滋賀県平和祈念館

参議院選挙が始まりましたね。。
経済情勢も予断を許さないような状況が
続いていますが、やはり平和に過ごしたい
という気持ちが、びわさんは一番強いのかも
しれません。



ひょんなことから、会社の緑地に植えてある
松の樹が、戦前からある由緒正しい松である
ことを知って、ご近所にある滋賀県平和祈念館に
行ってきました。

戦前から残っている松の樹は、人間が住むエリアに
あるのは、西日本で唯一らしく、行政の方からも、
何とか残して欲しいと言われているようですが、
高齢なこともあり、所どころ縦に割れ目が入りつつも
頑張って松ぼっくりを実らせている様は、自然、いや
生命の偉大さを感じますね。。

人があまり踏み入らない、奈良の山奥には、
戦前からの松の樹が残っているようです。

さてさて、平和祈念館に入っていきます。

平和の灯です。


滋賀県も、長浜、八日市、野洲、守山、
大津等、広範囲に渡り空襲を受けたようです。

鉄道も攻撃され、多くの方が負傷されました。
また、当時の滋賀県は、繊維産業が盛んであり、
国内の軍服の生地となるレーヨン関係の工場が
あった石山や、旧カネボウの工場があった長浜等に
爆弾が落とされ、多くの方が、負傷されました。

恥ずかしながら、滋賀県が戦争でこれだけ多くの
被害を受けていたことを初めて知りました。

もし明日、飛行機が飛んできて爆撃されたとしたら・・・
平和というものは一瞬で吹き飛んでしまいますね。。

会社の敷地内を掘っていると、コンクリートの
巨大な塊のようなものが出土することがあります。
これは、八日市飛行場のものだと言われています。

当時は八日市飛行場まで近江鉄道が走っていた
ということで、戦後70年近く経った現在となっては、
その面影すら、言われないと分からなくなってきて
います。

そして、終戦後、飛行機は全て焼却処分され、
戦争の記憶も忘れさられました。
これは、海の中から引き揚げられた戦闘機の
プロペラだと言われています。


人間、忘れていいこともありますが、忘れては
いけないこともあるような気もします。

びわさんは、先ほど参議院選挙の期日前投票に
行ってきました。
平和な日々が続くことを願って。。

びわ