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並盛りジョニーのブログ一覧

2015年08月31日 イイね!

リサイクル

リサイクル着せ替え可能な外装を売りにした新型コペン。
着せ替え可能なのはいいけど、それが発表されてからずーっと疑問に思っていることがある。

「外した外装、どうするの?」と。

30万円で着せ替え可能とあるけど、外した外装をディーラーで預かるサービスはどうやら無しのようだし、ごく一般の家庭であれば、軽とはいえ、車の外装一式を置く場所なんてまずない。
・・・まあ、普通に廃棄処分になるんじゃないでしょうか。

でもちょっと待って。

例えば・・・外した外装をメーカーで引き取って、再利用するというのはどうでしょう?
車体だけ新製して、引き取った外装をリフレッシュして組み合わせて「リサイクルカー」的なものを作って、外装分だけ安くなったグレードとか出せば、メーカーも買い手も得するんじゃないか?なんて思うんですが。

ここで怖いのは、メーカーが引き取るまではいいとして、その引き取った外装をそのまま取り付けた車を「完全な新車」として売ることもできる。

これを「こっそりとやる」と船場○兆ばりの問題になるでしょうけど、最初から「リサイクル」と明かしたうえでやるんなら問題にならない。
まして、ユーザー還元価格で提供して「リサイクル外装で安くなってます」と一言添えれば、買い手も損したとは思わないでしょう。
人によっては「新車買ったのに外装だけ中古なんてありえない!」という人もいるでしょうけど、「こっそりリサイクル」に反対するのはこういう人たちだし、それが嫌って人は最初から完全な新車を買うでしょうから、最初の段階でぶっちゃけておけば問題にもならない。

もう一つ。
外装変える人には、外した外装を「保管」か「処分」かの選択肢を用意して、もし「処分」なら、外装の程度で値段を付けたうえでメーカーが引き取る。
外装変えの足しに少しでもなれば、外装変えるハードルも少しは下がるし、せっかく作った外装だって無駄にはならないと思うのだ。

問題は、実際に外装変える需要がどれだけあるか、いらなくなった外装がどれだけ余るかにもよるけれど、あらかじめメーカーで外装がどれだけストックされたかを管理したうえで、年末や6・7月のボーナス時期、または年度末に近い2月~3月などの売りやすい時期に限定で売る。
リサイクル可能な外装がどれだけ集まるかにもよりますが、いらなくなった外装を下どる動きを活性化させれば、黙って廃棄される外装も減るでしょうし、その分再利用法も編み出しやすくなる。

いうほど簡単なことではないと思いますが、エコにうるさい今のご時世、メーカー主導でこういう動きを作れば「エコに貢献している」と評価されますし、ユーザーも得する話があれば、何も問題は起こらない。
リサイクルや再利用なんてのは、売り手だけが一方的に得しようとするから問題になるのだから。

ドレス・フォーメーションが話題に上がるけど、外した外装に触れているメディアも、そうした噂も何にもない点に違和感を感じて、こんな提案をさせていただきました。

まあ、ど素人がわざわざブログでこんな話題を立ち上げるよりも、ダイハツ社内ではとっくの昔にそんな話が決まっていて、すでに準備の段階だ・・・なんてことになっていればいいんですけどね。
Posted at 2015/08/31 19:28:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車雑談 | 日記
2015年08月30日 イイね!

バンバン行けます~トヨタ・サクシード~

当時のトヨタ系コンパクトカーの魅力を凝縮した、商用バンの大傑作。
今やこのクラスの4ナンバーバンは、プロサクとADの二択だが、プロサクは4ナンバーのネガがADほどない印象。
自家用としても、文句なしに使える。
ただし、モデルチェンジした現行型は、良くも悪くも「ただの商用バン」になってしまい、10年以上も作られていた旧型の美点は失われてしまった。
見た目は旧型を継承しているけど、外見以上に中身は別物。
そもそも新型はデザインがつまらん。

新型はわからないが、旧型はヴィッツのパーツが共用できるため、いじりのベースとしても大活躍。

馴染んでしまえば、安っぽささえ愛おしくなってくる。

きっちり手を入れて、楽しんでやりましょう。

「商用バンをなめんじゃねぇー!!!」(CMやってた高橋克典つながりのネタ)
Posted at 2015/08/30 23:34:22 | コメント(2) | インプレッション | クルマレビュー
2015年08月30日 イイね!

