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ジョーヌのブログ一覧

2019年05月11日 イイね!

コーカサス旅行記 ジョージア・アルメニア編

コーカサス旅行記 ジョージア・アルメニア編 アゼルバイジャンのバクーからジョージアの首都・トビリシにやってきました。

アゼルバイジャン編はコチラ

ジョージアの次は夜行電車でアルメニアに向かう計画。電車のチケットは入手していなかったので、ジョージアに着いたら、まずアルメニア行きの切符を買いに行くつもりでした。

事前に電車の時間を知りたかったのですが、ジョージア国鉄のホームページがジョージア語で読めませんでした・・・

色々と調べてみると、アルメニア行きの夜行電車は奇数日にしか運行していない模様。5/2出発の予定だったので、電車では行けないかもしれません。

電車以外ではバスで行くこともできます。
その場合は、5/2はトビリシに宿泊して5/3に日中移動してアルメニアに行くことになるので、5/2の宿泊先を新たに予約しないといけません。

バスが出発するトビリシ駅前のホテルは残り1室。
駅の窓口に切符を買いに行っている間に取られてしまうかも・・・

どうしたものか・・・

電車は止めてバスでアルメニアに行くことにしました。

バスのチケットは事前に入手しておく必要はないので、駅前のホテルを無事に予約して計画変更完了です。

トビリシ近郊のムツヘタに行ってみます。現関脇・栃ノ心の故郷です。
地下鉄Didube駅前からバスが出ています。
バスターミナルでムツヘタ行きのバスをしばらく探し回って、ようやくチケット売り場を発見。



売り場前で待っているとバスが来ました。Mtskhetaと表示があるのをチェックして乗り込みます。



30分くらいで到着です。観光客風の人が多く降りたバス停で降りました。
道路の反対側にバス停があります。帰りは青のバス停からTbilisiと書かれたバスに乗ればトビリシまで帰れます。



イベリア王国の首都として栄えた古い町が世界遺産に登録されています。



アゼルバイジャンはイスラム教でしたが、ジョージアはキリスト教です。
(アゼルバイジャンにイスラム的な雰囲気はありませんでしたが)

ジョージアは食事がおいしかったです。
ハチャプリというパン。



中央のくぼみにチーズや卵、バターが入っていて、周りのパンをちぎってチーズを付けて食べるとウマいです。

ヒンカリという大きな小籠包のような料理。



オジャクリという肉とジャガイモの炒め物



街中にもレストランが多く、ジョージアのグルメレベルなかなかです(^^)

トビリシ市内にナリカラ要塞というペルシャ時代から拡張を続けてきた要塞があります。泊まっていたホテルはこのナリカラ要塞へ上がる坂の途中だったので、夜に要塞に行ってみました。





いいエンジン音させてたBMW



ナリカラ要塞はロープウェイで行くこともできます。かなり混んでいますが・・・









街はヨーロッパ的な雰囲気ですが、旧ソ連らしい建物もありました。



日本人にはなじみのないジョージアの文字です。バーバリーと書いてあるはずです。



こちらはH&M



トビリシ駅です。5/2の夕方に来てみました。



駅に入ってみると電光掲示板があります。読めません・・・



英語表示もあります。「トビリシ - エレバン」は見当たらないので、やはりエレバン行きの電車はなかったようです。バスに変更して正解でした。



翌朝、トビリシ駅前からアルメニアの首都・エレバンに向かいます。「EPEBAH(エレバン)」と書いてあるキャンピングカーが目印です。エレバンは英語で書くとYerevanです。
ベンツのバンに乗っていきます。



9:00、11:00、13:00、15:00、17:00が出発時間。
だいたい6時間くらいかかります。電車だと10時間くらいかかるのでバスのほうが楽です。
9時発のバスに乗るつもりで来たら、たまたま3人の日本人と居合わせました。
コーカサスでめずらしいですね。

バンのタイヤは見事にすり減っています・・・ 大丈夫か!?



客が少ないと出発時間になっても出発しません。結局、25分遅れで出発。
こんなもんなら定刻みたいなもんかもしれません(^^;)

1時間半くらいで国境に到着、車を降りてジョージア出国。また車に乗ってアルメニア側で入国手続きしてアルメニア入国です。



4時くらいにエレバン駅に到着。トビリシ駅より洗練された建物です。



エレバンの街もきれいです。





カスカードという展望台に登ってみました。



正面にアララト山(標高:5165 m)という山が見えます。





アルメニア人の心の拠り所のような山だそうです。日本人にとっての富士山のようなものでしょうか。
ただし、アララト山があるのはトルコです。アルメニアとトルコの関係はよくありません。トルコ領のアララト山を眺めるアルメニア人の心境は複雑かもしれません。

カスカードには謎の現代アートが多数ありました。



体育座りでアララト山を見つめる黄色い全裸の男



その突起はやめてくれ



エレバン郊外にエチミアジンという街があり、世界最初の公式のキリスト教教会と言われている教会があります。

マルシルートカという小型バスで行けるらしいのですが、エチミアジンに行く番号のマルシルートカが全然来ない・・・



アルメニア語表記しかなくて全然わからない・・・

あきらめてタクシーで行きました。着いたら修復中・・・



エレバン市内に戻るバスも分からない・・・
難しくてマルシルートカをまったく使いこなせませんでした。

アルメニア人虐殺博物館です。





19世紀末と20世紀初頭にオスマン帝国により多数のアルメニア人が殺されたといわれています。オスマン帝国の継承国であるトルコはこれを認めていないため、アルメニアとの関係が悪くなっています。
実際にコーカサス地域を旅してみて、国同士の関係に多数の問題があることを実感でき、今後のこの地域のニュースに関する関心が大きくなりそうです。

今回、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアを駆け足ではありますが周ってみて、1番気に入ったのはジョージアです。

今回訪れた世界遺産は4つ
・城壁都市バクー、シルヴァンシャー宮殿、および乙女の塔
・ゴブスタンのロック・アートと文化的景観
・ムツヘタの文化財群
・エチミアツィンの大聖堂と教会群およびズヴァルトノツの古代遺跡

フォトアルバムに追加しました。
Posted at 2019/05/11 21:55:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2019年05月06日 イイね!

