが違うのかを
まずは、アッパーマウントの問題箇所のアップ写真


写真には3つの突起がありますが、BGファミリア用にはありません。

BGファミリア用純正に近づけるために、これをカットしました。


何を慌てていたのか、途中で投稿してしまいました。

続きはまた後ほど
Posted at 2020/02/17 23:18:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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