ビートの意外な得意技

基本、ブログ書くのは好きなので、ネタさえ浮かべば一気に行ってしまうのですが、しかし書き手が偏屈ゆえに、けして一般受けはしない、思想の片寄った話題ばかりになっておりますが、それにも関わらず毎度「イイネ」を戴けることに、恐悦至極でございます。

さて今日のお題は「空力」
と言っても、そんなに難しい話はないです。

私の気が…もとい、記憶が確かならば、空気抵抗というのは速度の二乗に比例する、という話。
空気抵抗求める公式というのもあって、ググってみたら

全面投影面積×cd値×空気の密度×速度の二乗÷2

だそうです。
以前は空力の良し悪しをアピールするつもりなのか、cd値の高さをカタログに載っける車もありましたが、それだけじゃ空力ははかれないようです。
カメラでも「3600万の高画素」「ISO感度一万オーバーで暗所に強い」という具合に、数字の大きさをアピールして、実際にその大小が販売に与える影響も大きいようですが、やってることはどこも同じなんですね…。

話題を戻しましょう。
前述の公式のうち、全面投影面積というのが結構大きいようで、それをもろに体感する機会がありました。
あれは仕事でダイハツ・ムーブのターボを運転したときの話。

一仕事終えたのち、「高速使って急いで戻れ!」という依頼が来たので、深夜の高速をブースト全開で飛ばす。(何km/h出したかは秘密w)
しかし、ターボつきかつ4ATをもってしても、ある速度でピタッととまって、以降はいくら踏んでも加速してくれない。
ビートなんて、ターボもないのにまだまだ延びていくのに…そこで理由を考えているうちに、はっと気がついた。

もしかして、ビートって最高速延びる?

以前乗ってたビートは、140km/hのリミッターはそのままでしたが、一度富士スピードウェイのファミリー走行をやったとき、名物のストレートで楽々リミッター当てた上、そこからさらに延びていこうとする傾向もあったので、軽四NAのビートでそれなら、ローギアードの軽トラやジムニーとかでなければ、だいたいの軽四はリミッター当てられるものだと思ってたんですが、どうやら最高速延びるのはビートだからこその仕様っぽい。
…で、そうなる理由というのは「空力」じゃないかと。

ビートって車、確かに車高低くて、前から見ると正面から見た面積も小さめなので、空力は明らかに有利。

一方、今や軽四スタンダードのハイルーフタイプのワゴンRみたいなのは、言うまでもなく面積でかいし、おまけに車重もあるから、空力不利だわ、空気抵抗と重さに抗うには、ターボつけても確かにきつそう…と不利な要素はたくさんある。

似たような話で言えば、キャラ(AZ-1兄弟車)からkeiワークスへ乗り換えた知人がいますが、「80km/hまではめっちゃ速い」という話。
スポーツバージョンで車高落とされてるとはいえ、KeiももとはSUVのような車で背が高いので、キャラと比べれば明らかに全面投影面積では不利になります。
ガチのスポーツカーに乗ったことある人だからこそ、こういう見かたが出来るのかもしれません。

そう言えば、今乗ってるヴィッツも、「最高速どれだけ行くか?」とクローズトコースで試したことがあるのですが、150km/hまでメーターで確認したところでストレート終わり。
ただ体感的に、120km/h越えた辺りから、加速がだんだん鈍ってくる感覚があったのですが、ヴィッツも結構背が高い車なので、やはり全面投影面積の大きさからの空気抵抗が大きいのが理由じゃないかと思ったんです…。

そんなわけでビートの高速走り、速度は延びるし、車体はしっかりしてるしで、高速は案外苦しくなかったと思ってます。
まあ、100km/h巡航でエンジンが6000rpm以上回ってるとか、エンジンの音が車内に響いて、助手席の人との会話は困難になる…という欠点はありましたがw

ただ、高速域における空力が、全面投影面積によるものであれば、カプチーノやAZ-1/キャラ、新旧コペンやS660あたりも、高速走りはビートと同じかそれ以上のものと思えます。

