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先日からお願いしていたミニのエンジン・ミッションマウント交換ができた、との連絡が昼に入った。



ついでに補機ベルトの交換もお願いしていてそれも終了。



２ｋｍ歩いて引き取りに行く。



エンジンを掛けた瞬間別物になっていることが分かった。



これまではブルブルガタガタ低質な振動とそれに伴う騒音が出ていたのがほぼなくなっている。



説明によると、マウントはどちらもヘタっていたが特にミッション側（左側）が酷く、それは最初からエンジンの揺れ具合からも見てとれていたが、完全に抜けていてエンジンの振動がフレームに直に伝わっていたようだ。



そのせいでボディがぶるぶる震え騒音となって室内に響き、さらに各所がビビる原因にもなっていた。



４速で６３ｋｍまで５速で７５ｋｍまで受け持つので一般道の場合４速が常用になる。



その時エンジンが２０００回転ぐらいになるのだがガーガーととても煩く走りが低質に感じる原因の一つだった。



それが、マウント交換後はガーガー音は聞こえず普通のエンジン音になったのでとても走りやすく質感が上がった。



２０世紀の古臭い走りが２０１５年の走りになり、BMWやマツダのディーゼルと遜色が無くなった。



パワーは大したことはないが低速からトルクが出ているので出足がスッとしていて軽くとても走りやすい。



これで一応のメンテは終わったが、まだクランクプーリーのゴムダンパーが古びてひびが入っているらしい。



今度はこれを交換してもらうのだが、ただのプーリー１個と言っても調べたらかなり高いものだった。



ディーゼル用が特に高い。



交換工賃も入れたら２桁に迫りそうなほどだがこれも振動や騒音の原因になったりすることが有るし、完全に壊れて（ゴムがちぎれて）しまえば必ず交換が必要になるので今のうちに交換をしておく。



大きさがちょうどよく、ハンドリングが良くて気に入っていたのがさらに騒音と振動が減って走りが上質になったのでこれから長く乗れそうだ。



試走中。

見た目は可愛く近代的に見えるが、走りは相当うるさくてブルブル振動が多い洗練とはかけ離れて古臭いやつ。



見た目とのギャップが激しい。



その一つの原因のうるさいエンジンと走行音を何とかしたいと遮音防音材を買っておいた。



少しやる気が出たので貼り付けてみる。




というか、やたらに貼り付けると万一はがす時に困るのではと思い、必要最小限のところだけ貼って後はそのまま粘着シートの裏紙をはがさず元の内張りの上に重ねて置いておくだけにした。



