初めてミニサーキットを走ってみよう。
と、考える方向けのことを書いてみようかと。(フリー走行用)
自身がミニサーキット通いを始めて約1年半程度の素人目線なので間違っていることもあるかもしれないけれど、何も予備知識なしでどうすればよいのか全くわからない方用に書いてみます。
【装備品一式】
①ヘルメット:自分の場合、バイクに乗るのでそれ用をそのまま代用。なければAmazon等のネットで販売している物が5000円位からあるのでそんなのでもいいのかも。保護性能を考えるとしっかりしたショーエイやアライの規格をとってあるものを推奨。
②グローブ:レーシンググローブとか書かれていることがあるけれど、走る場所によって違うかも。
自分がよく通う場所は手のひら部分が革だったらよいと書いてあるのでワークマンの作業用グローブ(革製)を使ってます。1000円ぐらいで安価。
形から入るのであればネットで探すと5000円ぐらいからスパルコやアルパインスター製のがあるからその辺りを選んでおけばよいのかと。
③衣類:レーシングスーツなんて初めて走るのにいらんです。長袖長ズボンでOK。この先サーキット通いするのかわからないのにレーシングスーツを買い、いざ走ってみたら自分に合わないとなればタンスの肥やしになりますから。自分はロンTにカーゴパンツやジーンズ等です。
レーシングシューズもあった方がよいのだろうけど(ペダルの踏む感覚等の為か?)自分は日常生活で使っている運動靴的な物です。
※走行会等であればその運営主催のHP等に推奨する装備品のことが書かれているはずなので、それに準ずる装備品であることが必要ですね。
無限サーキットチャレンジ等の走行会に、バイクのフルフェイス、ワークマンのグローブ、普段着で参加させてもらっていますが、これと言って注意されることはありませんでした。
初期の装備品新規調達価格は6000円ぐらいからですかね。こだわればウン万円までいくかと。
【持ち物・道具等一式】
①養生テープ:ヘッドライト等のレンズ類のテーピングに必要。ホムセン等で数百円。コンビニにも売ってました。
走る場所により全面を覆う必要があったり、×マークを描くようにするだけでよかったり。
②エアゲージ:タイヤエア圧の調整で必要。走ればタイヤに高負荷がかかり普段の街乗りでは想像出来ないくらい内圧が上昇します。走行前走行後で自分の場合40~50kpaぐらいは変化します。運転フィーリングがよかった圧がどれくらいなのかがわかれば、温間がその圧になるよう冷間時に上昇具合を考えて調整します。自分が購入したのはAmazonで2000円くらいの物。上限が600kpaの方が目盛的に見やすいかと。1200kpaも計測出来るタイプは正直言うと目盛を見にくい。
③トルクレンチとホイールナットのソケット:高負荷走行で負担がかかります(しっかりメンテしていれば緩むことはあまりなけど)増し締めが出来るようあった方がよいと思います。トルクレンチはホムセン等で3000円くらいから。ソケットも数百円~2000円ぐらいですかね。
初期の道具新規調達価格は6000円ぐらいから。
【車両】
基本的にメンテナンンスがしっかりされていればノーマルで十分かと。
車両開発時に各自動車メーカーが自前のテストコースでテストドライバーによる限界走行をさせていますから。
自分の技量がテストドライバーを上回ることはありえないのでテストドライバーが引き出す車両の限界までは到達しません。
が、ブレーキパッドだけは交換しておいた方がよいかと。
純正ノーマルブレーキパッドの耐熱上限温度ってたぶん300℃くらいか?
しっかりブレーキを踏めるなら簡単にフェードポイントまでブレーキパッドの温度は上昇します。
アタック2~3周でクーリングを何周か挟めば純正ノーマルでも使えると思いますが、フェードして止まれなくリスクを考えると耐フェード性の高い物に交換しておいた方がよいかと。
自分の場合、純正ノーマルはすぐにフェードポイントに到達し煙がモクモクあがりパッドが炭化。
上限500℃くらいのブレーキパッドを試しに使ってみたところそれも同様に。
走らせ方に応じて合う物を選択した方がよいかと。クーリング走行をしっかり挟む必要がありますね。
タイヤもノーマルで十分かと。
ただ、停めるという点で自分は最初からハイグリップを選択。制動距離のみを考慮して投入しました。
【走行】
とりあえず無理をしない。自分の限界の2~3歩手前で走行してみる。
走ることに集中し過ぎて前しか見てないと危険。走行枠には他の車両も走っていますので後ろから速い車両が来たら無理せず道を譲る。
サーキットや走行会においてそれぞれのローカルルールがあるかもしれませんが、ハザードを点けてコースサイドに寄るよりもウインカーを左右どちらかに点けてコースサイドに寄った方が後続に対して左右どちらに避けるのかがわかってよいかと。
譲る場所もテクニカルなインフィールドで譲られるよりもちょっとした直線等がある場所まで待ってから譲るのでよいかと。
後続の速い車両もレースではないからそこまで無理に追い越しにかかりませんし、無理に追い越そうとして接触するリスクは避けたいはず。譲ってもらいやすい場所まで待ってくれます。
慣れてくればどこに避ければ後続がスムーズに抜いてくれるかがわかるようになるはず。
お互いのリスクを減らす為にも、ブレーキングやコーナリングの技術向上よりも先に習得しておくべきことが『避ける技術』かと。
貸し切りで自分一人の走行にでもならない限り、この『避ける技術』を覚えることが一番最初に学ぶことな気がします。
とりあえずサーキット歴1年半程度の初心者クラス目線の自分が初めて走る方向けに今まで得られた経験を書いてみたので中級~上級者から見れば「それ違うだろ」みたいなこともあるかと思います。何か違う点があれば教えて下さい。
自分の為にもなりますので^^
これを読んで「自分も走ってみようかな?」という方が増えれば幸いです♪
初期に揃える道具類は1万円前後から揃います。
走行に掛かる費用は自分がちょくちょく通う場所で入会金含めて1回の走行料と共済金等で初回が5000円弱。同日2本目からは2000円程度/1走行。
※追記※
初めて走るならばどこかが主催している走行会が適しているかと。
例えば、ホンダ車ならば無限サーキットチャレンジとか。速い方と混走になることがなく、同じ入門者クラス同士で走れるから走行ペース的に安心。
さて、今月末にやまなしに行こうと思っていたけど、天候が雨+その日が嫁さんも休みということで10月あたりからサーキットへ通い始めたいと思います。
が、やまなしの10月のスケジュールがUPされていない・・・^^;
脚も変更して早く走りに行きたいところ。
なんか悶々とするなぁ~。