≪予定≫
パリ市内観光。エッフェル塔、コンコルド広場、シャンゼリゼ、凱旋門を見学。
午後はベルサイユ宮殿を観光。夜はセーヌ川ナイトクルーズ。
バスでシャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションを観光し、深夜ホテル着。
朝、ホテルのロビーに降りたら、ツアー客のおばさんが着物でおでましになったので
あれこれ話しかけて、一緒に写真を撮ってもらいました。
着物を持っていこうなんて、tmkはこれっぽっちも思いつかなかったのだけど
このおばさんはよく持っていくのだそう。
tmkはうきょうきょして「帯がステキ」とか「着物の柄がいいですね!」とかって
言っていたのだけど、おばさんの旦那さんは見慣れてしまっているふうだったし
他の人もあんまり興味がなかったみたい。
おばさんはせっかく和服を着てきているのに、あまりコメントされていないようなので
見ていたtmkはちょっと寂しくなりました。
「パリは男と女の別れと出会いの街。昨日も明日もなく、あるのは今日だけ。」
「パリの季節の移り変わりを誰よりも早く教えてくれるのは、このマロニエの木なの!」
こんなことを言っている、詩人チックでダンディーなおじさまによるガイドで
今日いちにちパリを巡ることに。
このおじさまはずっと喋っていて(知識の深さは素晴らしい)、右を、左をと
絶え間なくガイドしてくれるので、向いた頃にはもう通り過ぎてたりします。
「カルチェ・ラタン」(=「ラテン語が聞こえる街」ソルボンヌ大学周辺の学生街。
800年の歴史がある)や「ル・フーケッツ」(=「風月」らしい。)の由来を
教えてくれたりして、なんだか得した気分になりました。
まず行ったのはコンコルド広場。ルイ16世やマリー・アントワネットが処刑された場所。
現在はギロチン台があるわけではなく、エジプトから贈られたというルクソール神殿の
オベリスク建っていて、その左右には噴水があります。
天気がよくなかったのですが、はるか遠くに凱旋門がうっすら見えました。
それからまたバスに乗って凱旋門のまわりをぐるぐる。凱旋門があるのは
シャルル・ド・ゴール広場なのですが、周りは左回りの一方通行になってます。
今度はエッフェル塔を見るために、ジャック・リュエフ広場へ。
上のほうはガスで見えなかったのだけど、ここで撮るしかないだろうと
tmkはダーリンにある写真を撮ってもらいました。
人がいっぱいいて恥ずかしいので、カウントダウンをしてもらいながらササっと
撮ってもらいましたが、とりあえず撮れたので満足♪
とりあえずやらないとね!「おフランスでシェー!!ザンス!」って言ってるし。
おまけが見られる方のみへの公開になりますが、
tmkもバカなことをしたもんだと思いながらでも見てやってくださいませ。
その後、オペラ・ガルニエを横に見ながら三越へ。
ダーリンが半額になっていたジバンシィのタートルのセーターを買って
あとはフォアグラの缶詰とゲランド産のハーブ入りのお塩を購入。
tmkは欲しい物がなかったので買わず。
っていうか、昨日の救急車ミニカーでかなり満足気味。
バスに戻ったら、ちょうど公衆トイレが手前にあったのでパチリ。
有料なのだけど、トイレから出たあとにトイレごと自動洗浄されるらしいです。
忘れ物をしたら跡形もなくなるから注意するようにとガイドブックに書いてありました。
ランチは、日本街にある「口悦」という日本食屋さん。
焼きシャケ定食といった感じで、酢の物、お刺身、ひじき、漬物、オレンジが出ました。
そして飲み物はお茶。
ダーリンもtmkも「フランスに来てるのに何で日本食?」派なのですが
周りでは喜んでいる人がけっこう多かったです。
レストランに来る途中に車窓からラーメン屋を見ていたら、フランス人が箸を使って
普通にラーメンを食べているのがなんだかおかしい感じがしました。
食事の時間が長く取られていたので、15分ほど近くを散歩してくることに。
実は、来る途中にはしご車とポンプ車(ただの路駐?)の横を通ったので
まだあったらいいなぁと思って、確認しに行くことにしたのです。
そしたらそこは消防署でした。消防署の前に路駐。
フランスは駐車場が少ないので、道路に駐車枠がある(月極で有料のところもある)
のだけど、まさか消防署も路駐とはね!
