イーグルが好きのブログ一覧

またまた誰も知らない演出家も20年前のお笑いコンビの人を解任したそうだ。
その人の主義主張で反ユダヤ主義を言ってきたというのならそれはそれで仕方のないことだが。
お笑いのネタとして若かりし頃に何度かやったことを取り上げたそうだ。
この人がユダヤ人を虐殺したわけではない、そうだ。
それでも許してもらえないのだそうだ。言語道断なのだそうだ。
これからは、若い頃に原付きでスピード違反で8000円取られたことも問題視されるに違いない。
若い頃、飲み会でマドンナのMさんをしつこく口説いたことも20年たって「あの時不快だった」と言われて解任されるかもしれない。
すでに能力や才能はどうでもいいのである。
そういう社会で本当にいいのか。
ミスも失敗もない人生を歩んできた人に音楽を作ったり開会式を演出することができるのか。
公務員や政治家に向いている真面目な人たちだけで素晴らしい芸術は作れるのか。

今回の五輪はいかに誰かを引きずり下ろすかの繰り返しである。
実は森や太ったタレントの演出以外に不祥事はないのである。
それなのに昔のことをほじくり返して寄ってたかってけしからんの嵐でやめさせることを繰り返す。
知らない人を引きずり下ろすのがそんなに楽しいのか。
自分に関係のない人の失敗をそんなに許せない人生なのか。

もう一つ
今日の昼間、ソフトボール日本戦を見ていた。
最終回表に上野が打たれて同点に。私は「おおっー」と喜ぶ。
嫁さんは「どっちを応援しているの」と私に言う。
私はメキシコを応援していた。
「日本が負ければ、放送もなくなって余計な心配もしなくて済むだろう」
日本はリリーフが後続を断ち、最終回にサヨナラ勝利になった。

久々の平日の休み。
前日の昨夜、夜ふかししてしまった。午前2時過ぎまで録画したビデオを見ていた。
ワイドナショーを3週分見ていた。
毎週、五輪問題をやるのだけど良いコメントが多い。私もおおいに参考になる。

その1　立場が違う
国民がやりたいやりたい、政府が感染が増えているので抑えて、国民はやりたいやりたい、政府はまあまあ、というのが本来のやり取り。ところが今は、国民はやって大丈夫なのか、政府はやろうやろう、国民は危ないんじゃないか、政府は無観客でもいいからやろうやろう。

その2　安心安全
コロナ禍で安全に五輪ができるのは日本だけだそうだ。感染が止まらず国民の理解も得られていないのに強行である。普通の国なら暴動や反政府運動が起きて大混乱になる。日本はなぜかテレビの中だけで議論されているだけで国民は「嫌だなあ」と冷めた感じ。ある意味安心安全なのである。

その3　菅総理の真意が伝わらない
菅総理は官房の頃から何を言っているのかよくわからない。評判は良くはならないが一定以下にもならない。もし、五輪開催の真意が国民に伝わったものなら内閣は潰れる。あのくらいが丁度いいのだそうだ。