早くも4月になっちゃいました。
すっかり暖かくなっちゃって、アタックシーズンも終了ですね。
皆さん、ステキなカーライフをお過ごしでしょうか。
2月と3月のスポーツ走行と車弄りについてブログに残しておきます。
◆ 2月の阿讃サーキット (59回目) (60回目)
新品&初めてのA052でもってタカタを走ったのが年末年始。
当初目標としていたタイムは出せたので、次はいよいよ阿讃。
2月上旬の某日、4シーズンぶりのタイム更新をすべく、A052を持ち込んでの阿讃走行に行って参りました。
ちなみに、4シーズン前に出した自己ベストが43"720 (ZESTINO 07RS 265/35R18)でした。
ZIIIの285/30R18や275/35R18でも近いタイムは出してきたんですけど、タイム更新には至っていなかったんです。
取り敢えずのA052を履いての目標は 43秒台前半 に設定。
さてさて、A052を履いての初阿讃です。
2月上旬の某休日 09:30枠
気温 9℃、路温 14℃のなかなかの好コンディション。
冷間空気圧 (走行直後の温間空気圧)
FL 1.80(2.10) FR 1.75(2.10)
RL 1.85(2.00) RR 1.80(2.00)
A052のキャラからすると、2~3周を走れば熱は間違いなく入れられるはず。
問題は4輪にバランス良く熱が入れられるかどうか。
右フロント・右リアに出来るだけゆっくり熱入れる一方、左リアには積極的に熱を入れていきます。
アウトラップ含めて3周で左リアにグリップ感がでてきたのでアタック開始。
いきなりですが、タカタでは気付かなかったA052のキャラに気付かされることになります。
路面のキレイなタカタと違い、荒れた路面の阿讃ではダンパーの減衰圧を(バンプ・リバンプ共に)ユルユルにして走ります。
すると、びっくりするくらいに止まる様になったんです。
自分のGVBは前後で異なるブレーキパッドを採用、できるだけリア寄りのブレーキバランスにはしているんですが…
それでもアシを固めて走っちゃうと強いブレーキに対してフロントのABS介入が早まります。
純正ブレーキはもちろん、社外のブレーキキットであってもそれだけフロント寄りのブレーキバランスになっているって話です。
アシを固めた分だけノーズダイブしなくなって制動時のフロント荷重が減っちゃうわけで、基本的には止まらなくなります。
ATR-Kなんかだと、ここらへんがバカチョン。
アシを固めても緩めても、あんまり制動距離に差がでなかったりするんですけど。
A052ではその傾向が凄く顕著に出てくるんだなと。
とまれ、止まり過ぎるなぁ… って思いながら走った1周目が 43"699。
取り敢えず、4シーズンぶりの記録更新。
1周クーリングを挟んでアタック2周目。
ミス多目ながら、とにかく止め過ぎに注意して走って 43"193。
43秒台前半の目標を達成。
『こりゃぁ、42秒台いけるね!』と意気込んでアタックを続けますが、アタック3周目から明らかにグリップがちょい下がり。
タイムを出すなら(阿讃と言えども)1~2周目が勝負なんだなと。
タイヤもクリーニングしたいし、気温も上がっちゃうので当日の走行は切り上げ。
ミス多目ですけど当日ベストの車載がこちら。
(アタックラップに入る際の最終コーナーの立ち上がりからミスっちゃってますね)
とまれ、目標を42秒台に入れることに切り替え、5日後の4月中旬の某休日に再び阿讃を走る事に。
2月中旬の某休日 08:30枠(ゼロ枠目)
気温 7℃、路温 4℃と四駆にとっては良コンディション。
冷間空気圧 (走行直後の温間空気圧)
FL 1.75(2.10) FR 1.70(2.15)
RL 1.80(2.10) RR 1.75(2.10)
狙いはとにかく1周目。
1周目がダメでも2周目まで。
路温が低いので、ゆ~っくり5周を走って4輪に均等に熱を入れていきます。
今回は(最初から)止まる事は織り込み済みなので、ブレーキはつめつつ、そして止め過ぎない事を意識してアタック。
2コーナーで少しクリップを外すも、1周を無難に纏められました。
『いけたんじゃない?!』と思えたものの、サーキットタイマープロの表示は 43"03 と何とも微妙。
(サーキットタイマープロは±0.1秒くらいはズレます)
2周のクーリングを挟んでアタック2周目。
M字最後の左コーナーでリアを暴れさせてしまって… でも、サーキットタイマープロの表示は 43"00 でした。
42秒台が出ててくれ~って祈りつつピットに戻ると、1周目が 42"951、2周目が 43"037 でした。
何とか42秒台に入れる事ができました(超嬉)。
当日ベストの車載です。
その後は思うところもあって、DCCDをロック気味にしてもう一枠を走ってみました。
43"2~43"3をコンスタントには出せましたが、アシの設定に気になるところを確認。
リアの動きが今一つな感じ。
とまれ、4シーズンぶりのタイム更新ができて本当に良かったです。
ちなみに、上記した阿讃走行、両日共に紅坂さんとご一緒したんですけど、同じA052で 42"384 というトテツモナイ記録を出されました。
ブーストアップ仕様のGC8としては凄まじいタイムです。
スピード&Gメーターと合成した車載を作らせてもらったんですけど、色々な方に見てもらいたいので(またまた無断で)貼っておきます。
羨ましいくらいに攻められています。
阿讃を走っている方ならこの凄さが分かるはず。
◆ 2月の車弄り
先日の阿讃走行で気になっちゃったリアの動き。
GVBの下に潜ってゴニョゴニョしては少し流して… を2周に渡って繰り返していました。。
(詳しく書くと凄~く長くなるし、マニアック過ぎるので詳細は割愛)