ビート以外はみんなターボついてますから、高速域の加速は有利、巡航もギア比可変自由のCVTであれば、快適に走れそうに思います。

背の高いミニバンタイプが持て囃されてる昨今ですが、高速巡航となれば、やはりセダンやスポーツカーのように、程ほどの高さの車の方が有利なんでしょうね。

ベンツ・アウディ・BMWの車で、ミニバンタイプの車があんまり見られないのは、アウトバーンのような超高速巡航を意識していて、背の高い車はその点で不利…と見切っているんでしょうねえ。
ドイツ車でも、背の高いSUVタイプの車も増えてますが、アウトバーンの速度無制限区間が年々減っていくにつれて、SUVやミニバンのような車がドイツでも増えてきた…という話もあります。

120km/hを境に空力の有利不利を感じる…と言いましたが、それが真実であるならば、今話題になっている高速道路の最高速度が120km/hになる話が実現されれば、日本の車作りもまた変わってくるかもしれません。
Posted at 2015/08/30 14:56:46 | コメント(2) | トラックバック(0) | 自動車雑談 | 日記
2015年08月28日 イイね!

ヴィッツ1300

自分が乗ってるのは1500RSですが、初代のヴィッツRSには1300もありました。

RSというグレードが設されるまでは、欧州仕様と同じ足回りの「ユーロスポーツエディション」というグレードがありまして、最初は他のグレード同様に1000ccのみで、この時はネットのみで受付の限定生産だったと記憶しています。

1300ccがヴィッツに設定されたと同時に、ユーロスポーツエディションも正式なカタログモデルになりましたが、後にさらにスポーツテイストを強めた「RS」が設定。
この時、ユーロスポーツエディションがRSに統合されまして、これが1300RSとなったのです。

さてこのヴィッツ1300、同じRSでも1500と仕様を比べると結構別物なので、「1500のほうが絶対いい」とか「存在価値あるの?」とか、「安いと思って買ったら1300だったよ損した」・・・と、AE86と間違えてAE85買っちゃった的なコメントもあったりして。

同じ車で排気量違うだけで、結構装備も違ってきますが、かと言って1300ってそんなにダメでしょうか?とふと疑問。

実はヴィッツ1300、乗ったことがある・・・というか、知人がまさに1300ユーロスポーツ(MT)を持っておりまして、何度か運転させてもらう機会がありました。
結構前のことなので、おぼろげな記憶を辿ってみるのですが、今自分が所有している1500RSよりも、軽快感は1300のほうが上だったと記憶しています。
実のところ、感覚だけの話ではなく、1500に対して1300は50kg軽いのです。

カタログ値で見れば、1500RS(5MT)が950kgあるところ、1300は900kg!
そして、RSになる前のユーロスポーツエディションであれば、さらに10kg軽い890kg。
50kg軽くするというのは、結構すごい事ですよ。
人間でいえば、平均的な女子高生ひとり分にも匹敵する軽さ。
タイヤ・ブレーキが1500よりも貧弱・・・というよりも、これだけ軽いので、でかいブレーキやタイヤは不要なのだ・・・という見方もできます。
タイヤ、ホイール、ブレーキは大きく立派なものほど有り難がられるようですが、大きくすればするほど能力は上がる代わりに、軽ければ軽いほどいいバネ下重量が重くなる…という点にはなかなか言及されませんねえ。
ギアボックスも、1500と1300で違いがあるのは、対トルク容量の大小で使い分けていた(その理由は後述)と思われますが、勿論ギアやシンクロの容量上げれば重くなります。

ヴィッツ1300が物理的にも体感的にも軽いのは、各部部品が1300のパワーに対して十分なものを選定していることが大きいのです。

今、巷を賑わしているNDロードスターも、NCよりも大幅に小さく軽くなったことが話題に上がりますが、言うなればヴィッツ1300と1500の車の作り方は、まんまNCとNDの違いに近いものがあります。

NDは確かに軽いけど、日本では出す予定は未定と言われる2000cc仕様がもし出るなら、ヴィッツ1300と1500の違いと同様に、ND1500の軽快感はかなりスポイルされて、乗り味はまるで別物になっていそう。
今のND1500も、エンジン・ミッションやバネ下各所に至るまで、排気量相応に加えて、さらな軽く作ってあるはずなので、みんなが大好きなターボ積んだり、タイヤブレーキの巨大化したりを施すと、たちまちバランスが崩れて、ギアボックスなんかは即効ブローとかなるんじゃないかと。
○optionあたりを愛読書にされてるかたで、NDロードスターが欲しいと言う方は、2000cc素直に待つか、むしろNC買った方がよさそう。