他の車が駐車できないように、オレンジ色で枠が書いてありましたけど。
そして、BMWのC1も見つけたので、オーナーに見つからないように盗撮。
今までは、ニースではZ3やZ4、カブリオレが多く、途中の小さな街ではだいぶ前のモデル
のセダンが多かったのだけど、パリに来たらX5や1シリーズ、C1などが目立ちます。
1シリーズやC1はセカンドカーとして使われているようです。
C1にオプションのハンドルカバーやひざ掛けをつけて颯爽と走っている若い女の子とか
ちょとカッコいいなぁと思いながら眺めていました。
午後からは、オプショナルツアーのヴェルサイユ宮殿観光。
ヴェルサイユに向かう途中でダイアナさんの事故現場を通ったので、写真を撮ったものの
真っ暗な上にブレたので、説明されないとわからない写真ができあがりました。
そしてヴェルサイユに到着。
入場時間が決まっているので、それまでお庭を散策。
冬なので無料だったみたいです。どうやら夏はお庭は別料金だそう。
あまりにも広いので、ミニ電車やゴルフカートのような乗り物がありました。
寒いので早々に引き揚げて、宮殿の影で風をしのいでいたり。
どのくらい寒いのかというと「水の前庭」の池の水が凍っていたくらい寒いです。
宮殿内は混んでいたものの、ちゃんとガイドを聞いていられるくらいでした。
ただ、「ルイ○世」についての知識がまったくないので、微妙によくわからず。
でも、当時から使われていたというシャンデリアが、革命の時にも壊されずに
今も飾られていたりしていたのには、すごいなぁ…と思ったり。
残念だったのは、「鏡の間」が改修工事中で、ベニヤで内張りされてしまっていたこと。
なぜか、このガイドのおじさまは、写真撮っちゃいけないところでも「大丈夫!」って
言うし、立入禁止柵を乗り越えて説明してるし、しかも触ってるし、ホントにいいの?
と思うようなガイドさんでしたが、美術品や絵画については裏事情まで説明してくれたし
推測で寸劇してくれたりもしました。
ツアー代7000円って高いよなぁ…。と思っていたのですが
1万円でも安いくらいの充実度でした。
ホテルでバスから降りたあと、ホテルから5分くらいのところで発見した救急車を
撮影しに行ってきました。
今日のホテルは昨日と同じなのだけど、いつ通っても救急車がここにいるので
これも路駐だと思われます。
その後、またバスに乗って夕食へ。
レストランはとてもかわいらしくて、デザートは窓際にディスプレーされていました。
今日のメニューはエスカルゴ、パン、鴨のロースト フライドポテト添え。
デザートは窓際にあったものではなく、シトロンのシャーベットでした。
今日はまだまだイベント続き。
シャンゼリゼ通りのクリスマスイルミネーションを見学です。
ギャラリー・ラファイエットやプランタンなどのデパートだけでなく
一流ブランド店のイルミネーションも趣向を凝らしてあってとてもステキ。
エッフェル塔も特別なイルミネーションが仕掛けてあって、毎時間キラキラしてます。
その後、バトー・ムーシュから船に乗って、セーヌ川ナイトクルーズ。
昼間でさえ池に氷が張るほど寒かったので、夜のセーヌ川は死ぬほど寒いです。
1階はガラス張りの客室になっているので多分暖かいのだけど、ダーリン&tmkは
せっかくだから写真を撮ろうと、2階のイスへ。
写真に人が入らないように、誰かの視界を遮ることのないようにと
うしろのほうの隅っこに陣取っていたのですが、周りには誰も来ませんでした。
これはバカップルオーラの成せる業?
そして、震えながらも撮ったせっかくの写真は、微妙にピンボケが多かったです。
いい思い出ですけど。
ホテルに帰ってからは、体を温めたら即就寝。
明日は5:30起床なのです。
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今日のPHOTO★