まずトランク内、そして後部座席の下から後部の足置きから運転席の下半分まで一枚で置く。



左右で二枚。



次に運転席の下からフロントのダッシュボードの下まで。



アクセルとブレーキペダルは適当に切って下に入り込ませるようにした。



助手席はペダルがないので簡単。



これだけやって幅５０ｃｍ長さが５６０ｃｍを丁度使い切った。



お見せ出来ない不細工なやり方だが自分一人しか乗らないので構わない。



その後試走。



狙った通り騒音は半分になっている。



半分になってようやく普通の車に近づいた。



騒音が頭に響いて気分が悪くなることがなく気持ち良く走れる。



不思議なことに音が小さくなると古臭く感じていた走りが上質になる。



更にエンジン音が小さくなったので、低いギヤでガーガー走る５０ｋｍ/h（３速）~６３km/h（４速）が気にならなくなった。



６３ｋｍ超えると５速に入り、７０ｋｍぐらいで６速に入る。



この３速から４速時がうるさかったので遮音の効果は大きい。



修理工場が９月半期末で忙しいのでエンジン・ミッションマウントの交換はまだだが、これも交換してぶるぶる振動が減れば結構走りやすい車になると思う。



室内各所からのビビり音はクリップを隙間に突っ込んだりゴムを挟んだりいろいろ工夫をしてかなり良くなったがまだまだビビる。



最後にはこれが一番の問題になるかも。

ミニのタイヤを入れ替えた。



標準は205/55R17だが少し硬いしグリップももう少し良くしたいというので、一回り太い225/50R17にした。



例によって新興国製のXL（エクストラロード）規格。



柔らかいので空気圧を高くして使うタイヤになる。



走り出したら乗り心地はよくなっていて道路のゴツゴツはほぼ感じない。



大き目の段差はゴンというのがトンに変わって優しくなっている。



しかし、柔らかくなったと同時に少しゴムボールのように弾む感じがする。



特に大き目の凸凹を通過するとトンと来た後少しポンと弾む感じがするのだ。



この辺りは良し悪しだが、乗り心地が良くなった利益の方が大きいと思う。



スプリングスひよし。









１６２号の深見峠トンネルから九鬼ヶ坂、それに堀越峠のトンネル手前まで行って引き返したが、グリップは普通の速度で走る限り全く問題がない。



深見峠の南側に北行き左直角コーナーがあって制限速度で走ると少し怖いのだが、このタイヤではどうということなくスイっと曲がってくれた。



深見トンネル北側出た所。







堀越トンネル南側入り口。







もともと脚は良い。



初日からミニの走りが古臭いと感じていたがその原因が分かった。



ディーゼルエンジンは以前は騒音と振動が酷くて我慢しながら乗るものだった。



私が乗った最初のディーゼルはニッサンラルゴだったし、その次はトヨタハイエースだった。



どちらもエンジンが運転席の下にあってゴロゴロガラガラととても煩く振動もあって、疲れる元だった。



しかし最近のディーゼルは、BMW２１８dにしてもマツダCX５にしても走っていて煩いとかブルブル震えるとかいうことはない。



ところがこのミニは盛大な騒音と振動で、まるっきり２０世紀のディーゼル車のようで洗練とか軽快感とかは全く感じない。



泥臭い昔ながらのディーゼル車なのだ。



振動は距離も走っているのでエンジン・ミッションマウントのヘタリと考えられるので、それは近々交換する。



騒音だが、防音シートを床下トランクドア内部などに貼り巡らすと多少でも良くなるのではないかと考えている。



頭の芯に響く低音の騒音がある程度軽減するだけで問題点の半分は解決する。



あと振動はアイドリング時だけなので問題点の２割ぐらいで、マウント交換で何とかなりそうだ。



あとの２割は前のｒ５６クーパーＳと同じく６速のギヤ比がうまく合わないという事。



一般道で５０㎞/ｈなら４速でエンジンが騒がしい。



５速にはいればいいのだがもう少しスピードを出さないと入らない。



６速には６３㎞/hで入る。



６０km/hで走ると５速キープでエンジンの回転が上がってがーがーと煩い。



そういうギア比の少しの合わなさが走りにくさとストレスになる。



これは私にはどうしようもない。



残り１割は車内各所から出るビビリ音。



ビビるところを突き止めては、クリップを隙間に差し込み対策をしてだいぶんよくなったがままだどこからか特定できないとこからビビるときがある。



この車、作りは安っぽい。



シフトの合わないのは我慢はできるし、ビビり音は対策出来るので、問題は騒音と振動だ。



マウント交換と防音シートがうまくいけば、そこそこ快適に乗ることができるようになるだろう。

先月初めに来たミニクーパーSは１６年落ちのためなのかエンジンの回り方に鋭さや軽さがなく、ハンドリングに軽快さがなく、変速が私の感覚に合わなくて乗るとストレスになっていた。



どこと言って特徴のないよく走るがごく普通の車だったので、わざわざ乗り続けることもないと早々に見限った。



それで今日８年落ちのミニクロスオーバークーパーD（ディーゼル）がやってきて、クーパーSはその店に引き取ってもらった。










わずかな期間だったが、R56ミニクーパーSというものがどんなものかよくわかった。



ところで今日来たほうのビッグなミニは、パワーはわずか１１２Psで前の１７５Psよりずいぶん低い。



トルクは２７０Nmで前の２４０Nmより少し大きい。



車重が１４８０ｋｇで前の１２１０ｋｇより２７０㎏も重い。



スペックだけ見ると今日来た方がパワーでは劣る上に車重が大幅に重いので走らなさそうに思えるが、実際に走ってみるとそんなことはない。



ディーゼルでガソリンよりは回転数は伸びないが、トルクが低回転から出るので意外にストレスなく走れる。



エンジンの回転は詰まった感じがなくそれなりに気持ちよく吹けあがるので、５０００回転までも上がらなくてもストレスにならない。



クロスオーバーで車高があるのでカーブは曲がりにくいと思えるが、予想外にキビキビ曲がる。



一つ欠点としてはアイドリング時にハンドルと車体がぶるぶる震えること。



エンジン・ミッションマウントが劣化しているのではないかと思う。



交換も考えているが、結構高価なのでしばらく様子見。



BMW２１８dの様な洗練された感じはないが、走って楽しい。



これも意外なことだが、AT6速なら普通マ二ュアルモードが付いているのだがこれには付いていなくて変速は１００%機械任せだ。



それにアイドルストップ（これは一番不要な装置で、ない方がうれしい）は無いし、走行モード切替もない。



最近の電子装置の衝突軽減とか車線逸脱防止とかオートクルーズもない。



シートは手動で、革ではなくファブリック。



ドイツ車の革シートは大概硬くてお尻が痛い。



布は柔らかいので歓迎。



余計な装置は無くても全く気にならないので良いし、走りがどうやら楽しそうなのでそれが一番うれしい。



車検残が４か月で販売店は掃除をしただけでメンテは全く無しの現状販売なのでいろいろ交換しないといけないが、自分で交換した方がはっきりわかって気持ちが良い。



オイル交換してと頼んでお金も支払っていても実際は交換されていないよりはよほど良い。