…おっと、ヴィッツの話でしたね。

軽さに話を戻せば、この軽さは、峠の下りやジムカーナなど、軽さがものをいう短期決戦のステージであれば、乗り手にもよりますがかなり響いてきそうに思います。
1500と1300では、想像するほど差は出ない、乗り手によっては逆転もあり得るんじゃないか?とさえ思います。

そういえば、知人と共同でスターレット1300も持っていますが、ヴィッツ1500と比べると、軽さと低重心のおかげで、実はスターレットの方が軽快で楽しい・・・というのが本音。
質感の高さや各種安全性、それを生かしたツアラー的な使い方だと、やはりヴィッツに軍配は上がりますが、ヴィッツ1500の950kgに対して、スターレット1300は790kg。
エンジンも、自分が持ってる型だと、NAでも100psのグレードだったので、実のところノーマルのAE86よりも、実際の速さは上。
スターレットを本気で踏めるように足やボディ固めたら、ヴィッツにしてみてもかなり手ごわい相手になりそうです。

実のところ、ヴィッツ1300に使われているギアボックスは、まさにスターレットNAに使われているものと同一。(デフやクラッチの品番が同じ)
ヴィッツよりも車体剛性は低く、足回りも前時代なスターレットですが、しっかり足とボディ固めても、まだまだ軽さではスターレットが有利ですし、外すもの全部外しても、ヴィッツがスターレットより軽くなることは難しい。

・・・おっと、今度は「スターレットVSヴィッツ」になっちゃいますね。
話をヴィッツ1300に戻しましょう。

排気量の違いからくる、パワーの差は確かに大きいですし、ギアボックスも、1500に使っているのは、FFのレビン・トレノや、スターレットGTターボに使われていた物なので、ヴィッツ1500にターボキットを装着する・・・といった話になるなら、1500をベースにした方が強度的には有利でしょう。

・・・けど、余計なことはせず、軽さを生かすような走り方をするのであれば、1300も侮れません。
「軽量小型のスポーティカー」としての味は、1500よりも1300のほうが濃い、と言わせていただきます。
この手の車は、スペックよりも実際に走って味あわないと見えてこない部分があるので、ヴィッツのように、同じ車で同じグレード名ともなれば、スペック的に見栄えのいい方が売れるのも、やむを得ないと思います。
後輪のドラムブレーキにケチつける声もありそうですが、ドラムブレーキに文句つけるのはフェードさせてからでも遅くはない。
リアドラムの車・バイクは幾つか乗ってますが、少なくとも私の腕ではフェードさせたことは皆無でしたw

知人のヴィッツ1500乗りが「1300なんてゴミ」という声を耳にしたのですが
、それは違うんじゃない?と思ったのが今日のブログのテーマなのですが…そんなわけでここまでの話をまとめると、

・1300には軽さと言う武器がある
・排気量の大小で車の良し悪しは決まらない。世の中には660NAで格上張り倒す達人だっている
・小さい車だからと卑屈にならないでほしい

こんなとこですかねえ。
ヴィッツに限らず、似たような排気量の車でも言えますが。

頭文字Dが受けたのは、軽量小型のAE86が、軽さと乗り手のスキルを以て格上の車を張り倒すカタルシスがそうさせたと思っているのですが、軽量小型の車には、その車ならでは武器があるのです。

そんな風に考えるのは、660NAのビートに長い間乗っていたこともあると思うんですが、「軽量小型のスポーティカー」については、また別に機会設けて書きたいですね。

もし今、スポーツ走行目的の車を買うなら、「スペックくそくらえ」「軽量車マンセー」な方向で弄りたいですね。
その点でいえば、現行スズキ・アルトのバングレードなんかは、かなりおもしろそうに見えるんですが・・・そんなことを思いつつ、遊びに使えそうなスターレットMTの中古格安車とかないだろうか…とカーセ○サーを漁る俺であったw
Posted at 2015/08/28 18:19:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | ヴィッツ | 日記
2015年08月27日 イイね!

