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2021年01月30日 イイね!

福島県南相馬市の原町林鉄の新田川支線跡を辿ろう

福島県南相馬市の原町林鉄の新田川支線跡を辿ろうかつて、福島県の原町市(現:南相馬市)の山中にあった原町林鉄の新田川支線跡を辿ります。
関東森林管理局より、概要を引用します。

名称:新田川林道(にいだがわりんどう)
運用者:原町営林署
延長:23,786m
幅員:2.0m
最小半径:15m
森林鉄道としての存続期間:昭和5年度~昭和25年度
所在市町村:石神村(現在の南相馬市)、大舘村(現在の飯舘村)
当時の5万分の1地形図には、「機関林用軌道」と記載されており、機関車が運用されていたと思われます。

2020年8月と2021年1月に訪問しているので、写真によってだいぶ季節感が違います。
敢えて混ぜてしまっています。

まずは、赤い〇の場所へ車を停めます。
そして青いマーカーが今回の林鉄跡です。
※国土地理院地図の地図画像化し一部加工
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浄水場周辺の拓けた場所に駐車。
そうそう、書いていて思い出した。
ここに来る前、道中でボケーっとしていて縁石にホイールをぶつけ、パンクさせたんだった…。
(詳しくはここ)
お気に入りのホイールを傷モノにした辺りから、86一本からNSX熱が高くなった気がする。
そういう意味では、この探索はNSX購入の本気で考えたきっかけになったとも言えるかも?
なのでスペアタイヤですね。
今はホイールも完治しています。
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さ、行きましょう。
薄暗い中を進みます。
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草が元気。
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道が崩れてる。
ノーガード。
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ちなみに1月は簡単な警戒杭がありました。
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最初の橋。
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ここを渡ると、本格的に始まります。
(始点は原ノ町駅近隣からですが)
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すぐ近くにある、石神発電所の送水管。
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新田川まで流れているようだ。
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この見事な切通を通ると、道が変わってくる。
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いよいよ、林鉄が通っていたという雰囲気が濃くなってきました。
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東北電力。
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なんかすごくZ字の縦ライン。
水路のメンテ用の様子。
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岩を切って通した力業が随所に見られます。
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全体的にガレ。
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木製電柱の跡地。
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こう、スーッと切られて道が出来ている。
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これからは、似たような具合で
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切通がいくつも。
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ここからは短いけど笹籔。
背が高いのでウザい。
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橋。
真ん中を渡るワケには行かないけど、降りるには高い。
山側を歩く。
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ちょっと開けた場所へ。
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山側を見上げると、とてつもない谷。
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迫力あるなぁ。
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ここからちょっとだけ歩きにくくなります。
落葉が多い秋はちょっと怖い。
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似たようなガレ場と橋が多くて
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どこがどうだったか、イマイチ分からない。
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枕木が番線で固定されて残っている。
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ここはちょっと怖い…
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何故かというと、橋が抜けているのに全然足元が見えない。
ここはかなり高い。
全体がこの腐った橋だとしたらヤバイ…。
夏の時は、ここで引き返しました。
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冬だと、全体が見えました。
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腐った橋なのは一部で、気を付ければなんでもない。
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裏側から見ると、こんな感じ。
ビクつく事もなかったけれど……。夏の時は分からなかった。
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案内が。
蛇穴鍾乳洞 この先100M。
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このトラロープを使って降りていくと蛇穴鍾乳洞に行けるようです。
帰りに寄ろうかな?
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実は入り口に案内がありました。
後述しますが、今回は行けませんでした。
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これは何だろう。
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ここで休憩した。
晴れていて気持ち良い。
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崩れたのは大分昔のようで、樹が育っている。
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さて、行きますか。
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広くて好き。
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こう、上手い具合に倒れるものなのか。
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不穏な空気が。
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これは乗りたくないなぁ。
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結構高い。
ここら辺から身軽になる為、コンデジのSX720HSにチェンジ。
ミラーレス一眼が欲しくなる。
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すごい切通。
トンネルにした方が良かったんじゃ。
この程度ならって事なのか。
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徹底的に山の縁を通す様は美しい。
紅葉の時期なら、エモそう。
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コンクリート橋。
横からの写真がないけど、アーチ橋らしい。
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本当にここは切通が連発しているので
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飽きさせない。
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遠いとあまり何も思わない。
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近づくとちょっと足の置き場が狭いので、慎重に…。
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帰りは通った実績があるけど、行きは緊張する。
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そろそろか。
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ここを抜けると
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来た来た。
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隧道だー。
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足元は結構なヌカルミ。
でもこれは想定内。
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長靴を持ってきています。
ザック後ろに2足固定していたはずなのに、1足しかない。
どこかに落としたらしい。
仕方ないので1足で。
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中は多少崩れはあれど、基本的にキレイ。
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抜けたー。
最初は切通そうとしたんじゃなかろうか。
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今、13時。
ここまで撮影、休憩含めてスタートから2時間半。
ここでアクシデント。
雪が降ってきた。
マジ?晴れてるじゃん?
山奥には通じないのか。
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サマータイヤの車を入り口に放ってあるので、ちょっと焦る。
入り口の様子が分からないが、ここは結構降ってきた。
俺はともかく、これが積もるようではまずいぞ。
といいつつ、左カーブの先を進む。
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突如現れる柱。
昭和38年3月?正面は読めない。
残された漢字の偏から推察するに、土砂崩壊防備保安林と書いてあったのが無いかと思う。
保安林の一種で、木の根が岩等をつなぎ留めて山崩れを防止するものだそうです。
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ちょっと不穏な雰囲気。
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大きな崩落。
この先も進んでいる方もちらほら。
ちと雪の積もり具合が心配なので、大事を取って戻ります。
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×印の箇所で戻ります。
かつて発電所があったというオレンジ〇の箇所周辺まで行きたかったけど…。
※国土地理院地図より画像を一部加工
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戻ってきた。
通称、新田川線第一隧道。
これに会えただけでもヨシ。
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よくこういう所に鉄道を通したなぁ。
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帰路を急ぐ。
カメラにすら、雪が映るくらいになってきた。
結構大粒に見えるが…。
この為、蛇穴鍾乳洞は立ち寄れなかった。
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お、お前…。
不法投棄は回収だ。
結構スタート近くに落ちていた。
気付かなかった。
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撤退を決めてから1時間半、15時頃に帰還。
あれ、来た時と車が変わってる?なんて…。
この写真は朝撮ったものだけど、ここに雪は降っておらず、山の中だけ降っているようだった。
着替えている途中、マツダのセダンに乗った作業服を着た男性2人に怪訝な顔で見られた気がする。
こんなでも怪しくないよ、本当に。ダッシュボードに目的と連絡先(山では常に圏外だけど)書いて掲げてたし…。
お疲れ様でした。
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参考サイト:
街道WEB 様
Posted at 2021/11/18 21:57:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味

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