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Q1. 試乗したディーラーの店舗名を教えてください。
回答：中越三菱自動車販売株式会社 長岡中央店

Q2. 試乗した感想を、試乗・レビューのポイントに沿ってお答えください。
回答：

見た目はガソリン仕様とディーゼル仕様、パッと見全く分からないくらい同じです。ガソリン仕様が発売してから約1年と4ヶ月が経ちましたが、三菱特有の無骨なデザインもあり、当時の新鮮さが今でも継続している感じです。今後10年後に同じ車を見ても、古さを感じさせないような素晴らしいデザインだと思っています。全方位どこから見てもかっこいい車ではありますが、私は特に後ろのデザインが気に入っています。



では、実車に乗り込んでみましょう。
まず初めに感じたことはエンジンONした瞬間のディーゼル感のなさでした。
室内の制音が行き届いており、エンジンノイズも嫌な感じがしませんでした。また、エンジンの振動もほとんど感じられませんでした。デリカD5よりも数100キロ車重が軽いのに、デリカと比べて振動が非常に良く抑えられています。とても同じエンジンとは思えませんでした。
ガソリン仕様のエクリプスクロスと比べるとノイズは大きめですが、これが初めて、ディーゼル車に乗る人からしてみればあまりにの静かさに驚くことだと思います。

実際に走ってみます。
走り出しはかなりトルクが出ているように感じられます。しかし、ゴリゴリのトルク感は感じられませんでした。
設計者が、ディーゼル感を消すようなコンセプトでチューニングを施したと思わせるような感じであり、ディーゼル特有のフィーリングを期待して乗るとちょっと期待ハズレかもしれません。
かといってガソリンCVT仕様のエクリプスクロスと比較すると加速の滑らかさは到底及びません。
気持ちよく加速している途中にシフトチェンジが入り、おいしいとこで、出鼻をくじかれるような感じです。
ここら辺は自身で試乗車に乗って体感してもらった方が良いと思います。

巡航速度に乗ってしまえば、トルクフルで気持ちよく走れます。程よく響くエンジン音と排気音が気分を盛り上げてくれます。特に長く続く急な上り坂の道では本領発揮といったところでしょう。

ハンドリングに関してはガソリン車と同様にとても秀逸です。切ったら切っただけ、鼻を向けてくれます。
当たり前のようですが、この当たり前のことを出来る車がほとんど存在していないです。
ハンドリングよりも、もっと優れているのはブレーキのフィーリングです。ブレーキペダルのふみ圧に対してとてもリニアに反応してくれます。踏み込みだけでなく戻す時もヒステリシスなしに反応します。姿勢制御が凄くやりやすく、かつ停車時も非常に滑らかに止めることができます。三菱の車はここら辺がすごくよく出来ています。カタログスペックに現れないとても大事な部分です。

約15キロほどの距離を試乗し、直感的に感じたことは、少し用途を選ぶような車かもしれません。平日は通勤に使い休日には長距離レジャーを楽しむような用途にはぴったりだと思います。都市部を短距離走行が多い方には、ガソリン車を選択した方が良いかもしれません。パワートレインで選択肢が増えたことは非常に良いことです。

最後に、少し気になったのは、ゼロ発進の時からアクセルを踏んだ瞬間から一呼吸を置いて車が走り出すような感じがありました。
加速感はやはり、ガソリン仕様のエクリプスクロスの方が上手だと感じました。

高速道路走行に関しては、実際に走ってないので評価できません。


余談
車内で聞くエンジン音よりも、社外で聞くエンジン音の方が良かったです。排気音とタービン音のハーモニーがすごく刺激的です。低回転域からよくタービンが回っているようで、官能的な音がしました。


写真

ほとんど新車を試乗させていただきました


背後から見るとアドブルータンクがちょっと出っ張って見えます。下に張り出しているので、もう少し何とかしてほしいです。せっかくのデザイン性が少し薄れています。


ガソリン車との比較です
左側がディーゼル仕様です



この記事は 「三菱自動車のエクリプス クロス ディーゼルに試乗してきました！」 について書いています。


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