キリン POINT OF NO-RETURN

キリン POINT OF NO-RETURNバイクが好きな人なら「キリン」という漫画を一度は聞いたことがあるかと思います。
ここで細々いうよりも、実際に読んでいただく方が早いのですが、「キリン」と呼ばれる主人公が、バイクと向き合い、周囲の人はだんだんバイクから降りていってバイクに乗り続けるのは自分だけ、それでも乗り続けた結果、事故で入院してもバイクから降りれられないことで女房に愛想を尽かされ、それでもバイクから離れられない自分自身に苦悩したり・・・バイクが好きな人なら、色々と共感できたり、考えさせられたりする作品です。

長期連載作品で、主人公が何度か変わるのですが、この一番最初の初代「キリン」が主役となる一番最初の章が2012年に映画化され、実際に見にいったら、作品の世界観や空気がしっかり再現されていて、原作同様に感情移入・共感ができるストーリーなどがすっかり気に入り、DVD(BDは出なかった)が出たと同時に買ってしまったのです。

「百聞は一見にしかず」というやつで、作品の何がいいかは多くは語りません。
ただ、漫画と映画、どちらから見ても、好きな人ならハマれること請け合いです。

久々に、暇な時間にこの「キリン」を見てみたのですが、改めてみると、共感と同時に考えさせられるものがあります。



主人公「キリン」が乗るバイクは、少し前にブログでも書いたスズキ・GSX1100S刀。
漫画が描かれた80年代当時は、それほど古いバイクではありませんでしたが、この刀も映画が作られた2012年当時でも30年前の旧車。
・・・にもかかわらず、いまだ色褪せないデザイン。
刀以上の性能のバイクは、今やいくらでもありますし、劇中には同じスズキの隼や、GSX-R1000なども登場し、キリンを演じる真木蔵人が乗るシーンもありますが、それでも最後に選ぶのは1100刀。
性能的に褒められたものではない旧車のバイクにそこまで拘るのは、空冷エンジンにある「味」と、何年たっても色あせず、人が跨って走ると一段と美しく見えるデザイン(この点刀に勝るバイクはそうはない)と無関係ではない・・・と思います。

1100刀で、930空冷ポルシェ(そういえば両方とも空冷だ)へ挑みますが、最新鋭の水冷を所有していても、空冷の方ばかりを乗るので結局水冷を手放すほどのポルシェマニア・橋本に対して、2輪と4輪と違いはあれど、どこか自分と似た嗜好や、過去に高速道路でカチ合ったことで長期入院を余儀なくされるほどの事故に追い込まれた因縁もあって、「仲良くはできないけど、どこかでシンパシーを感じずにはいられない」キリンと橋本の関係に、色々と思わされるものがあります。


表面的には嫌悪をしつつも、ことあるごとにキリンに絡もうとすることで、どこかキリンに惹かれてるスピード狂・チョースケ。
最初はカワサキの名車・GPZ900Ninjaから、GSX-R1000、そこからキリンと同じ1100刀に乗り換えてキリンとポルシェを追う。

その刀とポルシェのバトルを見るや、やはり似た何かを感じて飛び込んでくるホンダCB1100R(Ninjaもこれも刀と並ぶ名車)乗りのモヒ・・・といった脇役も、なかなかいい味を出しています。


キリン原作者の東本昌平氏は、キリンのほか、ラリーストへの夢を絶たれた天才ドライバー・ダイブツがスタリオン4WDを駆る「SS」など、こういった車やバイクをやめられない大人たちの群像劇が多いのですが、そういう彼自身も、そんな大人の一人だからこそなのでしょうか。
ちなみに「SS」も、哀川翔主演で映画化されていますが、こちらもものすごくお勧めです。
元々哀川さんは車好きでしたが、これをきっかけに、実際にラリーへエントリーしたという話。

かくいう自分も、いまはバイクから離れ、車も身の程を知ったことで、付き合い方もトーンダウンしておりますが、それでも車やバイクへの渇望感はありますし、そんな自分を客観的に見て、どこか呆れを感じたりもしますが、そんな所もひっくるめて「共感」できるんですよね。
車やバイクの「毒」を知ったうえでやめられない・・・という部分で特に。

興味持たれた方、漫画でも映画でも、どちらでもお勧めですので、ぜひ手に取ってみてください。
Posted at 2015/08/27 15:13:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | 日記

プロフィール

「また悪い病気が出だした。ジャイロ欲しい…」
何シテル?   04/25 12:08
ジムカーナ、サーキット走行へ積極的に参加しております。 (桶川スポーツランド、成田モーターランドによく出没) 写真も趣味で、サーキットなどにカメラ抱えて...

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レストア前提コンディションを入手。 半年かけて、ひとまず公道走れるように改修しました。
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ハイドラ公共交通機関移動用。写真は自前で撮ったものです。2008年根府川駅にて。

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