コーカサス旅行記 アゼルバイジャン編

コーカサス旅行記 アゼルバイジャン編今年のゴールデンウィークは10連休。
コーカサス地方を周ってきました。

黒海とカスピ海に挟まれた地域で、北部はロシア連邦領、南部はアゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの3国で、今回は南コーカサスの3国を訪れました。

北コーカサスにはチェチェン共和国が含まれていたり、南コーカサスの国同士でも色々と問題を抱えていたりしていて国境付近は要注意とされています。しかし、首都などの街を観光する分には現在のところ問題なく、下記の順で巡ってきました。

バクー (アゼルバイジャン首都)
 ↓
トビリシ (ジョージア首都)
 ↓
エレバン (アルメニア首都)


さて、コーカサスに行こうと決めた理由はコレ↓なんです。

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F1 アゼルバイジャンGP!!

本当は去年に行こうと思っていたのですが、宿直が回ってきそうだったので断念しました。今年はカレンダーどおりで10連休なので安心して決行しました。

アゼルバイジャンとアルメニアには「ナゴルノ・カラバフ紛争」という問題があり、両国の関係はよろしくありません。アゼルバイジャン領にあるナゴルノ・カラバフ共和国をアルメニアが占領下に置いているということで、両国の直接の行き来は困難らしくジョージアを経由する必要があります。アルメニアの入国記録があるとアゼルバイジャンへの入国がややこしくなるとの噂もあり、「アゼルバイジャンIN ジョージア経由 アルメニアOUT」が一般的なルートです。

連休初めにF1があるので、うまいことちょうどいい日程を組むことができました。

出発は27日(土)のAM 0:01発のカタール航空。羽田発ドーハ経由で同日AM 11:20にバクーに着きます。これならフリー走行3と予選に間に合います。

出発当日、家を出るころカタール航空から何やらメールが・・・
羽田発のフライトが1時間くらい遅れるそうで・・・
乗り継ぎ時間は90分なので、バクー行きに乗り継げるのか!? と心配していたら、「バクー行きは次のフライトに変更していただいております」ですって・・・

次のバクー行きはPM 5:15ドーハ発 、PM 9:05バクー着・・・
フリー走行どころか予選にも間に合わない(泣)

こういうときはあわてず騒がず落ち着くことが大切だけど、

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「Dohaじゃない!! Bakuへ行け!!」ハイジャックしたくなりました。

仕方ないので、予定外のドーハ観光してから、

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10時間遅れで夜のバクーに到着。予選はすでに終了・・・

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決勝のみの観戦でしたが、アゼルバイジャンGPの様子は別記事で。

アゼルバイジャンは石油などの天然資源で儲かっているらしく近代的なビルも経っています。炎をイメージしたフレイムタワーがバクーの新しいランドマークです。

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夜になるとタワーが炎上したり、

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国旗をイメージしたりしたライトアップがきれいです。

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バクーの中心部には旧市街があり、世界遺産にも登録されています。

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旧市街でLadaのお手入れ中でした。

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出窓ではなく、部屋ごと出ている出部屋!?が印象的でした。

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古い旧市街の間から近代的なフレイムタワー。

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旧市街のニャンコ先生たち。

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バクーの街を見渡せる丘があるので行ってみます。ケーブルカーがあるのですが運休中なので、歩いて登ります。

フレイムタワーを根元から。

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10分ほどで登頂。カスピ海を見ながら山頂コーラ。

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これが世界一の湖か~。

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バクー郊外にゴブスタンという石器時代の遺跡があり、世界遺産に登録されています。
旧市街の旅行会社でバクー郊外の見どころを周るツアーに申し込んでいたんですが、集合場所を間違えていて参加できないことに・・・(>_<)
急遽、泊まっていたホテルでタクシーをアレンジしてもらって行ってきました。おかげで割高になってしまいました・・・

岩に牛などの絵が彫られています。石器時代のものらしいです。

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石油か天然ガスを掘っているんでしょうか。そこらじゅうに櫓がありました。

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バクーの次は飛行機でジョージアへ向かいます。

ジョージア・アルメニア編へ続く


他の旅行記はコチラ↓ よかったらご覧ください。

モンゴル

ボルネオ島

インド (アグラ・ジャイプル)

北欧 (スウェーデン・ノルウェー)

ネパール・ブータン (エベレスト街道)

ロシア

台湾

マレーシア (F1マレーシアGP観戦記)

ヨルダン

香港

韓国 (板門店)

ポーランド (アウシュビッツ)
Posted at 2019/05/06 22:48:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 旅行/地域

プロフィール

「@ひでエリさん 種市初完封でっす!」
何シテル?   07/25 21:07
ジョーヌです。よろしくお願いします。 RX-7 → Fiat バルケッタ → ルノー メガーヌRSと乗り継いで、2019年2月 M4を購入しました。 ...
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