岩手・秋田周遊ツーリング Part2

Part1の続きです。

二日目も雲一つない五月晴れ。バイクを停めた場所が東に面していたため、朝にもかかわらず発進準備で汗かきました。




二日目は特にあてもなくどうしようか考えた結果、博物館系を巡ることにしました。

まず最初は、道の駅かづのの敷地内にある祭り展示館へ。鹿角には日本三大ばやしの一つである花輪ばやしと言う祭りがあるそうで、その屋台（山車みたいなの）が見られます。




まさに絢爛豪華。田舎の祭りの割に・・・と言っては失礼ですが、意外にも立派な物でした。
祭りの時はこれに人を乗せ、街を夜通し（夜中では終わらず朝方まで）練り歩くらしいです。気合いが違いますね。観てみたいけど夜寝られなくなりそう。






ちなみにこの展示館、言ってみれば山車小屋で、保管庫と見学スペースを兼ねている建物でした。祭りの時はこのゲートから出すようです。入館は200円でした。




次は鹿角市歴史民俗資料館へ。




ここは鹿角市の歴史と文化に関する展示がありました。
それほど手をかけているでもなく、広く浅くと言った感じでしたが見応えはありました。
鹿角って南部藩領だったんですね。秋田だから秋田藩だと思ってました。






ちなみに、建物自体が市の文化財らしく立派な物でした。建物自体も見所です。入館は無料です。




次は小坂町に移動し、小坂町総合博物館「郷土館」へ。




鉱山の街「小坂」の歴史に関する展示が主でした。
かつては秋田市に次いで二番目の規模の街だったと言うから驚きです。展示は少々古さを感じつつも結構気合いが入っており、館内のほか屋外展示もありました。ここも入館無料でした。






民間信仰に関するこんなわら人形が！　モザイク要りますかねぇ(笑)




次は大館市に向かいます。樹海ラインをGo！




途中の温度は23℃。暑いわけだ。




道路と併走して、”元”小坂鉄道の線路が残っています。
今でも列車が走れそう・・・と思いながら移動していたら、もっと先に進んだ辺りで線路の上をトロッコが走ってました。どうやらこれみたいです。気持ち良さそうでした。




そして大館郷土博物館へ到着。




元高校の校舎だそうで、主な展示は元体育館。広さ・高さを生かした展示でした。
ここも鉱山関係の展示がありましたが、それ以外にも歴史や文化の展示が多くありました。






ほかにも絵画も飾ってましたし、ニホンザリガニも居ました。個人的には曲げわっぱの展示が気に入りました。
入館は300円でしたが、何でもありでお得です。




一通り見終わったところで13時近くになったので、帰路につくことにしました。まずは樹海ラインを引き返し、小坂を通過して十和田湖方面に向かいます。

途中、道の駅こさか七滝に立ち寄ってソフト成分を補充しようとするも、結構並んでたので見送り。先に進みます。




標高が高いので、まだ桜がきれいでした。




寄るつもりはありませんでしたが、せっかくここまで来たし・・・ってことで発荷峠の展望台に立ち寄り、十和田湖の写真いただきました。
天気が良いので眺めも最高でした。




その後は最短距離での移動。通りたくはなかったけどR102（奥入瀬渓流）を通り、




その後はR103経由でいつものR394を通って帰りました。




ただ、この辺りでタイヤに異変が。曲がるときやたらとリアが滑るような・・・。溝がないだけでドライグリップには問題ないと思ってたのに。
こんなことなら国道を通るルートにするんだった、と後悔しても後の祭り。ひたすら安全運転で走り、何とか無事に自宅に着きました。
二日間の走行距離は約400kmでした。




タイヤは前後ともアウトです。スリップサインどころか、真ん中の溝が消えかけてます。もうタイヤ交換するまでバイクには乗りません。






あとはタイヤ交換するショップに無事たどり着けるか、それが一番の難関です。