とまれ、更に良い感じの動きになってくれた… とニヤリ。
◆ 初めての中山サーキット走行
紅坂さんのお誘いにより、2月下旬の某日、初めて中山サーキットを走ってきました。
取り敢えず凄まじくアクセスし易い立地のサーキットですね。
自宅(香川)から1時間でアクセスできちゃいます。
さて、初走行でしたがA052を履いての走行ですし、1分3秒台が出ればいいなぁ… という感じ。
朝9時での気温は約9℃と良い感じのコンディション。
さて、取り敢えずコースに出てみます。
様子見で走った1周目で 1'04"84、恐る恐る攻めてみた2周目が 1'03"97。
これは1分2秒台は出さないと… って感じでしたが、クリアが取れなくて数周を走ってピットに戻りました。
中山ってクリアを取るのがメッチャ難しいですね。
タイヤを冷ましつつ1時間ちょっとをピットで過ごしましたが、2月下旬とは思えないくらいに暖かく(暑く)なっちゃいました。
けっこう勾配のあるコースなんですが、3速&4速で駆け上がる区間が長いので、こりゃぁもうタイムは出ないかなぁ… と。
もう一度コースに出てみましたが、1分4秒台ばかりでタイム更新には至りませんでした。
紅坂さんから逃げるラップを最後に走行を終了。
当日ベスト&紅坂さんから逃げるラップの車載を貼っておきます。
動画を見ても思いますが、減衰圧はもっとぐっと低目に設定すべきでしたね。
特にリアのリバンプをもっと緩めないと… 跳ね過ぎです。
ちなみに、振動が激し過ぎたのか… デジスパイスのUSB接続機能がお亡くなりになりました。
いつもは速度&Gメーターを合成して動画を作るんですけど…。
速度グラフはサーキットタイマープロ経由でPCに送れるんですけど、動画合成用のデータ(NMEAフォーマット)が切り出せなくなっちゃいました…。
とまれ、次に気温が低い中での走行機会があれば1分2秒台を目指したいと思います。
◆ 3月の車弄り
中山サーキットを走る中、今度はフロントを更に煮詰めたくなりました。
具体的にはフロントのバネレートを少し下げて、前後レートバランスを見直してみました。
コーナー前半でもっと舵を入れていけるセッティングを狙い、コーナー後半での舵残りを少なくできればなと。
あとは、タカタでももっと止められる設定を狙ってみました。
ちなみに、年末年始に導入してみたLOVCAのエンジンオイル(15W-55)ですが、3月に入ったあたりで3回目のオイル交換をしてみました。
以前に使っていた Elf RR(10W-55)よりも油圧が安定していて良い感じです。
油圧が低いのもアレですけど、高過ぎるのも個人的には好きではないんですね。
リリーフ油量ばかりが増えて、オイル流量が確保されているのか不安になっちゃうので。
LOVCA(15W-55)だと温間アイドル時(90℃前後 / 700~800rpm)の油圧が300kPa前後で良い感じ。
阿讃やタカタ、中山を走った後にも油圧面でのタレは全く確認されていません。
以前からミッション・フロントデフのオイルを化学合成油にてしてみたい… と思っていました。
デフのことだけを考えればCUSCOの鉱物油も良い感じなんですけど。
とまれ、エンジンオイルで好感触だったLOVCA、ミッション・フロントデフのオイルについてもLOCAを使ってみることにしました。
CUSCOがGL-6規格だったのでGL-5になって悪さをしないかなぁ… と少し心配だったりしますが…。
4月上旬現在、2回目のLOVCA 75W-90への交換をしてみたのですが、現状では特に問題はありません。
CUSCOのオイルだと、タカタを全開走行すると若干シフトフィールが落ちますが、LOVCAのこのオイルだと殆ど変化無し。
取り敢えずは暫く使い続けてみようと思います。
◆ 3月のタカタサーキット
手を入れた前後アシの設定を試すべく、3月下旬の某休日にタカタサーキットへ。
これまでの走行(タカタ×2回、阿讃×2回、中山×1回)でクタビレ気味のA052。
それに、気温も10℃をきらなくなっていましたからベスト更新は難しい状況。
それでも56秒台中盤が出せるようなら、次シーズンに期待が持てるかな… といった感じでした。
朝一の9時枠。
気温 10℃、路温 20℃とボチボチのコンディション。
冷間空気圧 (3周を走行直後の温間空気圧)
FL 1.75(2.20) FR 1.75(2.10)
RL 1.75(2.05) RR 1.75(2.00)
1周目 57"009
2周目 57"071
3周目 57"209
横はそこそこネバってくれますが、縦の押し出しが年末年始に比べて明らかに落ちちゃっていました。
以前に比べてよく止まるし、(以前よりも)早めに舵を入れ、その分だけ舵残りを少なくはできている感じ。
概ね狙った通りの車の動き。
次の10時枠。
気温 14℃、路温 32℃となり特に路温が上がってきたので、少し空気圧を下げて設定。
冷間空気圧 (2周を走行直後の温間空気圧)
FL 1.70(2.00) FR 1.80(2.00)
RL 1.75(2.00) RR 1.80(2.00)
1周目 57"239
2周目 56"645
何とか56秒台の中盤は出せたかなと。
もう少しA052が元気な状態で気温も低ければ55秒台も狙えるかな… と。
アシの設定変更は良い感じで次につながる走行に出来たかなと。
当日ベストの動画を貼っておきます。
デジスパイスがUSB接続できないので、速度&Gメーターの合成はできず。
タイヤは(コース外に)落としていないんですけど、2度ほどパイロンタッチしています(反省)。
さてさて、気温もぐっと高くなっちゃってアタックシーズンも終了ですね。
次シーズンに向けて… あれやこれや、色々とやりたい事が沢山です(笑)。